赤ちゃんと一緒にお出かけがしたい!
育児の悩みや疑問を、誰かにお話ししたい!
出産を控え、育児に関して学んでおきたい!
そんなママさん、プレママさんたちにおすすめのイベントが、毎月湘南・辻堂で開催されています。
『ohana (オハナ)』はJR辻堂駅西口(北側)近くの「辻堂西口YU-ZUルーム」で、主にママや子どもの居場所作りをしている子育て支援団体。地域の方の交流も大切しながら、元気に活動しています。
運営するのは、町田麻里子さん、須本清美さん、川崎しおりさん。3人とも現役のママさんたちです。
今回は『ohana』のイベント情報や、活動における皆さんの想いなどをお聞きしてきました。
世代を超えて、“ohana”になれる場をつくりたい
『ohana』代表の町田麻里子さんは、2児の母。最初のお子さんが生後3カ月の時、ご主人の仕事の都合で鎌倉へ。そしてお子さんが1歳の頃、茅ヶ崎市に移住しました。当時、茅ヶ崎市内に知り合いがおらず、子育てに不安を感じていたという町田さん。そんな折、ママが集まるイベントで、須本さんや川崎さんと出会います。
「自分の家の近くにもママにとって居心地のよい場所が欲しかった」という町田さん。ママやお子さんはもちろんの事、パパや地域の方もみんなで ohana(ハワイ語:家族・仲間)となり、リラクゼーションやモノづくりで、多世代でほっこりできる居場所をつくりたい。町田さんは須本さんと川崎さんと共に『ohana』を立ち上げました。
「ohana」では、リラクゼーションやモノづくりが楽しめる!
『ohana』が主催するイベントは、リラクゼーションやモノづくりのブースが集う「ohana」と、妊婦さんと産後ママを対象とした「わくわくohana」の2種類。各イベント共に、月に1度開催されています。
「ohana」には、通常5つのブースが出店。春休み(3月)、夏休み(8月)、冬休み(12月)はさらに出店数が拡大するそうです。もちろん全てのブースは、お子さんと一緒に参加OK!ママたちが安心して過ごせるよう、ボランティアで見守り保育の方※が来てくれることもあります。
※現在、見守り保育のボランティアを募集中。興味がある方は『ohana』の公式InstagramのDMよりご連絡ください
今回『ohana』スタッフ3名のブースをご紹介!町田さん、川崎さん、須本さんはそれぞれの得意を活かして、毎月出店されています。
産前産後リラクゼーションセラピストでもある町田さんは、タイ古式リラクゼーション「sunhulamary(サンフラマリー)」を出店。「子どもを一番に考えなければいけないと思うからこそ、ママのことを後回しにしてしまいがち。でも、ママの心と体が元気じゃないと、結局無理をして子どもにあたってしまうことも…」町田さんは、ママが安心して心と身体がリラックスできる場を作っていきたいと言います。
《メニュー》
1500円 / 20分
最初の10分のみ 500円
以降 +10分 1,000円
公式Instagram @sunhulamary
保育士資格を持つ川崎さんは、フォトグラファー。「Licolea(リコレア)」の屋号で、日常写真、お祝い事、授乳フォトなどの撮影をされています。「ohana」では、毎月季節に合わせた手作りのフォトブースでお子さんを撮影。毎月の成長の証を、季節感がある写真で残すことができると、リピーターさんも多いそうです。
「私が楽しんでいます」と語る川崎さん。その言葉のとおり、フォトブースはとても楽しそう!会場からも『可愛い!』という声がもれ、子どもたちの成長をみんなで喜び合う光景が。遊びながら撮影することで「そういえば、これできる様になってる!」と、忙しい日常で、つい見逃しがちな子どもの成長が発見できるママも多いそうです。
《メニュー》
3枚 1,500円
1カット +500円で追加購入可能
公式Instagram @lico_lea
海遊びが大好きな須本さんは、モノづくりのワークショップを担当。海洋プラスティックを使用したキーホルダー作りなどをレクチャーしてくれます。
「小さな子どもと一緒だと、なかなか細かい作業ってできないですよね。ここではモノづくりに集中して、今日は気持ちよかった!と思って帰ってもらえたら」と須本さん。自分の時間になかなか没頭できない子育て中のママにとって、別の脳を使うことができる貴重な時間です。
もちろんお子さんと一緒に作ることも可能。「親子の楽しい時間から、環境への取り組みへと自然につながるといいな」と須本さんは願います。
《メニュー》
作品ひとつ 700円(制作時間約30分)
スモトキヨミさん公式Instagram @kiyomi_sumoto
他にも楽しいイベントがいっぱい!「ohana」の詳細や、各ブースの予約方法などは『ohana』公式Instagramをチェックしてくださいね。
