〈2023.12.21更新〉『ワクフル』は2023年12月13日(水)をもって休業しました。リニューアルオープン等の最新情報はワクフル公式Instagramをチェックしてください。
JR辻堂駅北口から徒歩で14分、藤沢市羽鳥にある『ワクフル』は子育てに特化した予約制のイベントスペース。2023年4月オープン以来、子育て中のママたちに話題になっています。
『ワクフル』は「子育てのわくわくをたくさん!」をスローガンに、ママ・パパ・キッズ・ベビーが集まれる場。ママが楽しめるワークショップやお茶会、親子で参加できるイベントを、週に数回開催しています。スタッフの皆さんも小さな子どもを持つ現役のママさんたちばかりなので、おしゃべりはもちろん育児の情報交換もできそう!
今回は「ママカフェ」の様子をレポート。赤ちゃんを持つママさんパパさん、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
自身の経験をきっかけに、ママが楽しむ場を企画
『ワクフル』を運営するのは、永田優樹さん璃沙(りさ)さんご夫妻と、兵藤 唯さん。璃沙さんは3人のお子さんのママで、ボランティアとして参加されています。
璃沙さんと唯さんとの出会いは、第一子を出産した8年前。もともと藤沢市で行われていたBPプログラム(BP)と呼ばれる「親子の絆づくりプログラム」がきっかけだったそうです。それ以来、家族ぐるみで仲良くされているのだとか。パパ同士もとても仲がいいそうです。
横浜ご出身の璃沙さんは、優樹さんとの結婚を機に藤沢市に移住。「妊娠中は産後はパラダイスだと思っていたんですが、実際にはホルモンの影響で心身ともにボロボロに。移住してきたこともありママ友もいなく、パパ以外の大人と話す機会がなかったですね」と璃沙さん。しかしBPプログラムに参加し、同じ月齢の赤ちゃんを育てるママたちと出会えたことで、とても救われたと言います。
「子育てにもいいしママの精神面にもいいし。パパにとってもこの歳になって友達ができるということが滅多になかったので、BPプログラムはいいことづくめでした」と優樹さん。しかし同時に、「移住者が増え、僕たちと同じような問題と抱えているママもいるのではないか」と思うようになったそうです。
「だったら。私たちができる範囲でやってみよう!」と、永田さんご夫妻はもともと優樹さんのオフィスがあった場で、『ワクフル』を始めることを決意。
「ママと赤ちゃんのお出かけを後押ししてあげたい」
「『ワクフル』をきっかけに『ワクフル』の外でも、ママ同士子ども同士がつながってほしい」
こうして、璃沙さんが抱いていた「あったらいいな」がカタチになりました。オープンからまだ数ヶ月ですが、毎回のイベントはすぐに予約が埋まってしまうほど!『ワクフル』は、近隣のママたちに支持される場となりつつあります。
3回コースのママカフェなら人見知りでも大丈夫
すでに輪が出来上がってしまっていることが多い子育て支援センター。他のママになかなか声がかけられない、入り込む勇気がない…。
そんな経験を持つママさんもいるのではないでしょうか。実際に璃沙さんもそうだったのだとか。
そこで継続して同じママたちが集うBPプログラムのような、3回コースの「ママカフェ」を企画。「1回限りではなく、3回にわたり同じママたちが会えるのがメリット。ゆっくりとママ同士が仲良くなってくれたら」と璃沙さんは願います。
「ママカフェ」では1回目は育児専門家とお茶会、2回目はベビーマッサージ体験とランチ会、3回目は歯固めや手形グッズ作りなどのワークショップと、各回ごとに異なるテーマを設けて開催。来るたびに新しい楽しみがあるのも魅力ですね。
今回は6月8日(木)に開催された「ママカフェ」にお邪魔してきました。6月第1回目となるこの回は、ねんねとだっこの専門家の助産師まなみさんによる「心地よいだっことねんねの講座」※。
「夜寝てくれない…」「添い乳以外で寝かしつけができない…」それぞれの悩みについて、まなみさんが親身にアドバイス。初めてのお子さんで分からないことづくし…という新米ママにとって、専門家の話が聞ける貴重な機会です。
※講義の内容は毎月異なります
「ママ本人が、楽しんでほしい」と璃沙さん。「ちょっと子どもから離れて、ママが楽しめる時間になれば」と、『ワクフル』では託児サービスを無料で行っています。講義の間は璃沙さんと唯さんがお子さんを見守っていてくれるので、ママたちはお話にじっくり集中できますね。
講義の後は『ワクフル』の並びにある「オカシヤ」のケーキと一緒にフリートーク。この時間も璃沙さんたちがお子さんを見てくれているので、ゆっくりケーキとおしゃべりが楽しめます。赤ちゃんがいるママにとってこの時間は本当に貴重。リフレッシュができること間違いなしです。
『ワクフル』のイベント内容をチェック!
