茅ヶ崎の音楽教室『Primo Music School』で、0歳から楽しく本格的な音楽体験を

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茅ヶ崎市赤羽根にある音楽教室『Primo Music School(プリモミュージックスクール)』は、赤ちゃんから通うことができる音楽教室。ピアノや電子オルガンの個人レッスンはもちろん、生後6か月から参加できる「親子リズム教室 ずむずむ®」や、未就園児から鍵盤に触れることができる「プレピアノコース」など、初めての習い事にぴったりなコースがあるのが魅力です。

教室名にある“Primo”は、「初めて」や「最初の」を意味するイタリア語。「初めて音楽に触れる方にとって、音楽が大好きになれる空間でありたい」、それが『プリモミュージックスクール』一番の願いです。そしてただ楽しいだけではなく、同時にしっかりとした音楽指導を受け、確実に力を身に付けていくことが『プリモミュージックスクール』のモットー。一体どのようなレッスンが受けられるのか、気になりますね。

プリモミュージックスクール代表　城田亜澄さん

今回は『プリモミュージックスクール』代表で講師の城田亜澄さんに、「親子リズム教室 ずむずむ®」と「プレピアノコース」についてお話をお伺いしました。赤ちゃんや未就園児のお子さんの習い事をお考えのパパさんママさん、ぜひご覧くださいね。

「親子リズム教室 ずむずむ®」ってどんなレッスン？

子どもが大好き！という城田さん。「0歳から3歳は、親子の愛着関係が大切。お子さんがお母さんと触れ合いながら音楽を楽しんでほしい」という思いから「親子リズム教室 ずむずむ®」を開講されました。

「ずむずむ®」は親子で参加するレッスン。生後6か月から3歳までのお子さんが対象です。先生と親子の個人レッスンなので、集団が苦手なお子さんでも安心。お子さんのペースでレッスンを受けることができます。

歌やダンス、リズム遊び

講師の即興演奏でレッスンを行うリトミックとは異なり、「ずむずむ®」では専用のオリジナル音源を使うのが特長。プロの演奏家による高品質な音楽や歌を聞きながら、歌やダンス、リズム遊びなどを行います。

「小さな子どもの音楽を吸収する力ってすごいんです。だからピアノの音だけではもったいない！」と城田さん。オーケストラや打ち込み系の曲など、いろんなジャンルの音楽に小さい頃から触れられるのも「ずむずむ®」の魅力。赤ちゃんの頃から本物の音楽のシャワーを浴びることで、良い耳を育むのと同時に、いろいろな音を聴こうとすることで集中力を養うのだそうです。

オリジナル音楽付き絵本の読み聞かせ

「心を育てるレッスンが目標」という城田さんの想いを具現化するのが、音楽と共に行う絵本の読み聞かせです。オリジナルの絵本には場面ごとにぴったりの音楽が付いているため、小さなお子さんでも飽きることがなく物語の世界に集中することができます。

「ずむずむ®」オリジナル絵本と五味太郎さんの絵本

赤ちゃんでも音楽が持つ明るい曲調や暗い曲調を敏感に感じ取り、笑ったり泣いたりするのだそう。単に絵本の読み聞かせをするよりも音楽を一緒に流すことで、赤ちゃんの感情に語り掛けることができるそうです。本の登場人物の様々な感情を学ぶことにより、現実の世界でも相手の気持ちを想像し、思いやりのある子に育つと城田さんは言います。

手指の巧緻性（こうちせい）を高める知育遊び

知育面では、鍵盤を弾く指や姿勢に繋がるような手首、指先を使う遊びを行うのも「ずむずむ®」の特長。

「『ずむずむ®』オリジナルの知育玩具「ポットン落とし」を使って、まずはフェルトの球を“手で握る”“落とす”ことから始めます。そして“つまむ”ことで、指先の感覚をさらに高めていきます」と城田さん。2歳になると紐通しで集中力や根気力を養っていくそうです。

なぜ落ちるのか、どうやったらうまく通せるのか。小さな子どもは、仕組みを理解しようと何度も繰り返します。そうすることで、仕組みを知ろうとすることで思考力、想像力、探求心を刺激することが目的なのだそう。それらの力は、音楽を深く追求し美しい音色を求める事にも欠かせない力です。いつか鍵盤を弾く時に役立つ素地が、遊びながら育っていくのですね。

