『自家製麹で作る発酵調味料1dayレッスン』で麹のパワーと美味しさを学ぼう!

辻堂・東海岸の商店街「プチモールひがし海岸」にある麹カフェ「SunnySpot(サニー スポット)」。こちらは「自家製麹を使った美味しいごはんやおやつが食べられる!」と、辻堂のママたちの間でも話題のお店です。

辻堂・麹カフェ サニースポットの麹ランチプレート

「サニースポット」を切り盛りするくにこさんこと太田邦子さんは、麹クリエイターと麹マスターの肩書を持つ、麹のスペシャリスト。

辻堂・麹カフェ サニースポット店主

講師は「SunnySpot」店主の太田邦子さん

「麹を使った料理を食べてほしいだけではなく、お母さんが集う場を作りたいと思った」という想いから、「SunnySpot」では営業日以外にワークショップなどを開催しています。とくに麹に関するワークショップは、いつもすぐに満席になるほど人気なのだとか。

自家製麹

前回の取材で自家製麹に興味をもった筆者は「もっと麹のことを知りたい!」と、2022年6月9日(木)に行われた『自家製麹で作る発酵調味料1dayレッスン』に参加してきました。
麹にはどんなパワーがあるの?麹を使った発酵調味料ってどんな味がするの?と、興味津々!今回は『自家製麹で作る発酵調味料1dayレッスン』の様子をリポートします。

『自家製麹で作る発酵調味料1dayレッスン』って、どんな講座?

『自家製麹で作る発酵調味料1dayレッスン』は、麹について興味を持ち始めた方にピッタリなワークショップです。

自家製麹で作る発酵調味料1dayレッスンのテキスト

くに子さんお手製のテキスト

麹に関する講義の後に、自家製麹を使ったくに子さんお手製の調味料の味見をし、塩麴と醤油麹の味の違いを舌で体験。レッスンの最後には、好きな麹を選んで実際に塩麴と醤油麹を作ることができます。自分で作った塩麴と醤油麹は、持ち帰りOK!

約2時間にわたって行われる講義では、麹に関する学びや身体に役立つ発見が盛りだくさん。座学だけではなく、麹を使った発酵調味料を、実際に味わうことができるのが魅力ですね。

自家製麹で作る発酵調味料1dayレッスンに参加するママ

この日の参加者は、筆者も含めて4人。10か月のお子さんを背負って参加するママの姿も!まずは出会えたご縁に感謝し、自己紹介からはじまります。

麹ワークショップに参加する赤ちゃんとママ

「自分で麹を作れることに興味を持った」
「子どもにアレルギーがあり自然派育児に興味があるものの、敷居が高くなかなか続かない…。でも、麹を調味料に置き換えることなら、自分でも続けられると思った」
「コロナ禍をきっかけに、何か資格を取得して独立したいと思った」

などなど、このワークショップへの参加の動機は様々。麹に興味があることはもちろん、くにこさんの生き方に共感して、という声も聞かれました。

麹への知識を深め、腸の大切さを知る座学

いよいよ、『自家製麹で作る発酵調味料1dayレッスン』の本題へ。くにこさん手作りのテキストに沿って、レッスンは進みます。

麹ワークショップのレッスン風景

「麹って何?」と聞かれると、知っているようでよくわからないという方も多いのでは?
このワークショップでは麹の基礎知識についても丁寧に教えてもらえるので、まったくの初心者でも問題なし!「そうだったんだ!」という新しい発見もたくさんあります。

麹ワークショップ講師のくにこさん

他にも、昔ながらの製法できちんと作られている醤油やみりん、塩など、発酵調味料の選び方のアドバイスも。この話を聞くと、これからの調味料選びがちょっと変わってきそうです。

赤ちゃんと一緒に参加するママ
麹ワークショップに参加するママたち

みなさん必死にメモを取り、くにこさんのお話に全集中!
麹に関する基礎知識を学んだ後は、腸の大切さについてのお話に。加齢ともに、腸内の善玉菌の数が減ると知り、衝撃!でもご安心を。くにこさんのレッスンを受けると、腸内環境の整え方についても学ぶことができます。

麹ワークショップを主宰するくにこさん

「身体は食べた物でできている」ということを、レッスンを通じて実感。「お母さんがこのことを知ることで、家族の健康を守ることができるようになる」というくにこさんの言葉が印象的でした。

麹を摂取することで、腸内環境が整い、その結果どんないいことがあるのか…。
その詳細は、『自家製麹で作る発酵調味料1dayレッスン』でぜひ学んでくださいね!

