暮らし

10万円特別定額給付金、気になる申請方法とは？

2020.05.11 / 最終更新日：2021.05.27

子育て

緊急事態宣言が延長となり、お子さまやご家族と共に益々大変な日々をお過ごしかと思います。そんな中、新型コロナウイルスによって影響を受けた家計への支援策である、特別定額給付金が実施されることになりました。
小さなお子さまも含め、一人につき10万円が支給される「特別定額給付金」。申請が始まったとのことですが、気になるのがその申請方法。いつ、どのように申請するのでしょう？

※こちらの記事は2020/05/11現在における内容でまとめたものです。

給付の対象者は？

特に赤ちゃんがいる世帯は、自分の子どもが給付対象者になるのか気になるところ。2020年4月27日に住民基本台帳に記録されているかどうかご確認ください。

お一人当たり10万円が給付されます。受給権者すなわち申請者は世帯主となります。受給権者が代表して家族全員の申請を行うとのことです。

申請方法は2種類

申請方法はシンプルに2種類です。

市区町村から受給権者あてに郵送された申請書に記入し、振込先口座の確認書類・本人確認書類の写しを郵送する。

「マイナポータル」にアクセス、申請内容を入力し、振込先口座の確認書類をアップロードして、マイナンバーカードによる電子署名で本人確認する。

5/11現在、マイナンバーカード関連の手続きが急増しており、市区町村の窓口が大変混雑している状況だそうです。こんな時だからこそ、自分や家族にとってどの申請が一番適切か、冷静になって判断しましょう。

１. 郵送での申請

申請をするにあたり、簡単でかつ確実に申請するなら、郵送がオススメ。

郵送された申請書に記入して、本人確認書類のコピーと振込口座の確認書類のコピーを同封して郵送するだけです。

＜鎌倉市ホームページより抜粋（5/11時点での情報）＞
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/corona/kyufu/kyufukin.html

【受付と振込の予定】
5月末に、市から各世帯へ郵送します。6月中旬から、口座振り込みを開始します。

【申請に必要なもの】
世帯主が振込先として指定する、通帳かキャッシュカードのコピー（口座番号と名義人がわかるもの）、世帯主の本人確認書類のコピー。

【申請期限】
市が5月末頃に発送する申請書の受付を開始してから3か月以内。（郵送時に改めてご案内いたします）

ここでいう本人確認書類のコピーとは、申請者本人のみの確認書類でOK、いずれか1つを用意します。運転免許証や健康保険証のコピーでも大丈夫です。

＜本人確認書類＞
・運転免許証のコピー
・健康保険証のコピー
・年金手帳のコピー
・マイナンバーカードのコピー

＜振込先口座の確認書類＞
金融機関名、口座番号、口座名義人が分かる通帳やキャッシュカードのコピー。インターネットバンキングの場合、スクリーンショットを印刷でOK。

＜申請書見本＞
『総務省特別給付金専用サイト』からもダウンロードが可能です。（あくまでも見本です）

出典：総務省特別定額給付金（申請書の詳しい記入方法）
https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/apply/post.html

出典：総務省特別定額給付金（申請書の詳しい記入方法）
ttps://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/apply/post.html

郵送と振込の予定は、藤沢市・茅ヶ崎市・平塚市を見ましたが、鎌倉市と同様の予定で掲載されていました。市区町村に分かれてHP掲載しているところを見ると、市区町村ごとに実施していると思われます。

２. オンラインでの申請

郵送を待たずに申請できるのがオンラインですが、オンライン申請にはマイナンバーカードが必須であり、マイナンバー通知カードでは代用できません。マイナンバーカードの普及率は2020年1月末時点で15％弱であり、オンライン申請を利用できる人は限定的です。

さらにマイナンバーカードを作る際、“交付申請から市区町村にマイナンバーカードをお届けするまで、概ね3～4週間（※『マイナンバーカード総合サイト』記載）”ということで、マイナンバーカードを取得していない人はかなり時間がかかりそうです。マイナンバーカードを申請するために市役所が混雑しているとのニュースも目にしますし、人の密が気になるところです。