茅ヶ崎『たんQ教室』は教具を使う算数教室。学ぶ楽しさを、子どもたちへ

「子どもが算数嫌い。どうやって教えたらいいのか分からない…」
「計算は得意だけど、なぜそうなるのか深く理解していない…」
そんな悩みを持つママやパパさんにおすすめしたい算数教室が、茅ヶ崎市赤松町にあります。

JR辻堂駅西口（北側）から徒歩で約10分。『たんQ教室』は、茅ヶ崎市立小和田小学校からほど近い赤松中央通り沿いにあります。

まっちゃんこと、松藤一気（まつふじ かずき）さん

『たんQ教室』は教具を使って感覚で学ぶ、今までにない算数教室。公立小学校の教師、そしてモンテッソーリスクール小学部の教師を経験した松藤一気さんが、2022年1月に開校しました。
今までは土日を中心に開講していた『たんQ教室』ですが、2023年4月からは入会制度を導入し、平日も開講。本格的な算数教室としてリニューアル！今回は松藤さんにお話をお伺いし、『たんＱ教室』の魅力と特長をお伝えします。
特に4月から新1年生のママやパパ、要チェックですよ！

『たんQ教室』の原点は、子どもたちが悩む姿

公立小学校の教師だった松藤さん。担任として教壇に立つうちに、「子どもたちの学びに対する後ろ向き姿勢を、どうしたらいいのだろう」という葛藤が芽生えたと言います。
「本当に子どもに必要な教育とは何か」その答えを探るうちにたどり着いたのが、モンテッソーリ教育。松藤さんは公立小学校を辞め、モンテッソーリスクール小学部の教師として歩み始めます。

モンテッソーリスクールで学ぶ子どもたちを見た松藤さんの印象は「とにかく子どもたちが楽しそう！」ということ。テストの点数のためではなく、探究すること自体を楽しむ。そして競争ではなく、自分の知的欲求を満たすために学ぶ子どもたちの姿を見て「これこそが子どもの自然の姿だ！」と、松藤さんは確信をしたそうです。

カラフルで楽し気なたんQ教室の算数教具

モンテッソーリ教育の大きな特長は、子どもの自発的な活動を促すために様々な用具や道具があること。その中から算数教具を取り出し、「公立小学校の課題と融合できないか」と考えた松藤さん。試行錯誤の末、誕生したのが『たんQ教室』でした。

教具と手を使って、数字のイメージ力を育む

モンテッソーリ教育の良いところを組み入れ、教具を使って算数を学ぶのが『たんQ教室』の特長。頭だけではなく、手を使って算数を学びます。

小学校入学当初は、数字と数量が一致しない子どもも多いのだとか。3+2=5と数式で答えることができても実際は数がイメージできず、ただ暗記していることもあると松藤さんは言います。その場合、後々応用が利かなくなってくることも。まずは数字と数量を一致させることが大切なのだそうです。

数字と数量をイメージするのにビーズは効果的！

数字を見て数量をイメージするのに効果があるのが、こちらのカラフルなビーズたち。数字を見て、その数量が一目でわかります。
例えば3+2の計算も、3+2を3個のビーズと2個のビーズを合わせて計算することで、ぐっとわかりやすくなりますね。

写真の女の子はまだ1年生ですが、ビーズを使えば2年生で習う二桁の足し算も簡単。ビーズを操作して数を具現化することで、学校ではまだ習っていない難しい計算も解くことができるようになります。
YouTube動画「教具紹介～たし算（ビーズ）」を見る

繰り下がり算もビーズを使えば分かりやすい！

「手で物を動かして計算することを、面倒と思ってしまうお子さんもいます。しかし、数に対するイメージ力を育てておかないと数の概念を理解することができず、この先つまずいてしまう」と松藤さん。低学年のうちに教具を使ってイメージ力をつけておくことが、後々の算数力に影響してくるのだそうです。

算数がもっと楽しくなる！『たんQ』の教具たち

足し算や引き算以外にも、『たんQ教室』にはさまざまな教具があります。その一部をご紹介しましょう。

割り算は、割り算板と小さな人形、玉を使用。例えば72÷9の場合。9人に72個の玉をひとつずつ配っていきます。この場合、ひとり8個ずつ配ることができ、あまりはなし。つまり、72÷9=8となります。
この教具があれば小学校3年生で習う割り算も、1年生で解くことが可能。教具を操作しながら計算をするので、頭の中だけではなく体全体で数のイメージを学ぶことができます。
YouTube動画「教具紹介～わり算」を見る

松藤さんお手製の分数パズル

こちらは、分数のパズル。この時点ではただ丸を作っているように思われるかもしれませんが、後で約分の理解につながってくるのだとか。
「約分とは、分数の分母と分子を同じ数で割って、分母の小さい分数にすること。と、学校では習いますが、それこそただの数字あそび。このパズルを使えば12と24が同じである事が一目瞭然です」松藤さん。なるほど！確かに。

