長野の美味しい無農薬野菜を求めて、江ノ島『Na Harvest(ハーベスト)』のマルシェへ

湘南モノレール江ノ島駅を背に、藤沢方面へと向かう細い道を7、8分進むと右手に一軒の可愛らしい古民家、『Tiny Store(タイニーストア)』に出会えます。

江ノ島片瀬の無農薬野菜『Tiny Store(タイニーストア)』

月に1、2度オープンするこの店のマルシェでは、新鮮な無農薬野菜やこだわりの食材が手に入ると地元で評判に。地元片瀬の人はもちろん、鎌倉・茅ヶ崎などからもこの店の確かな食材を求めて訪れる根強いファンで賑わうお店です。

江ノ島片瀬の無農薬野菜『Tiny Store(タイニーストア)』の店内

店内に所狭しと並ぶのは、長野県中野市からオーナー自身が毎回直送する新鮮な食材の数々。

江ノ島片瀬にある『Tiny Store(タイニーストア)』の無農薬野菜

野菜や果物をはじめ、お米、豆、醤油に味噌、そして冷蔵庫の中にはえのきなどのきのこ類やヨーグルトと「知る人ぞ知る小さな自然食品屋さん」といった趣に、思わず心が弾みます。




長野の元氣な食材を湘南で暮らす人に届けるその想いとは

この店を運営するのは、『Na Harvest(ナ・ハーベスト)』の名称で様々な活動をされている浜田聖さん。

長野の野菜を届ける『Tiny Store(タイニーストア)』の無農薬野菜

中野市出身の浜田さんは23年前、結婚を機に片瀬へ。今年は『Na Harvest(ナ・ハーベスト)』を立ち上げて9年目になるそうです。

「『Na Harvest』を始めた大きなきっかけは、東日本大震災でした」と語る浜田さん。

「震災の後、片瀬周辺でもスーパーで物を取り合う人々の姿を多く目にしました。そんな様子に私は『ここは被災地じゃ無いのに。なぜ、そんなに物を買い占めるの?』と、思ったものです。海も近く普段はとても穏やかな街も人も徐々に混乱の渦に巻き込まれていく様子を目の当たりにしました。私はこんな雰囲気の街で子供と暮らすことに限界を感じ、当時まだ幼稚園と小学校に通っていた二人の娘を連れて、長野の実家でしばらく暮らすことにしました」

江ノ島片瀬の無農薬野菜『Tiny Store(タイニーストア)』を運営する浜田聖さん

長野に帰省すると、石油が無い、ティッシュが無いなど物の不足は湘南と同様にあったものの、街が混乱している雰囲気はなく、人々も普段とあまり変わらない様子だったそうです。

浜田聖さんの故郷、長野の風景

「長野の『無ければ無いなりに、暮らせば良い』という空気感に安堵を覚えました。そんな時に、ふと思ったのです。なぜ近所の人達がスーパーであんなに物を買い占め、物が無くなることを恐れ、混乱していたのかと。きっとそれは、物がどのように作られていて、どのように自分の元に届くか知らないからじゃないかなと」

そこで実家が農家だった浜田さんは、お父様が栽培しているお米や近所の農家さんの野菜を湘南で販売してみたらどうだろう…?と思ったそうです。

長野の安全・安心な食材

「長野の畑で安全・安心な食材を栽培し、それを湘南の皆さんに直接届けることで、少しでも近所の方々の不安を解消できればいいなとの想いで、『Na Harvest(ナ・ハーベスト)』としての活動を始めてみました」

長野の安全・安心な豆

浜田さんのお父様が作られている豆類

「食材に拘りたい」との想いが強い浜田さんは、自分の畑はもちろん、協力してくださる農家さんにも無農薬・減農薬での野菜作りをお願いしているそうです。

無農薬野菜のニンジン

甘さが違う雪中人参は、浜田さんが手塩に掛けて育てたもの

今では週の半分を長野で暮らし、湘南で暮らす人々に提供する野菜作りに勤しんでいる浜田さんは、「土と触れ合うことの大切さ」をこの生活スタイルを通じて日々感じているそうです。

無農薬野菜作り

衣・食・住で繋がる『Na Harvest(ナ・ハーベスト)』

『Tiny Store』では、『Na Harvest』で製作している洋服やバッグなども販売しています。シンプルで機能的なデザインはどれも「街でも畑でも」をコンセプトに、浜田さんのアイデアをアパレル業界でパタンナーとして活躍していたパートナーのヒロコさんがカタチにしているのだそうです。

