※『カマクラコワーキングハウス』は2020年12月末をもって終了しました。詳細は『カマクラコワーキングハウス』公式WEBサイトにてご確認ください。
鎌倉・笛田の山間にひっそりと佇む『カマクラコワーキングハウス』は、子育てを頑張っているママの為の居場所。ここは現役ママ達による興味深いイベントがほぼ毎日企画・運営されているカフェで、毎回新しい何かに出会えるので訪れるたびにワクワクしてしまいます。
それでは、赤ちゃんとのお出かけにも楽しい『カマクラコワーキングハウス』をご紹介します!
「眺めも良いしお散歩にちょうど良い距離だから」と、いつ訪れても赤ちゃんや入園前のお子さんを連れたご近所のママや幼稚園にお子さんを送ったあとにここで自分の時間を楽しむ方達で賑わっています。
入り口には新型コロナウィルス感染予防の為の消毒薬が置いてありますので、入室前には必ず手の消毒を。
コーヒーが飲める街の児童館『カマコワ』
『カマコワ』の愛称で親しまれているこの場所を「コーヒーが飲める街の児童館かな」と語るのは、カマクラコワーキングハウスを運営する小松あかりさん。
ここは一階がカフェスペースになっているので、コーヒー、紅茶、ハーブティー、酵素ジュースなどのドリンクをオーダーすれば好きなだけ居られるそうです。そして食べ物の持ち込みが可能と言うのも現役ママならではの優しさを感じるところ。
のんびりと寛ぐママさん達の姿も。
そして、子ども達が楽しめるのは2階のキッズスペース。
木の温もりを感じられるオモチャは、万が一赤ちゃんが口にしてしまっても安心なものばかりです。
木製のおままごとセットもカワイイ!女の子は必ずこれに飛びつきますね。
こだわりの絵本も沢山あり自由に読書が楽しめます。
テーブル&ソファスペースもあるので、本の読み聞かせはこのスペースで。
取材日は英会話のレッスンが開催されていました。
ラタン製の赤ちゃんベッドも使用できます。この日は小松さんの娘さんが本を読んでいました(笑)。
赤ちゃんは畳スペースへ。オムツもここで取り替えられます。
鎌倉市内在住のこちらのお客様は「ここでお茶しながらあかりさんや他のお客さまとたわいもない会話を楽しむことが、子育ての息抜きになっています」と、カマコワを度々利用している理由をお話ししてくださいました。
※新型コロナウィルス感染予防の為に、オモチャや家具は毎日アルコールで消毒しています
カマコワ的『コワーキング』の意味とは
多分この記事を読んでくださっている方々の中に、「あれ?ここはいわゆる『コワーキングプレイス』ではないの?」と、思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
コワーキングの意味はとても多様で、一般的にはフリーランスや在宅勤務者が仕事をするために集うレンタルスペースを指すビジネス用語。
「私の捉えたコワーキングの意味は『共創』でした。例えば異業種の人達が一つの空間に集い、新しい組み合わせが生まれることで、面白いイノベーションが生まれる。つまり誰かと共に作り上げて行くことで、全く新しい何かを生み出す、そんな場所を創りたいと思ったのがこの場所を始めたきっかけでした」と、小松さん。
ちょうど3人目のお子さんを出産され会社への復職を考えた際に、このまま同じ仕事に復職すると、また仕事と家庭(子育て)の二極化の生活に戻ることになるだろうと思った小松さんはふと、「子育てを軸にした生活の中から何か楽しい仕事が生まれないだろうか・・・」と、考えたそうです。
そんなある時、子どもを通じて知り合ったママ友達が、ある事に対して優れたスキルを持っている人が多いことに気づいたそうです。
「バザーが良い例ですが、ママ達みんなそれぞれ自分の得意分野があって、その才能を発揮しあって一つのイベントを作りあげていたんですよね。これって昔から普通に行われていた事だけど、ふと『これってコワーキングじゃない?』と。それに気がついたときに『面白い!』と思って。コワーキングってビジネス用語だけじゃないんだなって。じゃあ自分に何ができるのかと考えた結果、まずはみんなが集える場所を作ろう。そしてみんなのスキルを発揮しあえる場所を提供すること、またその人達の想いが届きハッピーになれる仕組みを作ることを私の仕事にしようと思いました」
オープンして3年。今ではカフェがやりたい人にはカフェの料理をお任せし、スムージーのスペシャリストのママには飲んで元気になれるビタミンたっぷりのスムージーの提供をお任せするなど、楽しいをモットーに、才能溢れるママさん達の力を借りながら共に『カマクラコワーキングハウス』を創りあげているそうです。
「ここでイベントに参加してお仕事がしてみたいと言う方、赤ちゃんと遊びに来たい方など様々です。来てくださる方がここに居る瞬間を各々楽しめる場所でありたいと思っています」と、小松さんは笑顔で語ってくれました。
『カマコワ』、こんなイベントやっています
現在開催されている、イベントの一部をご紹介します。
『カマコワ』はプラごみゼロの世の中になるために私たちができる一歩として、パッケージフリーのお買い物を推奨しています。訪れる際はタッパーなどの容器、マイボトル持参で!