また分母と分母を足してしまうなど、つまずく子が多い分数の計算。しかし、このパズルがあれば簡単！例えば14+24の計算の場合、答えは34と目でみて分かります。
難しいと苦手意識を持ちがちな分数も、こうして具現化するととっても分かりやすくなりますね。
YouTube動画「教具紹介～分数のたし算」を見る

他にも教具がいっぱい！詳しくは「たんQ教室Youtubeチャンネル」で！

学ぶのが楽しくなる！『たんQ』独自の授業

『たんQ教室』の先生は教具。問題を解いた後は自分で答え合わせをして、分からなければ教具で確かめるようにしているそうです。

「自分で自分の間違いに気が付くことを大切にしています」と松藤さん。教具を使っても分からない場合には、松藤さんがしっかりとフォロー。間違いを見つけてもあえて口は出さず、見守るという姿勢です。

また、カリキュラムについても一方的に大人が決めたものではなく、学ぶ過程を子ども自身が選ぶようにしているのだそう。「まなびの地図」をもとに、主体的に学習を進めていきます。

算数の学習過程がわかる「まなびの地図」

この「まなびの地図」では、算数の学習過程で自分がどこにいるのか、これから何を学べばいいのか分かるようになっています。必要な算数的体験や学習に焦点をあて、無駄な反復や算数嫌いを生む訓練的な学習は排除。そのため、子どもたちは常に楽しみながら算数の“旅”を歩んでいくことができます。

『たんQ教室』オリジナルのテキストブック

一人ひとりが自分のペースで、興味をもったことが学べるのも『たんQ教室』のメリット。しかし完全に自由というわけではなく、学校教育で必要なことも盛り込んだオリジナルのテキストブックを使用します。子どもには3種類のテキストブックを渡し、その中から自分で学ぶことを決めるのだとか。自分が興味を持ったことをやるという経験が「学ぶことは楽しい！」と思うことにつながると松藤さんは言います。

自分のペースでどんどん先に進むことも可能

きめ細かく子どもたちを見るために、少人数での指導を徹底。子どもたちが主体的に学ぶことはもちろん、「繰り上がり、繰り下がりでつまずいている」「分数の意味が理解できていない」といった、個別のニーズにも対応してくれます。
一方で、学校の授業では物足りないというお子さんも、どんどん先に進むことが可能。もっと学びたい、という知的好奇心を十分に満たすことができるのも魅力ですね。

子どもたちに「まっちゃん」と呼ばれ、親しまれている松藤さん。子どもたちが何でも相談できる関係を築いていきたいと言います。公立小学校での教師経験もあることから、親御さんにとっても良き相談相手として心強い！

「学ぶことは楽しい」と『たんQ』で感じてほしい

「もっと探求したいという思いを、育てていきたい」と松藤さん。『たんQ教室』の名前の由来も、探求心にあります。「学ぶことって楽しいんだよ、ということを僕が言葉で伝えるのではなく、子どもたちが感じてほしい」と松藤さんは言います。

「レッスン中は子どもたちが集中するので、しーんとした時間が何十分も続く」と松藤さん。学校で「静かにしなさい」と注意するのとは違い、レッスン中は勝手に静かになるそうです。終わった後は「ああ、楽しかった！」と満足そうな子どもたち。算数を楽しむことで、学びの楽しさを体感しているようでした。

「長く通うより、1、2年という短い期間でなるべく多く通ってもらえたら」数字に関するイメージ力を育てるためには、なるべく低学年のうちから始めるのがいいと松藤さんは言います。

『たんQ教室』はどの学年からでも参加できますが、初めて算数に出会う新一年生のお子さんに特におすすめ。初めての習い事に、ぜひご検討くださいね。
『たんＱ教室』4月以降の詳細はこちら

3月中の申し込みで、入会登録料無料&4月レッスン料半額！

『たんQ教室』の入会申し込みは、3月5日（日）から。同日に、4月から入会を希望する保護者の方に説明会を開催します。
3月中に入会申し込みをすると、入会登録料（11,000円）が無料！さらに4月のレッスン料が半額になります。
詳細は『たんQ教室』公式WEBサイトをご覧ください。

説明会のご予約はこちらから

時間と曜日を確保したいなら、仮入会がおすすめ！

2月26日（土）からは、WEB上で仮入会を受け付け開始。仮入会であれば、希望の時間と曜日が確保できるそうです。仮入会をした場合は、入会手続きもスムーズ！「ぜひ入会したい！」という方は、仮入会がおすすめです。
仮入会の詳細は『たんQ教室』公式LINEでお問い合わせを！

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