『キッズマッサージ』で親子の絆を深めよう!

※『親子の幸せタッチケア講座』はオンラインレッスンのみの開催となります。詳細は『2525 with you』公式サイトをご覧ください。

出産して最初のお稽古ごととしても人気の高いベビーマッサージ。言葉が話せない赤ちゃんとママとのコミュニケーションの手段になると、またママもベビーもお互いの存在をより身近に感じ絆を深めることができると評判です。

ベビーマッサージを習い、実践してきたママもベビーが歩き始める頃には、すっかりマッサージをしなくなったという方も多いのではないでしょうか?

マッサージを通じての子どもとのコミュニケーションをベビーで辞めてしまうのは、何だかもったいない気がします…。

「愛情を持って子どもに触れることは、子どもがいくつになっても大切です」と語るのは、ベビー&キッズマッサージ・ベビーヨガのお教室『2525 with you(にこにこウィズユー)』の主宰小堺友美さん。

ベビー&キッズマッサージ・ベビーヨガ『2525 with you(にこにこウィズユー)』の主宰小堺友美さん

今回はベビーを卒業した幼児期や学童期のお子さんを持つ方にむけた『キッズマッサージ』をご紹介します。

キッズマッサージって何だろう?

『2525 with you(にこにこウィズユー)』で毎月一回開催されているタッチケア講座『親子の幸せタッチケア講座』。このクラスはベビーを卒業した歩き始めのお子さんから幼児・小学生のお子さんを持つ方を対象にした少人数制のお教室。子どもへのマッサージを通じて、タッチケアの大切さを学んでいきます。

タッチケアのお話と幼児期や学童期のキッズマッサージ

「私のお伝えするキッズマッサージは親子の絆を深められるベビーマッサージの延長にあります。はじめての社会生活の中でさまざまな感情を抱き始める幼児や、自我がより強くなる小学生のお子さんへのマッサージは、ベビーの時とはまた違った感じで、ふれあうことの良さがより実感できると思います」と、友美さん。

ベビー&キッズマッサージ講師の小堺友美さん

二人のお子さんのママである友美さんは、旦那様の海外赴任でタイに住むことになった時に、環境の変化になかなか対応できず不安を感じていた子どもたちに毎日マッサージなどのタッチケアを行っていたそうです。すると、子どもたちの心の緊張感が徐々に解れ、日ごとにまた元気になっていく様子を目の当たりにし、タッチケアの良さをとても実感されたそうです。

そんなご自身の経験から『2525 with you』では、入園・入学・進級・復職・お引越しなど環境の変化に不安を抱えるお子さんの心の安定につながるキッズマッサージを、より多くの方に知ってもらいたいと思い、定期開催しているそうです。

タッチケアで触れることの大切さを学ぼう!

クラスは毎回4人程度の少人数で行われます。ほのぼのとした雰囲気の中、まずは座学でタッチケアについて学んでいきます。この日は参加者の半分がお子様連れでした。

タッチケアのクラス風景

タッチケアとは、受け手のこころやからだに意識を向けて、愛情をもって、やさしくなでさすったり、お互いに心地よさを感じるタッチをすること。マッサージもその具体的な方法の1つです。

日本ではまだまだ一般的に浸透していないタッチケアですが、皮膚への触感刺激が子どもの健やかな成長と発達に重要な役割を果たすことが、様々な調査研究からも分かっているそうです。

タッチケアを教える小堺友美さん

「タッチケアを子どもに行うことによって、行う側・受ける側共にオキシトシンと呼ばれる愛情と絆のホルモンが分泌され、安らぎや幸福感が高まります。そして、不安が軽くなりストレスが軽減したり、攻撃的な行動が減ると言われています。また子どもが身体をマッサージされることで、脳や神経の発達が促されたり、免疫力が高まったり、質のよい睡眠がとれるようになるなど嬉しい効果も。他にも、マッサージによって子どもが自己の身体的イメージを受け入れやすくなり自尊心が高まることや、自分と他人との健全な境界線が育つとも言われています」と、友美さん。

