寒川『釣って見つけるぼうけんの国 湘南釣堀』で、親子楽しく釣り三昧!

JR相模線倉見駅より徒歩5分、東海道新幹線の高架沿いに位置する『釣って見つけるぼうけんの国 湘南釣堀』。
2020年7月にリニューアルオープンした、名前の通り、釣堀の釣りが楽しめる施設です。

湘南釣堀のエントランス

釣りといっても屋外ではなく、まるで巨大な倉庫のような広い建物内で行うので雨天でも安心です。

湘南釣堀の水槽

館内は、海水魚と熱帯魚それぞれの大きな釣堀に加えて、針を使わない各種ミニ釣りや宝探しなどなど。小さなお子さんでも楽しめる、さまざまなアトラクションが用意されています。

湘南釣堀で魚を釣る子ども

そんな、魅力的なアトラクションが豊富にある『釣って見つけるぼうけんの国 湘南釣堀』。今回、釣り好きな息子を連れてお邪魔してきました。
小さなお子さんから大人まで夢中になること間違いなし!家族みんなで楽しめるアトラクションの数々をご紹介します。

魚を始め、さまざまな生き物を釣って触れ合える!

『湘南釣堀』の広い館内は、大きく4つのコーナーに分けられます。

3種類の釣堀

写真右は、建物を入ってすぐにある「ブルーオーシャン海水魚釣り」。相模湾で連れた魚や季節の魚が回遊する釣堀です。
中央の岩山が、宝石や化石を砂の中から探し出す「トレジャーハンター宝石化石探し」、さらに写真左の「ジャングルリバー熱帯魚釣り」の釣堀があります。

ザリガニやヤドカリ、金魚すくいのミニ釣りゾーン

ザリガニやヤドカリ釣り、金魚すくいなど針を使わない「ミニ釣りゾーン」では、小さなお子さんでも安心して生き物に触れ合うことができます。

それぞれ釣り上げた魚や生き物はリリースが基本ですが、一部は別料金で買い取り可能なものもあります。

釣り具の使い方を教えてもらう子ども

釣り竿や餌など必要な道具はすべて借りられるので、手ぶらで来て大丈夫。
アトラクションごとの道具の使い方や釣り方のコツは、スタッフの方が丁寧に教えてくれますよ。

手洗いコーナー

手洗いコーナーには踏み台など、子どもに優しい配慮も。ただし、授乳室やオムツ替え台などはないので、事前に済ませてからの来場を。
館内には階段などもあるので、ベビーカーではなく抱っこ紐の使用をおすすめします。ベビーカー置き場もあるので、スタッフの方にお声がけくださいね。

魚を釣り上げる子ども

また、釣り上げた魚の水しぶきなどで洋服が濡れる可能性もあるので、着替えを準備しておくと安心ですよ。


海水魚と熱帯魚の大きな釣堀で、本格的な釣り体験!

それでは『湘南釣堀』でできる、釣り体験を詳しくご紹介します!
まずは、「ブルーオーシャン海水魚釣り」から。

ブルーオーシャン海水魚釣り

広い釣堀内を、マダイやクロダイ、カワハギ、アジなど相模湾で釣れた魚が回遊しています。取材日は、イセエビもいました。

餌のオキアミ

餌は、オキアミと呼ばれるエビによく似たプランクトン。しっぽを外して、お尻から釣り針を差し込みます。釣り針は危ないので、小さなお子さんや釣り初心者の子どものものは大人が準備してあげましょう。

海水魚を釣る子ども

何回か手ごたえはあったものの、残念ながら釣果はゼロ…。
海水魚は餌をつつきながら食べる習性があり、その振動=竿の引きに気付きにくく、タイミングよく釣り上げるのが難しいそう。確かに、気が付くと餌がなくなっていることもありました。

釣り上げた海水魚

釣り上げた海水魚はリリースしても、また別料金で持ち帰りも可能です(アジは無料。その他は、魚種や時期によって金額が変わります)。持ち帰る場合は、ペットショップなどで魚を購入したときと同じように高圧空気で包んで、生きたまま持ち帰れる状態にしてもらえるそうです。

ジャングルリバー熱帯魚釣り

こちらは、「ジャングルリバー熱帯魚釣り」の釣堀。世界各地の熱帯地域からやってきた熱帯魚を釣ることができます。
ちなみに写真の女の子が乗っている、小さい子向けの踏み台の用意も館内各所にあります。

熱帯魚釣りの練り餌

熱帯魚釣りは写真のように練り餌で、3つを指で丸めて釣り針に通します。

オスフロネームスグラミー

黄色やピンク、青色といったカラフルな魚が泳ぐ中、推定47センチの「オスフロネームスグラミー(別名ジャイアントグラミー)」という魚も。『湘南釣堀』では、“主”と呼ばれているそう!
息子が「釣りたい!」と狙ったのですが、とても賢いようで、針がついた餌は口に入れても吐き出していました。魚と人間の真剣勝負です!(結果、釣れませんでした…)

熱帯魚を釣り上げる子ども

熱帯魚は、海水魚と違って餌をパクリと飲み込むように食べるので、竿の引きも分かりやすく比較的釣りやすいそう。息子も何匹か釣り上げてご満悦です。

熱帯魚を釣り上げる男の子

隣にいた男の子も次々にゲット!

熱帯魚は持ち帰りができないので、釣り上げたら針を外してリリースを。針に加えて、ヒレが鋭利な魚もいるので大人が外してあげましょう。万が一、魚が針を飲み込んでしまっていて外せない場合はスタッフの方に声がけを。

釣堀にいる熱帯魚の名前や生息地域など詳しくは、湘南釣堀の公式WEBサイトで確認することもできます。ぜひ、釣ったり見たりした魚を調べてみてくださいね。

砂の中から、宝石や本物の化石を発掘しよう!

