おててとおててのコミュニケーション『ベビーサイン』で、赤ちゃんとの意思疎通を楽しもう!

「どうして泣いているのだろう…」「何がうれしいのだろう…」、もっと赤ちゃんの気持ちが理解できたらいいな、と思うママやパパはきっと多いはず。

ベビーサインの講師

通称きっこ先生。ベビーサインのマスター認定講師のかたわら、おもちゃコンサルタント認定資格等も持つ

もっと赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみたい、そんな方におすすめなのが「ベビーサイン※」です。今回は、藤沢・茅ヶ崎・平塚の湘南地区でベビーサインの講師をされている福田貴美子先生(きっこ先生)の教室をご紹介します。

ベビーサイン教室は、お座りができるようになる生後半年から2歳くらいの赤ちゃんにおすすめ。生後2カ月から6カ月くらいまでの赤ちゃんには、プレ・ベビーサイン教室があります。
※「ベビーサイン」はベビーサイン協会の登録商標です。

「ベビーサイン」は、お話ができない赤ちゃんとコミュニケーションができる初歩的な言語

ベビーサインをする男の子

「もっともっと」のサインをする男の子。まだうまくしゃべれなくても、自分の思いを手で表現

「実は、赤ちゃんは生まれてすぐ自分の周りのことに興味を示し、いつも一緒にいる人のお話をなんとなく理解していると言われています。しかし口の発達が未熟なため、話したくても言葉を発することができないのです」ときっこ先生。
しかし口に比べて手や指は、比較的早いうちから自由に動かすことができるとか。その手の動きを使ってコミュニケーションをとる育児法が「ベビーサイン」です。

歌や手遊び、読み聞かせ…楽しみながら自然にベビーサインが身につく

ベビーサインのレッスン風景

先生お手製のおもちゃで、動物や身近なものなどのベビーサインを楽しく学ぶ

「頭の上に手を当てて、ぴょーんぴょん」これは、ウサギを表すベビーサイン。きっこ先生のクラスは「これは○○のサインです」と、ただ一方的にレクチャーするだけではありません。レッスンの随所に子どもが好奇心を持ち、飽きないような工夫がいっぱい!

ふれあい遊びや歌、絵本の読み聞かせ、きっこ先生お手製のおもちゃで楽しく遊びながら、ベビーサインを自然に覚えていくことができます。

ベビーサインのレッスンをする親子

子どもと一緒に身体を動かして、肌と肌とで触れ合うこともきっこ先生のクラスで大切していること

「赤ちゃんは肌と肌が触れ合い、目を合わせて抱っこしたり声をかけたりと、人が関わってあげることで安心します」ときっこ先生。赤ちゃんのお世話をするときには前もって声をかけるなど赤ちゃんとのかかわり方が学べるのも、きっこ先生のクラスの大きな特徴です。赤ちゃんが「この人とお話がしたい、わかってもらいたい」と思えるようママとの信頼関係を構築することが、ベビーサインをするうえでも大切だときっこ先生は言います。

手づくりのおもちゃで子どもの成長を発見できるのも、楽しみのひとつ

ベビーサインで使う手作りおもちゃ

(奥)水が入っているため冷蔵庫に入れるとひんやり。(手前)トングでふわふわの玉をはさむおもちゃは、手先が発達してきた1歳過ぎのお子さんに

おもちゃコンサルタントの資格持つきっこ先生は、子どもの月齢に合わせた様々なおもちゃを教えてくれます。なかでも手作りのおもちゃには大きな魅力が。
「コンセントの穴に物を詰め込むなどただのいたずらに見えることも、実は赤ちゃんがその時に一番やってみたい動き。その動きを代用するおもちゃが、手作りなら可能です。これは、既製品ではなかなかカバーできません」ときっこ先生は言います。

赤ちゃんが考えていることがわかれば、育児はもっと楽しく!

ベビーサインのクラス風景

ベビーサインがあれば、赤ちゃんは自分の気持ちや欲求などを手で発信することが可能に。大人と子どもとが意思疎通ができる瞬間が増えることで、赤ちゃんには「伝わった」という安心感が生まれます。「自分は理解してもらえている」と赤ちゃんが思うことで、自己肯定感がより一層育まれるときっこ先生は言います。

ベビーサインの教材で遊ぶ幼児

ベビーサイン協会オリジナルの教材で遊ぶ朱里ちゃん

そして大人にとってベビーサインのメリットは、小さな赤ちゃんでも伝えたいことがあると理解してあげられること。
「家族みんなでより深く気持ちを寄り添おうとすることを、ベビーサインから教えてもらいました」と、受講生である成田智子さんは言います。娘の朱里ちゃん(1歳11ヶ月)は、ベビーサインのおかげでお兄ちゃんとのコミュニケーションも円滑だとか。またお兄ちゃんがベビーサインをすることで、朱里ちゃんもお兄ちゃんの気持ちを理解することができるため、兄弟げんかもあまりないそうです。

ベビーサインに興味がある人は、まずは気軽に無料体験を!

ベビーサインに参加する親子

月に一度のクラス以外にも交流会を実施。卒業後も参加できる

「ベビーサインをすることで発語が遅れるという意見がありますが、それは根拠のない誤解です」ときっこ先生。むしろ、ベビーサインを通じて赤ちゃんたちはたくさんの言葉を聞き、分かる言葉を増やしていくそうです。

「お子さんとのかかわりをもっと楽しみたい、気持ちを理解したいという方は安心して始めていただきたい」ときっこ先生。ベビーサインを学ぶだけではなく、月に一度自分を振り返り、我が子の成長を確認するきっかけにもなります。また、きっこ先生に子育ての疑問や不安を相談できるのも、初めての育児のママにとっては心強いのではないでしょうか。

無料の体験会もあるので、興味がある方はぜひ参加してみてくださいね。
「ベビーサイン きらきらぽかぽかクラス」について

ライター:honobono
夫の転勤であこがれの地、湘南へ。茅ヶ崎在住。湘南の太陽をいっぱい浴びて、美白とは縁遠い生活を満喫中。湘南で子育てを楽しむヒントを、お母さん目線で提案していきます。

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