入場無料!藤沢市アートスペースで『ARTIST NO KOSODATE? アーティストの子育て』開催中

JR辻堂駅北口から徒歩5分の「ココテラス湘南」6階にある「藤沢市アートスペース(FAS)」で、7月1日(土)まで『ARTIST NO KOSODATE? アーティストの子育て』が開催されています。

アーティストの子育て

『アーティストの子育て』では、画家や映像作家、写真家やデザイナーなど、子育て中の12名のアーティストの生の声を集めて紹介。ちょっぴり変わった生活を送っていそうなアーティストですが、子育てで抱える困りごとは実は多くのママやパパたちと共通することが見えてきました。
また、アーティストならではの育児にまつわるアイデアなど、普段の子育てに活かすことができそうなヒントも!?

イベントアートディレクション担当者

株式会社holiday主宰の堀出 隼さん

今回は『アーティストの子育て』のアートディレクションを担当された、株式会社holiday主宰の堀出 隼さんにガイドしていただき、展示を見学。今回はその一部を、ピックアップしてご紹介します。

アーティストの実感がこもったことばを、ポップに伝えたい

「作品展示ではなく、子育てしているアーティストの切実なことばを、いかに伝えていくか。ことばという主役をどうみせるかを考えて、ストーリーやコンセプトを練りました」と語る堀出さん。会場そのものを子どもがいるアーティストの部屋に見立て、展示エリアごとにコンセプトを変えて表現しています。

会場デザインを説明する堀出さん

会場デザインについて語る堀出さん

「全てではなくても、見る人たちにことばが響いてくれたら」堀出さんは、アーティストが発することばをサポートするような会場のデザインを意識されたそうです。

藤沢アートスペースの材料を使用した会場デザイン

会場で使用している素材のほとんどが、藤沢アートスペースでこれまでにアーティストが実際に使用した展示台や、画材や木材など。至る所にアーティストの息づかいや制作の痕跡を感じることができます。

アーティストの子育て会場内のオブジェ

会場中央に一つだけある、ことばが展示されていないオブジェ。こちらの積み木は、子どもを象徴しています。「子どもの周りにアトリエがあったり、リビングがあったり。子どもを育てながら制作をしているアーティストをイメージしています」と堀出さん。子どもの存在と共にアーティストが制作活動をする日常を、想像することができます。


ことばプラス、アートを感じてほしい

それでは、アーティストのことばたちを巡っていきましょう。
最初に目にするのが大きな-と+と共に画板に掲示された、アーティストのことばたち。絵の具の跡や傷などが残された画板をそのままリユースすることで、制作中での過程を感じることができます。

アーティストのことばたち

「制作と子育ての両立で困ること・大変なこと」では、制作中に子どもをアニメ漬けにしてしまうことへの罪悪感、制作時間をもっと子どもに費やしたほうが良いのではないかという葛藤が。そこには、子育て中のママやパパなら一度は感じたことがあることばが散りばめられていました。
一方で「子育てが制作にプラスになったこと」も。発想の転換することで子育ての大変さを制作の原動力にするアーティストの姿勢は、日々の子育てでも生かすことができそうです。

普段は見られない、制作活動の裏側も

続いて目に入るのが、まさに目下制作中!といった雰囲気のアトリエ。こちらでは12名のアーティストが、それぞれの表現方法で制作している生の現場を表現しています。

アトリエ

アトリエには筆やペンキ、中にはペンキを塗った後に無造作に外した手袋も!「こういったプロセスがあって作品ができるという現場感を、重苦しくなく伝えたい」と堀出さん。普段私たちが目にすることがない工程を、無意識に感じることができます。

アーティストの声を描いたバケツ

絵の具が付いたバケツには「社会やFAS(藤沢市アートスペース)への要望」の文字が。子育て中だからこそ仕事を依頼してほしい、作品の保管スペースとして市内の空き家や貸し部屋があれば紹介してほしいなど、社会にぶちまけたいアーティストの生の声がありました。

12名のアーティストの生の声が卓上に

リビングをイメージしたという広い机には、12名のアーティストのことばたちが一堂に。「気軽にピザでも頼んでみんなで楽しくお話ししよう、という空間にしたかった」と堀出さんは言います。

アーティストの生の声を映した木製ピザ

卓上には、12名のアーティストの数に合わせた12ピースのピザ。木製でできたピザは、お子さんがパズルのように遊ぶこともできます。

各ブースに掲示されたことばには数字が書かれていて、こちらでどのアーティストのことばなのかを照らし合わせることができます。12人それぞれのことばには、共感があったりヒントがあったり…。

アーティストのことば

アーティストの声で印象的だったのが、「作家活動をペースダウンしたり、断念することを、子どものせいにはしたくない」ということば。育休明けのママさんの中には、そのような葛藤を抱える方も多いのではないでしょうか。子育て中の筆者にとっても胸を突く一言でした。

数字が見せる、アーティストの子育ての実情

白い壁面には、ポップで可愛らしい数字がいっぱい!「12人のインタビューの中で、数字が印象的だった」と言う堀出さん。時間、金額、割合…そこには様々な数字がありました。

ポップで可愛らしい数字

湘南らしさを感じるデザイン

中央の「64」の数字。こちらは、保育園の入園を申請するために必要な月の就労時間。作品作りに集中すべく保育園に預けるために、他の仕事もしなければならないという実情が浮かび上がります。

「妻9対僕1」の作品

「妻9対僕1」は堀出さんの数字。育児の9割は奥さまがされているそうです。しかし、お子さんとのコミュニケーションは大切にしているという堀出さん。「子どもが邪魔な存在って思いたくない」と、お子さんが起きる前に制作活動をされていたこともあるそうです。


『ARTIST NO KOSODATE?』は7/1(土)までの開催

制作と子育てを両立しようとする12名のアーティストの声には、「あるある!」「そうそう!」と心に刺さることばとの出会いがありました。
一方で、子育て自体を楽しむ、子どもの存在が制作にとってプラスになっているなど、ポジティブな声は、自分の子育てのヒントになるかもしれません。

「アーティストの子育て」エントランス作品

家族の寝室や洗面台をイメージした展示など、まだまだほかにも見どころが!続きはぜひお子さんと一緒に、『藤沢市アートスペース』でご覧くださいね。

6/18(日)「苺一絵 by holiday」イベント開催!

似顔絵を描くアーティストの堀出隼さん

苺に扮した堀出隼さんが一期一会の気持ちで似顔絵を描きます。シンプルでポップなタッチのイラストは、SNSのアイコンにもおすすめ。

アーティストの堀出隼さんの似顔絵作品

ご家族全員のイラストも可能です。堀出さんとのおしゃべりも併せて、堀出さんとの一期一会をお楽しみくださいね。

日時 2023年6月18日(日)10:00~12:00 / 13:00~17:00 ※1回15分程度
描く人 堀出 隼(株式会社holiday主宰)
定員 24名 ※先着順(当日に空きがあれば随時受付))
対象 どなたでも
参加費 1,000 円(一組 ※おひとりでもOK!)
申し込み方法 藤沢市アートスペースに電話(0466-30-1816)、もしくは来館で受付
WEBサイト http://we-are-holiday.com/


ライター:honobono
夫の転勤であこがれの地、湘南へ。茅ヶ崎在住。湘南の太陽をいっぱい浴びて、美白とは縁遠い生活を満喫中。湘南で子育てを楽しむヒントを、お母さん目線で提案していきます。
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