砂の中に埋まっているさまざまなパワーストーンや本物の化石を探し出すアトラクション「トレジャーハンター宝石化石探し」。

トレジャーハンター宝石化石探し

岩山の入口が目印

開催時間が決まっていて、各回15分。ひとり1回限りですが、2回目以降は390円で利用できます。

トレジャーハンター宝石化石探しの施設内

集合後に説明や注意事項を聞いたら、いざ発掘開始!
アメジストやターコイズ、水晶など30種類のパワーストーン、アンモナイトや三葉虫などの本物の化石を、シャベルを使って砂の中から探し出します。

宝石や化石を探す子ども

探し出した宝石や化石はすべて持ち帰り可能なので、見つけたらバケツにどんどん入れていきましょう。
その姿は真剣そのもの!子どもも大人も、15分間黙々と砂の中を探し続けていました。

レアアイテムは王家の紋章

写真のような、秘密のかぎや太陽と月、星をモチーフにした王家の紋章がレアアイテム!小さいので見つけるのが難しいですが、ゲットすると景品と交換してもらえるそうですよ。

宝石や化石を計測する子ども

発掘終了後は各自計測をして、そのまま持ち帰ることができます。
小さいお子さんも砂遊び感覚で楽しめるアトラクションですが、意外と大人が夢中になっている姿が印象的でした。


ミニ釣りゾーンで、さまざまな釣りにチャレンジ!

針を使わない、ザリガニやヤドカリ釣り、金魚すくいなど。小さなお子さんでも安心して挑戦できる、さまざまな釣りもあります。
スタッフの方にリクエストすると、それぞれの釣り専用の道具を用意してくれます。

ザリガニ釣り

ザリガニ釣りで、釣り糸の先にあらかじめセットされている餌は、どこかで見たような生のお肉!はさみで掴んだところを素早く引き上げます。
持ち帰りはできないので、終わったらリリースしましょう。

ヤドカリ釣り

こちらは、ポップコーンが餌のヤドカリ釣り。ヤドカリは寒いのが苦手だそうで、冬場は難易度が上がるそう。別料金(大780円 / 小480円)で持ち帰りも可能です。

金魚すくい

金魚すくいは、金魚をすくうポイがひとり2本。1本120円、5本480円で追加も可能です。

金魚

1匹480円で持ち帰りも可能。
コロナ禍、さまざまな夏祭りが中止されてきたこともあり、金魚すくいができるのはなかなか貴重な体験です。息子も「久しぶりにできた!」と喜んでいました。

カエル釣り

そして、スタッフ皆さん口を揃えて「難しい…」と言っていたのがカエル釣り。インドネシア産のミズガエルという種類だそうで、釣りにはハエに見立てた疑似餌を使用します。
写真中央の小さい黄色とピンクのものが疑似餌で、釣り糸を垂らしてハエが飛んでいるかのように動かし、カエルが食いついてきたところを釣り上げるそう。
確かにこれは難しい!気になる方は、ぜひチャレンジしてみてください。

ほかにも、イモリ釣りやホンビノス貝(白ハマグリ)釣りもありました。
ちなみに、カエルやイモリは持ち帰れないので、両生類が苦手なママやパパはご安心くださいね。

ミニ釣りゾーンのイセエビ

ミニ釣りゾーンの中で針を使うのが季節の釣りコーナーで、取材日はイセエビでした。
イセエビが大体8~11月、12~2月ごろはオマールエビ、3~8月ごろはバナメイエビと、季節によって変わるそうです。
釣ったイセエビは、1尾1,650円で持ち帰り可能。漁師さんや漁協から直接仕入れているため、市場価格より割安なのだとか。焼いたりお味噌汁に入れたりはもちろん、お刺身で楽しむこともできるそうです。

ほかにも、コケリウム作り体験やジェルボールをスプーンですくう「ぷよたますくい(別料金・1回200円)」など、釣り以外のコーナーもあります。

子どもも大人も夢中に。親子一緒に思いきり楽しもう!

海水魚や熱帯魚などの本格的な釣りから、針を使わずに楽しめるさまざまなミニ釣り。さらに宝探しまである『釣って見つけるぼうけんの国 湘南釣堀』。
どのアトラクションもそれぞれの楽しみ方があり、さまざまな生き物と出会い、触れ合うことができます。

魚釣りを楽しむ子ども

熱帯魚を釣ったときの嬉しそうな顔、ものすごい集中力で宝探しをする姿など、息子も全力で遊び倒していました。帰りは、「すごーく楽しかった!また行きたい!!」と大絶賛。

そして取材時に見かけたどの家族も、親子で一緒に楽しんでいる姿が印象的でした。家族みんなで同じ体験を楽しみながら共有できるのは嬉しいし、思い出にも残りますよね。

湘南釣堀の館内

館内はどこも清潔で、清掃やメンテナンスを日ごろしっかりされているのだろうなとも感じます。また、スタッフの方が常に動きながら全体を見渡してくれていて、リクエストや分からないことにはすぐに対応してくれます。

天候も気にせず、家族みんなで思いきり楽しめる『湘南釣堀』。JR倉見駅からも程近く、逗子葉山方面からも車でアクセスしやすい場所でもあります。
ぜひ家族で遊びに行って、思い出に残る体験をしてくださいね!


ライター
ライター:jpbanana
家族は夫・息子・犬一匹。東京→逗子生活も10年以上経過。海で泳ぎ、川で魚を探し、緑の中で虫採り。これからも子どもと一緒に楽しい発見をして、たくさんのママとシェアできたら嬉しいな。
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