タッチケア座学の合間におやつ時間

座学の合間にはおやつ休憩もあり、子どもたちは自由に遊べるのでとても楽しそうです。

実技の時間はみんなで円になり、お子さんが一緒の方はお子さんを、お一人の方は人形をモデルにマッサージの練習です。

オイルを使ったキッズマッサージ

オイルを使用しても洋服の上からでも行えるマッサージ。オイルを使う場合は場所やタイミングが制限されがちですが、服を着させたままでも行えるというのは忙しい方にとってはうれしいポイントです。

歌やお話をして進めるキッズマッサージ

子どもたちの希望を聞いたり歌に合わせたりしながら脚、お腹と順番にマッサージしていきます。

子どもも一緒にキッズマッサージ

ママのマッサージモデルになるはずのKくんもみんながマッサージしていると気になるようで、ママと一緒に練習していました。

胸や背中なども行い全身のマッサージ方法を学んだあとは、幼児・小学生の子どもたちの多くが経験する成長痛の緩和方法を。

成長痛を緩和するキッズマッサージ

著者も小学生の頃、成長痛が酷く接骨院などに通った記憶がありますが、友美さんのお子さんも成長痛があったそうです。これはさすが、二児のママさんならでは。知っておいて嬉しい知識です。

子どもと向き合うことの大切さをタッチケアで再確認!

約2時間のクラスは、笑いあり、時に涙ありの充実した内容でした。ママ達は子どもが幼児、小学生になると赤ちゃんの時とはまた違った悩みを抱くものです。クラスの中では、そんな気持ちをシェアする場面も。

子どももママ同様に社会生活の中で、様々な不安や自分では消化しきれない感情を小さな胸に抱いています。親はその気持ちに気が付いていても、何をどうしてあげたら良いのか分からず悩むことも。

キッズマッサージ、タッチケア

そんなお互いの不安を改善・解消する一つのツールがキッズマッサージ(タッチケア)なのでは…と、実際にクラスを受講して感じました。

「キッズマッサージで大切なのは、マッサージを始める前に『マッサージをしてもいい?』と、まずは子どもに聞いてみること。また、マッサージする体勢や部位、強さや速さなども子どもに聞きながら行い、一方的にこちらの希望をおしつけずに、子どもの気持ちを尊重すること。そしてマッサージ中や終わった後に『どこが好き?』『どうだった?』などと、必ずフィードバックをもらうことも。親がコントロールしがちな子育ての中で、このプロセスを丁寧に経ることがとてもいいなと思っています。子どもは、ひとりの人として親が自分にきちんと向き合ってくれていると感じることで、自分は大切な存在なんだ、私は私でいいんだと自分への自信や安心感を得て気持ちが安定していくようですよ」と、友美さんは笑顔で語ってくれました。

キッズマッサージ

肌と肌で子どもの気持ちや状態を感じ取れるキッズマッサージ。著者も受講後、息子にいろいろなことを話しながらおこなってみたところ、彼の心に眠っていたちょっとした感情が、まるで身体の老廃物がリンパの流れに乗るがごとく、言葉となって流れ出た様子でした。

入園・入学など環境が変わるお子さんをお持ちのママさん、お仕事が忙しく子どもとの時間がなかなか取れないママさん、子育てで壁にぶち当たっているママさんはぜひ一度『2525 with you』のドアを叩いてみてください。探していた答えが見つかるかもしれませんよ。

現在『親子の幸せタッチケア講座』はオンラインのみで開催中。スケジュールや詳細は『2525 with you』公式サイトをご覧ください。

ライター

ライター:zion_mama
東京の某ラジオ局の広報職を経て、雑誌やフリーペーパーのライターに。鎌倉在住。音楽と美味しいごはんが大好き。子育て中のママ目線で、湘南の遊び方を提案していきます。

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