「自分が働く姿を、子どもに見せたい」。出店される方はお子さんを連れてくることも。子どもを産んだから諦めなきゃではなく、子どもが一緒でも働く方法や、やりたいことができる場がある、そしてママだからこその強みもいっぱいある。『ohana』では起業したいというママさんを応援しています。
「方法は変わっても、夢を叶えることはできる」町田さん、川崎さん、須本さんから、勇気をもらった筆者でした。
「わくわくohana」では、毎月専門家に相談ができる
「わくわくohana」は、妊婦さんと産後ママを対象としたイベント。町田さんによるリラクゼーションと、専門講師による講座、川崎さんによる手形・足形アートがセットで2,000円です。
「ネット上に様々な情報がありふれる中、どの情報が正しいのかわからないというママさんが多いと思います」と町田さん。「わくわくohana」は信頼できる専門家を、最短距離でママさんの悩みにつなげてあげたい」という想いで始まりました。
「抱っこ紐の講座とか、我が子の月齢が低いうちにしておけばよかった!」そんなご自身の経験から、赤ちゃんがいるママ、その時に関わってほしい専門家を講師として招いています。
講座の内容は月替わり。この月は管理栄養士の村上美砂子さんによる幼児食の講座でした。離乳食から乳児食・幼児食へステップアップする時に知っておきたい栄養素についてなどをレクチャー。筆者も、分かりやすい資料と共に楽しく学ぶことができました。お子さんが低月齢のうちから少し先の知識を得られることは、初めての育児をするママさんにとってとても貴重ですよね。
「むしろ妊婦の時期からいろんな専門家と繋がっておくことで、産後の心構えができると思います。実際に何か悩んだ時に『ここに相談すればいいんだ!』と思える場所や人がいるだけで安心感があるのでは」と川崎さん。可能であれば妊娠中からの参加が、おすすめです。
「わくわくohana」は、リピーターさんが多いのが特長。「『わくわくohana』は子どもと一緒に出掛けやすく、とっても楽しい!」と語る笑顔が素敵な男の子のママは、なんと11回目の参加なのだとか!
抱っこの仕方や離乳食の方法、子どもとのふれあい方など、いろいろな専門家に直接相談できるのは「わくわくohana」の大きな魅力。そして、我が子と同じ月齢の子どもと触れあいママ同士で共感したり、子どもの成長を想像したり…。子どもの成長を皆で喜び合える、温かい雰囲気が印象的でした。
「わくわくohana」のリラクゼーション付き通常枠(2,000円)は、5名限定となるので事前にご予約を。講座と手形・足型ワークショップへの参加であれば、追加枠として3名まで参加ができます(追加枠:1,500円)。当日のキャンセルは無料なので、赤ちゃんがいるママにとっても安心。追加枠での予約でも、キャンセルが出ればリラクセーション付き通常枠に繰り上がることもあるそうです。
各月「わくわくohana」の詳細や予約方法は、『ohana』公式Instagramをチェック!
一人じゃない。誰かに頼る力を持ってほしい
「助けてください!と言いにくい世の中だと思いますが、誰かに甘えることもしてほしい」と町田さん。「頼られることで嬉しい人もいる、そして頼られると自分も頼りやすい」そういう輪を広げていきたいと言います。そして、「『ohana』があってよかったなと思ったママさん方が、違う場でそういう時間を作って、循環してくれたら」と願います。
孤独を感じる、子どもとの時間に煮詰まってしまっている…。そんな時は「ohana」や「わくわくohana」で、誰かに頼ってみてはいかがでしょうか?モノづくりに没頭したり、リラクゼーションで癒されたり、子どもの成長の喜びを誰かと分かち合ったり…。
『ohana』なら、子育てが楽しくなるヒントが、きっと見つかります。
ohana・わくわくohana
開催日 |
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「ohana」、 「わくわくohana」共に、月に一度開催。開催日は『ohana』公式Instagramをご覧ください。 |
開催場所 |
辻堂西口YU-ZU ROOM 〒253-0013 神奈川県茅ヶ崎市赤松町13-68 [Googleマップ] |
アクセス |
【電車】JR辻堂駅西口(北側)から徒歩6分 【バス】神奈川中央交通 辻堂駅西口バス停から徒歩4分 |
SNS |
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夫の転勤であこがれの地、湘南へ。茅ヶ崎在住。湘南の太陽をいっぱい浴びて、美白とは縁遠い生活を満喫中。2023年に保育士資格を取得。湘南で子育てを楽しむヒントを、お母さん目線で提案していきます。