鎌倉をさくっと半日旅行!大満足のモデルコースを紹介します

都心からもアクセス良好で、日々多くの方々で賑わうここ鎌倉。おなじみの江ノ電に沿って、数多くの観光スポットが点在しています。それ故に、どうやって回れば効率よく楽しめるのか迷いがちな鎌倉観光。「日帰りで鎌倉観光を楽しみたいけれど、どう歩いたらいいんだろう?」そんな疑問を解消するべく、さくっと回れて、まるっと楽しめる、ママモアナ編集部おすすめモデルコースを実際に歩いて紹介いたします。

【10:00】JR鎌倉駅から観光スタート!まずは銭洗弁財天宇賀福神社へ

鎌倉駅

品川からも一本で来れる、JR横須賀線鎌倉駅。ここから散策をスタートしていきましょう。まずは今日の観光で使うお金を清め、清らかな心で楽しむべく、銭洗弁財天宇賀福神社へと向かいます。鎌倉駅からは1kmちょっとの距離があるので、森の香りと木漏れ日の心地良さを感じながら、のんびり歩いていきましょう。歩くのが大変ならば、タクシーはもちろん、人力車で向かうのもアリですよ。

【10:30】銭洗弁財天宇賀福神社で、心身とお金を清めましょう

鎌倉・銭洗弁財天宇賀福神社

銭洗弁財天宇賀福神社は、境内の清水にてお金を洗うと増えると言われており、銭洗弁財天の名で有名です。手水舎で口と手を清め境内へと進めば、滝の音が響くしっとりと涼しい雰囲気に包まれます。

鎌倉・銭洗弁財天の清水

まずは授与所でお線香とローソクを授かりましょう。参拝をしてから、洞窟の奥へと進みます。銭洗弁財天の清水は、江戸時代から伝わる「新編鎌倉志」にて鎌倉五名水として数えられており、洗ったお金が何倍にも増えて返ってくるとされています。

霊水で清めたお金

ザルの上にお金を置き、清水を汲んで3回ほど清めましょう。お札を清める場合は端に少しかけるだけでも大丈夫だそうですよ。霊水で清めたお金は、自分への投資や誰かへの贈り物など、有意義なことに使ってこそ富が巡るとされています。ただ「お金を増やすぞ!」と洗うのではなく、自分の心の在り方を見つめなおし感謝を込めて清らかに使いましょう。

さて、銭洗弁財天宇賀福神社の参拝を終えたら、小町通りへと足を延ばしてみましょう。

【11:30】小町通りで食べ歩き名物を堪能。軽食からスイーツまで目白押し

鎌倉小町通り

数々のお土産物屋さんや雑貨屋さんが立ち並ぶ小町通りは、歩いているだけでわくわくしてくる鎌倉駅前の中心街。ここではゆったりと歩きながら、様々な食べ歩きメニューを楽しむことができますよ。少し小腹が空いただけなのに、気づけばなんだか色々つまみたくなっちゃうのが食べ歩きの魅力です。

ごぼうの歯ごたえそのまんま。「はんなりいなり」のはんなり棒

鎌倉のはんなりいなり

銭洗弁財天から歩いて小腹が空いたら、「はんなりいなり」がおすすめ。はんなり棒というスティックタイプのいなり寿司が楽しめます。ごぼうとしらすで迷いましたが、寿司からはみ出ているごぼうの存在感が気になりこちらを買いました。

寿司からはみ出ているごぼう

ニンジンのように色鮮やかですが、ごぼうです。一口かじると、ごぼうが「ポキッ!」と心地良い音を立てて砕けます。ほんのり甘いおあげと身体に良さそうな歯ごたえ抜群のごぼうのハーモニーを、ごまの香りが見事に引き立てます。こってりしたものが苦手な方はこちら!

「杉養蜂園」のはちみつソフトで、ひんやり甘いひとときを

鎌倉・杉養蜂園

食べ歩きが充実の小町通りではもちろんスイーツも豊富です。こちらは鎌倉駅前に3店舗を展開している「杉養蜂園」。ここでは、はちみつ味がふわりと香るソフトクリームが頂けます。

はちみつ味がふわりと香るソフトクリーム

ソフトクリームのコクのある口当たりに、はちみつのやさしい甘さがマッチする暑い日にはもってこいの冷たい美味しさ。ちなみにこのソフトクリームの写真を撮ってSNSにアップした画面を店員さんに見せると、スティックタイプのはちみつがもらえますよ!紅茶などに入れると華やかな甘さが楽しめます。はちみつソフトクリームを食べるなら、こちらの特典もチェックです。

お土産・食べ歩きにもぴったりな塩ミルフィーユ

鎌倉バターホリック・塩ミルフィーユ

続いては、食べ歩きにもお土産にもぴったりなスイーツを。『BUTTER HOLIC(バターホリック)』は、クラフトバターパイの専門店。若宮大路と小町通りの間にあります。
1つ1つおしゃれなBOXに入っているので配りやすく、持ち歩き時間も最長4時間と長いため、お土産にぴったり。そのままパクっと食べ歩きでも楽しめます。

鎌倉ならではの逸品を厳選!人気の鎌倉土産はこちら

【12:15】鶴岡八幡宮を参拝しましょう。広い境内と四季折々の情景が楽しめます

鎌倉・鶴岡八幡宮

三ノ鳥居は撮影にも人気のスポット

鎌倉幕府初代征夷大将軍、源頼朝ゆかりの神社として有名な『鶴岡八幡宮』。「国家鎮護」の神として、鎌倉に住む人々の心のよりどころとなってきました。

鎌倉・鶴岡八幡宮

それでは、国指定重要文化財である本宮(上宮)へ参拝に向かいましょう。目に飛び込んでくるのは、本宮へと延びる長い階段!一歩一歩階段を上っていくと、目の前に朱色の楼門が迫ってきます。