【日曜日:モーニング】 7:00 〜9:00
@earlybird_coffeeさんによるヴィーガンマフィン、ケーキ、グラノーラ、コンブチャの販売。
【火曜日:カヨさんの自家製酵母パンとRINのヴィーガンスイーツとコンブチャの日】 10:30〜16:00
@kayo_socksさんによる自家製酵母パンと@earlybird_coffeeさんのコラボレーション。日曜日とはまた違った雰囲気が楽しめそうです。
【木曜日:エッグワッフル】 10:30 〜14:00
@Charly Bubbleさんによるエッグワッフルの販売。プレーン、チョコ、シナモンとツイーツ系からチジミ風までバラエティーも豊富。店内で食べてもOK。
【金曜日:温ちゃん惣菜の日】 11:00 〜14:00
@on_onbentoさんによるお惣菜の日。これは忙しいママの強い味方!夕飯のおかずはここで調達を。
マクロビスイーツの@igocochi2739さんが一緒に参加される日もあります。
またイベントではありませんが、こんな『カマコワ』らしい、洋服の販売も。
着なくなった大人の洋服をリメイクした幼児用のズボン「みずばあの泥んこパンツ」。一着400円というお値段もカワイイです。
この他にもカレー教室や座談会などほぼ毎日様々なイベントが開催されているので、InstagramやFacebookでチェックしてみてください。オンライン講座も不定期で開催しています!
ママの居場所『カマクラコワーキングハウス』は日々進化し続けます!
鎌倉・笛田の『カマクラコワーキングハウス』は赤ちゃんとのお出かけ場所を探しているママさんにオススメしたい「お茶が飲める児童館」。一階がカフェになっているので、ドリンクなど何か一品オーダーすれば、ご飯の持ち込みもOKとママと赤ちゃんに優しい場所です。
キッズスペースにはおもちゃが充実しているので、お子さんも必ず気に入ってくれるはずです。
ここはフリーWi-Fiでパソコンを持ち込んでお仕事しても大丈夫なので、新型コロナウィルスの影響で働き方が変わりテレワークになったママさんにもオススメしたい場所です。是非お子さんと一緒に利用してみてください。
「子育てとはたらくをもっと近くに」をコンセプトに2020年の後半をスタートした『カマクラコワーキングハウス』。
お料理やクラフトなど手仕事に自信があるけど、いつどこで発揮すれば良いのか分からない、子どもが小さいからなかなか働けない・・・などと思っているママさんも、ぜひ一度ここのドアを叩いてみてください。きっと喜びを感じられる明日につながる何かに出会えるはずです。
7月22日(水)には鎌倉・関谷の野菜直売所を舞台に「となりに農業がある暮らし」をテーマにしたイベントを開催予定!詳しい内容はInstagram、Facebookでご確認ください。
※この記事の取材は3月上旬に行いました
カマクラコワーキングハウス
住所 |
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神奈川県鎌倉市笛田5丁目41-48 [Googleマップ] |
電話 |
070-3986-7871 |
営業時間 |
9:30~15:30 |
定休日 |
不定休 |
駐車場 |
有り(2台)※場所は少し離れていますので、ご確認ください |
WEBサイト |
https://kamakuracoworkinghouse.com/ |
SNS |
Instagram facebook |
ライター:zion_mama
東京の某ラジオ局の広報職を経て、雑誌やフリーペーパーのライターに。鎌倉在住。音楽と美味しいごはんが大好き。子育て中のママ目線で、湘南の遊び方を提案していきます。