12種類の自家製調味料を試食し、実際に製作

座学の後は、くにこさんが自家製麹で手作りをした12種類の発酵調味料を試食します。今回は、白米、玄米、麦の穀物それぞれに黄麹と黒麹を混ぜた6種類の麹に、醤油と塩を加えた6種類の醤油麹と6種類の塩麴を試食。ひとえに醤油麹・塩麴と言っても、使う麹によって味も見た目も食感も異なります。

12種類の発酵調味料

麹と穀物の掛け合わせによって、発酵調味料は様々な味わいに変化。
例えば白米と黄麹を使った醤油麹は、みたらし団子のたれのように甘じょっぱい味。玄米と黒麹の醤油麹は、酸味が感じられるポン酢のような味…。それぞれ異なる味わいに、驚きです。

丸い味、少し角ばった味、いろいろ個性はあるもののすべてに共通することは、とにかくどれも旨味が強い!「麹があれば、料理は楽できる」というくにこさんの言葉に納得です。麹の発酵調味料があれば、簡単においしいご飯が作ることができそうと実感!

12種類の発酵調味料を試食するママ

12種類すべてを試食した後は、好きな麹を選んで塩麴と醤油麹を作ります。どれにしようか迷ってしまう参加者の方々。
組み合わせによって変わる味わいに、皆さん興味深い様子です。

醤油麹を作るママと子ども

好きな麹を選んだら、醤油を注いで醤油麹に。醤油を浸したら、スプーンで混ぜます。この時のポイントが「おいしくな~れ」と、声をかけること。本当に美味しくなるそうですよ。

赤ちゃんの周りには乳酸菌がたくさんあると言われ、赤ちゃんと一緒に作ると美味しい発酵調味料になるのだとか。「今日は赤ちゃんがいてくれてラッキー!」参加者の方からはそんな声もありました。

麹作りをお手伝いする赤ちゃん

赤ちゃんも小さなおててで、お手伝い

続いて塩麴づくり。こちらは、醤油麹とは違ってきちんと塩分と水の分量を量って作る必要があります。そのレシピはここでは秘密!『自家製麹で作る発酵調味料1dayレッスン』で、教えてもらうことができますよ。

麹の塩きり

写真は、塩きりといって麹に塩をまぶしているところ。「おいしくな~れ!」と声をかけながら、塩と麹をなじませていきます。

麹に水を注いで塩麹作り

水を注いだら、塩麴の完成。醤油麹も塩麴も、1週間から10日間ほどでだんだんまろやかな味わいになるそう。「美味しい!」と思ったときが、できあがりのタイミングです。持ち帰った塩麴と醤油麹で、どんな料理を作ろうかワクワク。

レッスン終了後は、笑顔がいっぱい!

約2時間の『自家製麹で作る発酵調味料1dayレッスン』は、あっという間に終了!くにこさんのお話がためになったことはもちろん、参加者の方とのおしゃべりも弾みます。

麹ワークショップに参加したママと子ども

「麹の種類によって、こんなに味が違うなんてびっくり!」
「塩を塩麴に、醤油は醤油麹に、砂糖は甘酒に、と調味料を置き換えるだけなので簡単」
「体にいいことって手間がかかるイメージだったけど、料理で麹を使うだけなら続けられそう」
と、このワークショップを終えて、満足そうな笑顔の皆さん。
「麹を実際に毎日の食事に取り入れてみよう」、筆者も食生活について見直すきっかけになりました。

麹ワークショップに参加した親子

アレルギーや便秘など体質改善をしたい、子どもが偏食で悩んでいる、食の安全に興味がある、簡単に美味しい料理が作りたい…。そんな方に、『自家製麹で作る発酵調味料1dayレッスン』はおすすめです。

麹のマフィン
麹の甘酒づくり

『自家製麹で作る発酵調味料1dayレッスン』は、不定期で開催。ほかにも、麹を使ったおやつ作りや甘酒づくりなど様々なワークショップを開催。お子さん連れでも気軽に参加できるのは、ママにとっても嬉しいですね。

毎日の暮らしに麹を取り入れる、と聞くとちょっと敷居が高い気がするかもしれません。しかしくにこさんのワークショップに参加すれば、「思ったよりも簡単!」と気が付くはず。
参加してみたい方は、「サニースポット」公式Instagramをご覧ください。

開催日等は、「SunnySpot」公式Instagramをチェック!
麹カフェ「SunnySpot」の記事はこちら

ライター:honobono
夫の転勤であこがれの地、湘南へ。茅ヶ崎在住。湘南の太陽をいっぱい浴びて、美白とは縁遠い生活を満喫中。湘南で子育てを楽しむヒントを、お母さん目線で提案していきます。
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