『ワクフル』では、「ママカフェ」以外でもママが楽しめるイベントを開催。すべて予約が必要ですが、『ワクフル』では当日キャンセルもOK。その代わり『ワクフル』もママとパパが運営しているので、急なキャンセルがあることを了承してもらっているのだそう。「自分たちも家族が最優先。お客さまにも家族を最優先にしてほしい」と優樹さんは言います。
ベビーアイテムワークショップ
歯固めやおもちゃホルダー、シューズクリッパーから作りたいものを選んで、手作りおもちゃを作成。見守りスタッフがいるので、ママはモノづくりにじっくり集中できます。作った後は、ゆっくりカフェタイムがあります。
日時 Instagramを参照
対象 どなたでも 各4組
料金 2,500円から ※フリードリンク付き
ねんねアートフォト
小道具や衣装を使って、赤ちゃんの姿をかわいく演出するねんねアートの撮影会。スマホやお手持ちのカメラで自由に撮影ができます。撮影後には、カフェタイムも。
日時 Instagramを参照
対象 あんよ前の赤ちゃんがオススメですが、ママパパとお子さんが大丈夫なら何歳でもOK!パパも参加できます。
料金 800円 ※フリードリンク付き
ベビーマッサージ×はだかんぼ撮影会
JABCベビーマッサージ指導者の資格を持つ璃沙さんが、ベビーマッサージをレクチャー。日本はだかんぼ協会®認定フォトグラファーかわだせいなさんが、ママがお子さんと触れ合っているところを写真に残します。撮影の待ち時間はママ同士でお話ししたり、お茶を飲みながら、自由に過ごすことができます。
日時 Instagramを参照
対象 生後3~10ヶ月のお子様 4組
料金 6,000円(税込)※フリードリンク付き
料金に含まれるもの
♥ ベビーマッサージとオーガニックホホバオイルミニボトルお土産付き
♥ 背景セット、ベビーパンツ・髪飾り・帽子レンタル
♥ はたかんぼ撮影会データ10枚とベビーマッサージ中の写真5カット(計15カット)
地域の方ともつながることができる場に
核家族が多く、おじいちゃんやおばあちゃんと触れ合う機会が少ない移住組。永田さんご夫妻は地域の人たちと繋がることで、多世代交流をしてきたいと言います。交流の機会として、畑体験なども企画されているそう。「畑体験をきっかけに、おじいちゃんやおばあちゃんと触れ合うことは、子どもたちの内面の成長につながるのではないか」と優樹さんは言います。
またママ同士はもちろん、パパ同士も出会えるようなイベントも企画されているのだとか。イベント情報は随時『ワクフル』公式Instagramにアップされるので、ぜひチェックして下さいね!
子育てイベントスペース ワクフル
夫の転勤であこがれの地、湘南へ。茅ヶ崎在住。湘南の太陽をいっぱい浴びて、美白とは縁遠い生活を満喫中。湘南で子育てを楽しむヒントを、お母さん目線で提案していきます。