大石段を登り切った後振り返ると、鎌倉の街と海、そして由比ヶ浜へと続く参道が眼下に。参拝前にこの壮大な景色をぜひご覧くださいね。

【13:45】江ノ電に乗って長谷へ。一日乗車券『のりおりくん』がお得です。

鎌倉駅から長谷駅へ

鎌倉駅前周辺を歩き終えたら、江ノ電に乗って長谷へと向かいましょう。江ノ電鎌倉駅はJR鎌倉駅に隣接しているので、小町通りに沿って駅に戻れば迷うことはありません。長谷へと向かう道中は、車窓から見える鎌倉の日常を楽しむことができますよ。

江ノ電の一日乗車券「のりおりくん」

江ノ電に1日に2回以上乗車するなら、一日乗車券『のりおりくん(600円)』がお得です。のりおりくんを提示すると、鎌倉・江の島の飲食店・観光施設・ホテルなどで様々な割引や特典があるので、観光の際はこちらを利用するのが絶対おすすめ。これ一枚あれば、江ノ電沿線が何度でも自由に移動できるので、気になるエリアがあれば気軽に足を運べます。

【14:00】長谷駅へ到着。鎌倉大仏さまを参拝しましょう

鎌倉から江ノ電に揺られること5分、長谷駅に到着です。長谷駅は鎌倉大仏さまがいる高徳院の最寄り駅、駅前に観光スポットが集まっているのですべて歩いて回れます。長谷駅から海を背にしてまっすぐ歩けば、お土産物屋さんの先に高徳院が見えてきます。

長谷寺拝観券

拝観料は大人(中学生以上)が300円、小学生は150円です。参拝券には大仏様と鎌倉市の市章であるササリンドウがデザインされており、ぜひ記念に持って帰りたい一枚となっています。

鎌倉長谷の大仏様

晴れていると、鎌倉の山々と青空を背に大仏様を拝むことができます。その高さ、台座まで含めるとなんと13.35m。境内に入ってすぐに現れる大迫力の大仏さまの圧倒的な存在感に目を奪われます。境内には大仏さまにちなんだ書籍や授与品が並ぶ直営売店や、お土産物屋さんが併設された、軽食が頂けるお休み処もあります。歩き疲れてしまったら、昼下がりの大仏さまを見上げてゆったりと休憩すれば、心もほっこり安らぎます。


【15:00】鎌倉半日観光の締めは大仏クレープで決まり

鎌倉長谷の大仏クレープ

長谷駅からすぐの場所に2017年9月にオープンした「KANNON COFFEE」では大仏クレープが話題となっています。疲れた身体には甘いものを。大仏クレープで鎌倉観光を締めくくりましょう。写真は杏と和梨のクレープ(680円)。+120円で大仏ビスケットがトッピングされて大仏クレープになります。

ナッツや果肉ともちもち生地の食感が楽しいクレープは、甘すぎずコクのある味。お砂糖の甘さよりも素材の味が際立つ、見た目にも華やかでちょっと大人なクレープです。クレープでおなかを満たせば、気づけばこれで半日が過ぎています。鎌倉は半日あればこんなに楽しめてしまうんですよ。もちろん、お洒落な雑貨屋さんや大自然に包まれるハイキングコースなど、鎌倉にはまだまだ魅力が沢山。

訪れるたびに新たな発見がある鎌倉エリア。都心からも気軽に来れる場所だからこそ、さくっと羽を伸ばしに来ませんか?

赤ちゃんや子ども連れでランチをするのに「どこか良い店ないかな…?」
そんな方にピッタリなカフェを紹介しています。こちらの記事も是非ご覧ください。

鎌倉のブックカフェ『SONG BOOK Café』、親子カフェ『ミソラカフェ』、朝食もおすすめなカフェ『ナチュデコ』もご覧ください




ライター
ライター:Michel
クリスタルマジシャンMichelとして全国でイベント出演をこなす傍ら、故郷湘南の魅力を発信するライターとしても鎌倉江ノ島を行ったり来たり。自然と天然石とハンモックの上をこよなく愛する、マイペースな湘南ボーイ。

茅ヶ崎子育てインフォメーション
湘南の子ども習い事
湘南の美味しいお土産

おすすめ記事

  1. 茅ヶ崎・柿沢牧場

    茅ヶ崎の住宅街にある『かきざわ牧場』は、ご近所さんに愛される酪農場

  2. 鎌倉中央公園

    丘の上のオアシス『鎌倉中央公園』で親子で気軽にハイキング気分を楽しもう!

  3. オリジナルのチーズケーキ

    鎌倉みやげにお勧め!北鎌倉『鈴の日』のチーズケーキ

  4. 大庭城址公園

    藤沢『大庭城址公園』は、子どもが喜ぶ遊具が充実!森の中でのびのび遊べます

  5. 子どもと遊ぶ!湘南の公園

    湘南の公園で子どもと楽しく遊ぼう!おすすめの公園特集

  6. 鎌倉・長谷の古民家カフェ『てぬぐいカフェ一花屋(いちげや)』

    鎌倉・長谷『てぬぐいカフェ一花屋』で、子どもとのんびり美味しい時間を