江ノ島を半日でさくっと観光!江島神社を参拝しながら湘南の絶景を堪能しよう

新宿から小田急線で1本。都内からのアクセス良好な海沿いの観光地として連日多くの人々で賑わう江ノ島。
江ノ電に乗って鎌倉観光とセットで訪れる人が多いですが、今回は江ノ島にスポットを当てて実際に歩いてみました。

少し時間が出来たら、散歩がてらに非日常へ。半日あれば、江ノ島はここまで楽しめる!

江ノ電江ノ島駅か小田急片瀬江ノ島駅からスタート

江ノ電江ノ島駅

江ノ島へのアクセスは、江ノ電か小田急線が便利です。
藤沢から安く早く来るなら小田急がおすすめですが、もし江の島へと続く商店街『すばな通り』を楽しみたいなら、江ノ電江ノ島駅から散策をスタートしましょう。

江ノ電江ノ島駅にはおみやげ物屋さんや江ノ電グッズも充実しているので、初めて江ノ島に行く方は気分的にも江ノ電がおすすめです。
江ノ島までは海へ一本道なので、迷うことなくたどり着けますよ。

弁天橋を渡るか、小型船「べんてん丸」で島内へ

江ノ島のべんてん丸乗り場

まずは歩いて江ノ島へ渡るのがコース的にはおすすめですが、「べんてん丸」に乗れば一気に裏磯、岩屋洞窟までたどり着けますよ。
今回のコースでは、帰りにべんてん丸に乗りますので、とりあえずは橋を歩いていきましょう。

ちなみに船の上から港とかにいる人に手を振るのが楽しいです。
だいたい手を振り返してくれます。なんてやさしい世界。

江ノ島の弁天橋

晴れた日に歩く弁天橋はまさに絶景。
見渡す限りの海と空を堪能できる、江ノ島島内に入る前の最初の絶景スポットです。

島に向かって橋を歩きながら右手を見ると、富士山を望むことができます。
夕暮れ時には江ノ島と富士山のシルエットのコラボが楽しめるので、連日多くの方が橋から写真を撮っていますよ。

仲見世通りは江ノ島最大の商店街、お土産も豊富

江ノ島の青銅の鳥居

江ノ島島内に入ると正面に見える青銅の鳥居。ここからまっすぐ進んでいきましょう。
江ノ島は道がとてもシンプルなので、道に迷うことはまずありません。青銅の鳥居を抜けて仲見世通りではおみやげや食べ歩き、食事を楽しむことができます。
名物の生しらすも各飲食店で提供されていますよ。

江ノ島のお土産屋さん

なんだか昔の遠足を思い出す、懐かしいおみやげ物屋さんが沢山。
貝がらなどの海沿いならではの特産品が多い一方で、遠足の定番みやげ「木刀」も健在なので、小学生男子を惹きつけてやみません。

仲見世通りを抜け、江島神社辺津宮へ

江島神社の辺津宮

にぎやかな仲見世通りを抜ければ、江島神社最初の一社、辺津宮に到着します。江島神社は辺津宮、中津宮、奥津宮の三社に分かれているので、順に参拝していきましょう。江島神社は良縁・芸道上達のご利益で有名で、日々多くの参拝者が訪れています。

こちらの辺津宮の鳥居から向かって左手に、島内を結ぶエスカレーター、通称「エスカー」の乗り場があります。

江ノ島のエスカー乗り場

足腰の弱い方、乳幼児を連れている方などはエスカーを利用することで、島内巡り・参拝がぐっとスムーズになりますよ。

少し登って、ヨットハーバーを一望しつつ中津宮へ

ウッドデッキから眺めた江ノ島ヨットハーバー

辺津宮から中津宮へと続く道、エスカー2区の目の前のウッドデッキからはヨットハーバーが一望できます。スマホを置く台なども設置されているので、記念撮影にもってこいの場所として常に人が絶えません。

ここから階段を少し登ると、中津宮に到着します。頂上へと続くエスカー3区の乗り場は社殿向かって左手にありますよ。

江ノ島の中津宮

頂上まであとほんの少し、奥津宮は頂上からさらに先になるので、一度頂上付近で一休みするのがおすすめです。

江ノ島頂上で、シーキャンドル探索や軽食を楽しもう

江ノ島サムエルコッキング苑と江ノ島シーキャンドル

頂上まで登ると、サムエルコッキング苑や江ノ島シーキャンドルといった江ノ島観光の中心となる施設が集中しています。
特に江ノ島シーキャンドルの展望フロアから見渡す大海原は圧巻。江ノ島に来たらぜひ登ってほしいポイントです。

シーキャンドルに登る際には、スタッフの方に一言伝えればベビーカーを預かってもらうことも出来るので、身軽に展望室まで登りましょう。
また、サムエルコッキング苑前では大道芸を観ることが出来ます。日本トップレベルの大道芸人さんが集まることで有名な江ノ島、お子さまも大喜び間違いなしです。

