
「子どもが幼稚園に入ったら働きたい」そう考えるママも多いのでは?
とはいえ、幼稚園の保育時間は通常14時頃までと短いのが難点ですよね。
しかし、もしお子さんが通っている幼稚園や認定こども園に預かり保育があるなら、働くママの大きな味方に!
追加料金がかかることが多い預かり保育ですが、2019年の幼児教育・保育の無償化に伴い預かり保育も無償化の対象になりました。
そのためには『新2号認定』の申請が必要に。
今回ママモアナでは、どうしたら『新2号認定』が受けられるのか、わかりやすく説明していきます。
Q 『新2号認定』とはいったいなに?
A 預かり保育料を無償化の対象にするには、お住まいの市町村で保育の必要性の認定を受けることが必要です。この認定は『新2号認定』と呼ばれます。
『新2号認定』を受けることで、幼稚園の利用に加え利用日数に応じて日額450円(最大月額11,300円まで)の範囲で預かり保育の利用料が補助されます。
また、認可外保育施設、ファミリーサポートセンター事業(ファミサポ)の利用料も無償化の対象になります。

ちなみに預かり保育料は園によって異なります。
例えば著者の子どもが通う幼稚園の預かり保育料は、降園後の14時から17時までの3時間で600円です。
しかし、『新二号認定』のおかげで1日の自己負担額は150円に。完全に無償化というわけにはいきませんが、3/4の補助が受けられているのでとても助かっています。
Q 働くために『新2号認定』を受けるには?
A 月に64時間以上の就労※が証明できれば『新2号認定』を受けることができます。
※藤沢市・茅ヶ崎市・鎌倉市の場合。規定の就労時間は市町村によって異なります
藤沢市の場合、利用している幼稚園などを通じて書類の配布・提出を行います。さかのぼっての申請はできないので、ご注意を。原則として申請日(申請を受け付けた日)以降の認定となります。
会社などに雇用されている場合
藤沢市では、市の『就労証明書[B]』に勤務先で証明を受ける必要があります。
就労証明書[B]
夫婦それぞれの就労証明書が必要です。

出典:就労証明書(藤沢市ホームページ)からダウンロードできます
藤沢市 申込書類等のダウンロード
フリーランスの場合
フリーランスの場合は、「確定申告書」「個人事業の開業届出書」「営業許可証」など自書類を添付すれば申請が可能。また、内職の場合は、「納品書」などの実績がわかる書類を添付してください。
各市町村で申請方法や給付方法は異なります。必ずお住まいの自治体でご確認ください。
Q ほかの理由でも『新2号認定』の申請はできる?
A 下記の条件に当てはまる場合、保育の必要性が認められ、『新2号認定』を受けることができます。
必要性 | 保護者の状況 |
---|---|
求職活動 | 求職活動(起業の準備を含む。)を継続的に行っている場合 ※認定してから2ヵ月目までの期間 |
妊娠・出産 | 母親の出産準備や出産後の休養が必要な場合 ※出産予定日の前6週目が属する月の初日から、出産日の後8週目が属する月の末日までの期間 |
保護者の疾病・障害 | 保護者が疾病や怪我、障がいがあるとき |
親族などの介護・看護 | 親族を介護又は看護していて、月に64時間以上拘束されることが常態となっている場合 |
災害復旧 | 震災、風水害、火災その他の災害復旧に当たっている場合 |
就学 | 大学・専門学校・職業訓練校等(通信制・定時制は含まない)に就学していて、月64時間以上拘束されることが常態となっている場合 |
対象園児のきょうだいの育児休業中 | 対象施設を利用している児童の弟妹が生まれ、育児休業を取得する場合 |
その他 | その他市長が必要と認める場合 |

上記は藤沢市の基準で、各自治体で内容が異なる場合があります。『新2号認定』を受けたい場合は、お住まいの自治体のホームページか通っている幼稚園や認定こども園でご確認ください。
新2号認定の認定申請について
- 神奈川県
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sy8/musyouka/2019musyouka.html - 藤沢市
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/hoiku/kenko/kosodate/mushoka_riyousha_nintei.html - 鎌倉市
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kodomokyoku/musho/musyouka.html - 茅ヶ崎市
https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kosodate/1035436.html - 平塚市
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kodomo/page82_00118.html

夫の転勤であこがれの地、湘南へ。茅ヶ崎在住。湘南の太陽をいっぱい浴びて、美白とは縁遠い生活を満喫中。湘南で子育てを楽しむヒントを、お母さん目線で提案していきます。