この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。最新の情報はお問い合わせください。
※休業のお知らせ(詳細は公式Facebookをご確認ください)
鵠沼海岸駅から海側へ歩いて5分。静かな住宅街の中に『おうち食堂WaWaWa』はあります。目印は、この可愛らしい木の看板のみ。普通の一軒家なので、初めて訪れた時は迷ってしまうほど。
チャイムを鳴らすと店主の野口恵子さんがニコニコとお出迎え。思わずただいま~!と入ってしまいそうになる、アットホームな雰囲気です。
目指したのは、みんながワイワイと食事が楽しめる“おばあちゃんの家”
「お店で食事するとなるとちょっと緊張するでしょ?そうではなくて、周りを気にせず子どもも一緒にワイワイ食事ができるほうがママも楽しいじゃない?」という野口さん。自宅のリビングを食堂にすることで、自分のおばあちゃんの家に訪れたかのような雰囲気にしたかったったそう。初めてなのに昔来たことがあるような、そんな懐かしさがあります。
子どもが喜ぶおもちゃはもちろん、おむつ替え台や補助便座も
実際に2人のお孫さんと共に暮らす野口さん。食堂には、お孫さんが使っていたおもちゃがたくさん!男の子も女の子も、十分に楽しめるおもちゃが並びます。
目の届く範囲で夢中になって遊んでくれるため、ママたちはゆっくりおしゃべりができると大好評。子ども用の食事椅子やおむつ替え台はもちろん、トイレには補助便座や踏み台も。トイトレ中のお子さんにも安心ですね。
「本物の味を知ってほしい」野口さんの想いが詰まった『Wa定食』
『おうち食堂』のランチメニュー「Wa定食」は野菜が中心。すべて藤沢の農家から直接届く無農薬野菜で、その内容でランチのメニューが決まるそう。
「旬の野菜を食べることが一番の秘訣だと考えています」と野口さん。しかし時代ともに、野菜そのものの味がなくなりつつあることに危機感を覚えているとか。ところが、藤沢の有機農家が作る野菜は、野口さんが子どもの頃食べていた野菜の味に近くて懐かしく感じるそう。藤沢産野菜を積極的に使う理由は、野口さんの舌の記憶にありました。
この日の献立は…
ごはん(青森産EM農法米 つがるロマン)、キュウリのあんかけ味噌汁、ズッキーニとパプリカのピクルス、ステックセニョールのニンニク塩炒め、長芋の梅和え、人参の葉の天ぷら、高野豆腐のから揚げ(豆乳ドレッシング)、有機野菜サラダ、インゲンの胡麻和え、黒豆の煮物、切り干し大根の煮物。
この一食だけで、一日分の野菜が摂れてしまいそうな品数にびっくり!どれも野菜そのものの味がしっかりと感じることができて、かなりの満足感。初めて知る野菜もあり、発見と驚きがあります。
「本物の味を知ってほしい」という野口さんの想いから、使用する調味料は昔ながらの製法で作られているものばかり。油はオレイン酸がたっぷりと含まれて身体によいとされる「菜種油」を、味噌は藤沢産の有機大豆と自然栽培米による麹で作った自家製味噌を使っているそうです。食べることで、身体が元気になる。そんな力が野口さんのお料理に感じられます。
野菜たっぷりのランチの後は、お茶やスイーツもお忘れなく。飲み物は鵠沼海岸の『7325COFFEE(ナミニココーヒー)』の豆を使用したコーヒーをはじめ、屋久島産有機紅茶やレモネードなどがラインナップ。野口さんお手製の梅ジュースや紫蘇ジュースも人気です。
スイーツは野口さんの娘さんが担当。小麦粉や砂糖など、使用する素材にこだわったシフォンケーキは優しい甘さとふんわりとした口当たりが楽しめます。
食を通じ笑い、和み、輪になる。『おうち食堂WaWaWa』はママたちのオアシス
子ども連れのママたちでいつも賑わう『おうち食堂WaWaWa』。そんな様子を見て野口さんは「子供たちの成長を見るのが楽しみですね」と目を細めます。
平和の和や笑、輪などの意味が込められている店名のごとく、野口さんの周りにはたくさんの“Wa”が溢れています。
『おうち食堂WaWaWa』はいつもは予約が必要ですが、不定期で予約不要のオープンデーを開催。ワンプレートランチをはじめ、テイクアウトできるお惣菜などの販売があります。開催日等の詳細はこちらをご覧ください。
『おうち食堂WaWaWa』で飲むことができる『7325 COFFEE』もご紹介しています。素敵なご夫婦から、コーヒーへのこだわりや子育ての秘訣など様々なお話をお伺いしました。
おうち食堂WaWaWa(おうちしょくどう わわわ)
住所 |
---|
神奈川県藤沢市鵠沼海岸3丁目(詳しくはご予約後お伝えします) [Googleマップ] |
アクセス |
鵠沼海岸駅から海側へ徒歩5分 |
電話 |
0466-76-5679 |
営業時間 |
11:00~15:00 |
定休日 |
土・日曜日 |
予約 |
必要※ご利用の際はお電話、LINE(@mpw8226s)でご連絡ください。 |
SNS |
ライター:honobono
夫の転勤であこがれの地、湘南へ。茅ヶ崎在住。湘南の太陽をいっぱい浴びて、美白とは縁遠い生活を満喫中。湘南で子育てを楽しむヒントを、お母さん目線で提案していきます。