鎌倉の隠れ家カフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』で異国情緒と世界の家庭料理を楽しもう!

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鎌倉駅西口から徒歩2分、御成通りを1本入った住宅街からフラミンゴのイラスト看板を目印に入った路地の突き当りに佇む、築40年の白い一軒家を改装したお店が『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』。

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』の案内板

駅から徒歩2分のロケーションとは思えないほど、大通りの喧騒から離れた静かな隠れ家カフェです。

世界の家庭料理と異空間で海外にタイムトリップ

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』の店舗外観

ガラスの引き戸を開けると、そこは個性的な秘密基地の様な店内。入口にはおからを原料にしたECOなペレットストーブがあり、店内は優しい温かさに包まれています。

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』のペレットストーブ

一階の奥にあるファイアープレイスをイメージしたウッディな入口をくぐったお部屋へ。

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』のウッディーな入り口

テーブル席と大きな窓があるヨーロピアンクラシックテイストの落ち着いた空間でゆっくり食事が出来ます。

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』のヨーロピアンクラシックテイストのお部屋

2階は、どうなっているのかとワクワクしながら古材を張ったユニークな壁の階段を昇るとこちらはアジアンリゾートテイスト。

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』のアジアンリゾートテイスト

人気のロッキングホース。これに乗りたくて来るお子様もいるという人気者です。

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』のロッキングホース

「乗ってみたい!」と思ったら大人も乗れるそうですのでトライしてみてくださいね。

ベビーと一緒の際は、一部のスペースを授乳スペースにしてくれるのでママにも嬉しいですね。

そして絶対に入って欲しいのがトイレ!著者は用が無くても入って下さいと言いたいほどの見どころです。

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』のバスタブとドレッサー

見れば分かる不思議感!ヨーロッパのバスルームをイメージしたというバスタブとドレッサー。このシャワーとバスタブは実際に使えるそうです。

体に優しい世界の家庭料理を堪能

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』は、他の国の事を知る機会の少ない島国日本で色々な国の文化や芸術、音楽、料理や飲み物を通してその国の文化や言葉に興味を持つ入口になり、日々の選択肢を広げる場であれば面白いというオーナーの思いから始めたお店。

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』のオーナーの黒澤さん

オーナーの黒澤さんは、カウチサーフィンネットワークという普通の人の家のソファーをただで渡り歩いて旅をするというサービスに賛同し、旅人の受け入れをしていたそうです。

その時に出会った様々な国からの来客に、彼らのお母さんの味や伝統の料理のレシピを教えてもらったり、また自身が旅先で会った人に教えてもらった料理のレシピを元に作っているのがこの店で供される“世界中のお母さんの料理(家庭料理)”。

どの国でもお母さんの料理とは、愛する子供達や旦那様の為に栄養やカロリーを考え、なおかつスピーディに作れるバランスの良い“最強の料理”ですよね。

毎日10種類以上の世界の家庭料理がラインアップされるメニューから、まずはお店一番人気の定番料理「チキンコリバターカレー(1,150円)」。

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』のチキンコリバターカレー

コリバターとは、南インドのタミール語で、コリは“鶏肉”、バターは“炒める”の意味。
南インドの某有名ホテルの問題不出のレシピをバリ訪問時に手に入れた秘密のレシピだそう。チキンをバターで炒めてココナッツミルクで仕上げた辛さ控えめの食べやすいカレーにはフライドオニオンとパクチーが添えられ、山型のたっぷりご飯も付いたボリューミーな一皿です。

こちらはコテージパイがメインのランチプレート(1,250円)。

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』のコテージパイ

コテージパイとは、家庭で残ったローストビーフなどの肉料理の上にマッシュポテトを乗せてオーブンで焼き上げるイギリスの伝統的な家庭料理で、こちらではひき肉のコテージパイがいただけます。

サラダ、山型の雑穀米、付け合せにキャラメライズしたりんごがワンプレートに綺麗に盛り付けられていました。セットに付いているサラダのドレッシングは、その日仕入れた野菜に合わせて毎日手作りしています。

この日は、苦めの野菜に合うアールグレイベースの甘めのドレッシングがマッチしていてペロッと食べられるサラダでした。

台湾料理の「ルーローハン(1,350円)」も人気の一品。

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』のルーローハン

トンポーロ―という煮豚の残り物を刻んで汁ごとご飯に乗せて食べる汁かけご飯が元になっています。

ランチセットの価格は、1,050円、1,150円、1,250円でサラダ、雑穀米、飲み物(コーヒーか紅茶)付き。コリバター以外は、毎日メニューが替わります。

ご飯は雑穀米で体にやさしく栄養も満点。小麦アレルギーの方には、麦を抜いたご飯やリゾットにアレンジも可能。ベジタリアンやビーガン、アレルギー対応の料理にもアレンジも出来ます。その他、裏メニューでお子様に人気のオムライスもあります。

鎌倉のカフェ『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』のランチボックス

この店では電話でランチボックス(1,050円~)のオーダーも出来るので、自宅でお料理を食べたい時やママ友との集まりなどにもおススメです。

美味しい料理と“ワンダー”な空間を楽しもう!

定期的にアーティストの作品を展示し、店の一角で販売もしている『Wander Kitchen(ワンダーキッチン)』。

店内は部屋ごとに異なるテイストのスペースになっていて、アンティークな椅子やテーブルが個性的でどの部屋も居心地の良い空間になっています。

その名の通り、空間もお料理も“ワンダー”なお店。
他にも食べてみたいお料理がいっぱいでこれはリピート間違いなしです!海外旅行気分で珍しい“世界のお母さんのお料理”を食べに行ってみてくださいね。


ライター

ライター:Ako
EC・WEB業の傍ら、ライターとしても活動。お酒と美味しいものに目が無く、お料理と旅行が趣味でとくにハワイが好き。鎌倉育ち、鎌倉在住、独自のローカル目線で情報発信していきます。

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