江ノ島頂上のお食事処

頂上にもお食事処や売店が揃っているので、小腹を満たすにもしっかり食べるにも選択肢が多いのがうれしいところ。

江ノ島イルキャンティカフェ内の授乳室

授乳室が必要な場合はイルキャンティカフェ向かって左手の女子トイレ内に授乳室がありますので、そちらを利用しましょう。

江ノ島をさらに進んで奥津宮へ

江ノ島の奥津宮

頂上から道なりに進んでいくと奥津宮にたどり着けます。
奥津宮周辺は龍恋の鐘や裏磯など自然に触れられるスポットが特に多く、付近にもお食事処があるため夏の磯遊びにはもってこいのエリアです。

三社に分かれている江島神社の参拝も、奥津宮がゴールです。参拝を無事に終わらせたら、道なりに階段を下りて岩屋方面へと向かっていきましょう。

裏磯へ続く階段、江ノ島裏手の岩場は生き物も豊富

江ノ島の裏磯への階段

裏磯へと降りる道は江ノ島島内でトップクラスに階段が急なので、くれぐれも転ばないように注意して降りましょう。また、波が高い時など危険な場合があるので、台風の前などはここまで行かないのが無難です。

波が穏やかで干潮時なら、息を飲む絶景を楽しめるだけでなく磯遊びをするにももってこいの場所なんですよ。裏磯付近の売店では網やバケツも売っているので、思い付きでその場で磯遊びすることもできちゃいます。

江ノ島の裏磯

裏磯から岩屋へは目と鼻の先。磯遊びと洞窟探検が一気に楽しめてお食事処も近いので、夏場はここだけでお子さまと半日遊びつくせますよ。

磯は楽しいですが、まれに毒を持った生物がいたり、藻で滑りやすくなっているので歩くときは注意して進んでくださいね。

江ノ島で洞窟探検ができる岩屋と絶景を楽しもう

江ノ島岩屋入り口

江ノ島の最も奥地にある施設「江の島岩屋」では、洞窟の中を歩いて回ることができます。
洞窟内で渡されるろうそくの灯りを頼りにゆっくりと進んでいくその感覚はまるで洞窟探検のよう。探検が好きなお子さまにはもってこいの施設です。

岩屋の入り口はすぐ海に面しているので、橋の上からぼんやり海を眺めている人も多く、喧騒から離れたゆっくりとした時間が流れています。

裏磯から眺める江ノ島の夕日

裏磯から見える景色は、シーキャンドルからの景色に引けを取らない美しさ。ここからも、もちろん富士山を見渡すことができますよ。

岩屋からの帰り道は、べんてん丸でスムーズに

江ノ島べんてん丸乗り場

※12月~2022年2月は平日は休航、土日祝日のみ運行となります

行きに通り過ぎたべんてん丸は、弁天橋から江ノ島の裏磯を約10分で繋いでいます。
江ノ島裏手の階段はかなり急なので、お子さまを連れてもう一度登るのは結構大変。

べんてん丸を使えば江ノ島の入り口まで一気に戻れる上に、これまで歩いた江ノ島を海の上から一望できるので、帰り道はべんてん丸が一番おすすめです。
ちなみに波が高い日や雨天では運休になるので、海が穏やかで晴れた日を狙って利用しましょう。

ちょっと時間が出来たら、親子で羽を伸ばしに江ノ島へ

江ノ島

こんなに近くにあるのに、いざ散策してみるとまるでどこか遠くまで旅行に来たような非日常が味わえる、江ノ島にはそんな不思議な魅力があります。
ママモアナでは、他にもお子さまと一緒に訪れるのにおすすめな江ノ島周辺のカフェやレストランを紹介しています。お子さまと一緒のランチやディナーに迷ったら、ぜひご参考にしてみてくださいね!

ライター
ライター:Michel
クリスタルマジシャンMichelとして全国でイベント出演をこなす傍ら、故郷湘南の魅力を発信するライターとしても鎌倉江ノ島を行ったり来たり。自然と天然石とハンモックの上をこよなく愛する、マイペースな湘南ボーイ。

茅ヶ崎子育てインフォメーション
湘南の子ども習い事
湘南の美味しいお土産

おすすめ記事

  1. 紫陽花と江ノ電

    鎌倉・長谷のあじさいめぐり~紫陽花が見頃を迎える長谷コース

  2. 江ノ電が通り過ぎる様子

    江ノ島・片瀬の『ミンナミ食堂』で江ノ電を眺めながら味わう炭火焼料理

  3. 湘南の美味しいデリカテッセン12選

    湘南の美味しいデリカテッセン12選~クリスマスやお正月を豪華に楽しもう!

  4. 藤沢市立新林公園

    『新林公園』は、藤沢屈指の桜の名所。大人も子どもも楽しめる自然豊かな公園

  5. 片瀬海岸東浜で開催!日本一楽しいゴミ拾い!『海さくら ゴミ拾い』に家族で参加しよう!

  6. 鎌倉・江ノ島の海岸生物観察会

    江ノ島・鎌倉『海岸生物観察会』、2024年度の開催日が決定!