『Na Harvest』で製作しているバッグ
『Na Harvest』で製作している洋服

「良質なコットン素材って、長く使えますよね。だから飽きのこないシンプルでサスティナブルなデザインをベースに、長く使ってもらえる物作りをしていきたいと思っています。白いシャツだって、洗えば泥だってキレイに落ちるから畑でも着られますよ!今の『飽きたらすぐに捨てる』暮らしを、少しずつ見直していくきっかけになってくれたら嬉しいかな」と、お二人は笑顔で語ってくれました。

『Na Harvest』の浜田さんとヒロコさん

浜田さんの活動に共感し、東京から片瀬に越してきたヒロコさんはヨガインストラクター(Blue Yoga)としても活躍中

良質なコットンへのこだわりから、浜田さんには自分で綿花を作り糸を紡いでみたいと新たな想いが。その夢の実現の為に、試行錯誤しているそうです。

数々の想いをカタチにしてきた浜田さんの新たな挑戦に今後も注目していきたいです。




今こそ、元氣な食材を食べて免疫力アップ!

『Na Harvest(ナ・ハーベスト)』のマルシェでは長野県中野市で浜田さん自身が、また協力農家さんにお願いして無農薬・減農薬で栽培された新鮮な食材が並びますが、どれも手に取るだけでその美味しさが伝わってくる元氣なものばかり。

マルシェは『Tiny Store』以外でも、片瀬のシラス屋さん『浜野水産』や茅ヶ崎ストーリーマルシェでも定期的に開催されています。

江ノ島・片瀬のシラス屋さん『浜野水産』

浜野水産は江ノ島電鉄江ノ島駅からすぐ!

湘南ではあまり見かけない野菜も多く、えのき・しめじなどは驚くほどシャキシャキ。キノコ類は絶対に買いたい食材ですので早めにゲットしてくださいね!

しめじ、えのきなどきのこ類の無農薬野菜

新型コロナウィルスの蔓延で、東日本大震災後同様の混乱が起きつつある湘南の街。
そんな今だからこそ、心も体も元気にしてくれる食材を中心としたバランスの良い食事をより心掛けたいものです。

元氣な食材が揃う『Na Harvest(ナ・ハーベスト)』のマルシェは不定期で開催されます。

しめじ、えのきなどきのこ類の無農薬野菜

浜田さんのお父様が栽培している黒豆で作られた納豆も絶品!免疫力アップ必須の食材

一度訪れると必ずまた訪れたくなるマルシェですよ。

【2020年3月のマルシェスケジュール】
3月8日(日) Tiny Store「片瀬ハーベスト」
3月15日(日) 浜野水産 × Na Harvest
3月29日(日) 出張ハーベスト@松の杜くげぬま
※3月以降の日程、『Na Harvest』のマルシェ以外の活動はFacebookでご確認ください。


ライター

ライター:zion_mama
東京の某ラジオ局の広報職を経て、雑誌やフリーペーパーのライターに。鎌倉在住。音楽と美味しいごはんが大好き。子育て中のママ目線で、湘南の遊び方を提案していきます。


ママモアナセレクト

湘南で一番好きなアイスとかき氷

おすすめ記事

  1. 運動塾『湘南ゴールデンエイジアカデミー』で運動する子ども

    運動教室『湘南GoldenAgeアカデミー』で子どもの運動神経を育もう!

  2. 湘南の冬に飲みたいテイクアウトドリンク

    冬に飲みたい!湘南のテイクアウトドリンク

  3. 離乳食は持ち込みOKなので赤ちゃんも安心

    逗子『サンサンゴゴ』で、沖縄料理をゆっくり堪能!

  4. 茅ヶ崎の移動パン屋さん「くにぱん」

    茅ヶ崎・サザンビーチ近くの『くにぱん』は移動販売するパン屋さん!

  5. 逗子・鎌倉・葉山の『ミサキドーナツ』で、ふんわり甘~いスイーツタイム

  6. 葉山のカフェ『Cafe 会英楼(かいえいろう)』のケーキ

    葉山『Café 会英楼』の極上スイーツをテイクアウトで!

  7. アソート

    西鎌倉のフレンチデリ『ニヨンマル』で本格フレンチをお家でリーズナブルに!

  8. 逗子『Crêpe Shop Barubora(クレープショップ バルボラ)』で、ご褒美スイーツを

  9. 中川さんの絵本

    鎌倉・由比ガ浜のブックカフェ『SONG BOOK Café』で、絵本に癒される夏