「ずむずむ®」で身に付く、一生もののチカラ

「リズム感やビート感、テンポ感を自然に身に付けられるのは0～3歳。この頃に「ずむずむ®」を始めておくと、ピアノなどの楽器を始めた時に自然に音楽が感じられるようになります」と城田さん。これらは年齢を重ねてからでも身に付けることはできますが、かなりの努力が必要なのだとか。そのため、練習が辛くなって辞めてしまうことが多いそうです。

強いられるのではなく楽しく遊びながら、これらを体得できるのは、「ずむずむ®」の魅力。「ずむずむ®」を経験しているお子さんと未経験のお子さんとでは、ピアノや楽器を始めた時に違いがあるそうです。

そして音楽面に加え、発達面でも嬉しい効果が。
子どもは早く走ることが得意で大好き。止まるとかゆっくり歩くことは、子どもの脳に少しストレスがかかると言われています。

「ずむずむ®」で様々なテンポやリズムに合わせて身体全体で表現することで、子ども自身で意志をコントロールし、ゆっくり歩く、ぴたっと止まるといった子どもにとって苦手な動きができるように。この繰り返しにより等速感（テンポを一定に保つこと）が身に付くほか、自我が芽生えた時に「ここは感情を抑えるべきところ」、「ここは感情を発散してもいいところ」と、感情のコントロールができるようになるそうです。

そして音楽を通じて親子の愛着関係を築くことができるのが、「ずむずむ®」最大のメリット。

0歳から3歳の時期は、一緒に歌ったり､リズムに合わせて踊ったり､手先を動かしたり､遊びながら音楽を聴き､身体全体で触れ合うことができる貴重な時間。人間形成で1番大切なこの時期に音楽を通して親子で楽しい時間を過ごすことで､ 豊かな心､ 安定した心を育むことができると城田さんは言います。

「プレピアノコース」は、ピアノを始める前におすすめ

未就園児を対象としたもう一つのレッスンが「プレピアノコース」。こちらは、2歳から始めることができます。「子どもにピアノを習わせたい。でも、いつから始めたらいいのかわからない」そんなママやパパにおすすめ。0～3歳児の脳科学を勉強され幼児教育に詳しい城田さんならではの、イヤイヤ期でもある2、3歳児に特化したレッスンが受けられます。

「遊びのように楽しみながら質の良い音楽に触れる体験を積み重ねることで、自ら表現する力に繋げていきます」と城田さん。「レッスンに来れば、自分ができることや好きなことが待っている」と思えるよう、それぞれの子どもに合わせて城田さん自らが楽譜を考えているそうです。「プレピアノコース」では実際に鍵盤を弾きますが、手の力が弱い場合は電子オルガンで対応。無理なく始めることができます。

子どもが不機嫌にならない楽しいレッスン！

「2～3歳の子どもはまだ、記憶を司る脳の部位『海馬』が十分に育っていません。そのため、五線紙に書かれた楽譜を理解することが難しい」と城田さん。目で音符を追いながらピアノを弾くということを一度に進めると、この時期の子どもたちにとってストレスになってしまうそうです。

城田さんオリジナルの色音符の楽譜

そこで、城田さんがレッスンで使うのが「色音符」の楽譜。五線紙は使うものの音符と鍵盤に色がついているため、小さなお子さんでも簡単に弾くことができます。

「『プレピアノ』を2、3歳から始めておくとリズム感が身に付くのに加え、楽譜についても興味を持つため譜読みもスムーズに。3歳以降に本格的にピアノを始めたときに、進みがはやいですね」と城田さん。いい音が出せる基礎作りは、2、3歳から始めるのがベストとも言われているので、ピアノを始めるための準備にぴったり。また、子どもが楽しめる内容なので「ちょっと試してみたい」、という親御さんにもおすすめです。

『Primo Music School』で、子どもに良質な音楽体験を

「ずむずむ®」は、月2回のレッスン（1回30分）。今回ご紹介した個人レッスンのほか、グループレッスンもあります（グループレッスンは40分）。「プレピアノコース」の場合、2歳児は月に2回、3歳児は月3回のレッスン（1回30分）。両コースともレッスン時間の3時間前までの連絡でレッスンの振り替えができるのは、小さなお子さんを持つパパさんママさんとってありがたいですね。

幼児教育への確かな知識と本格的な音楽教育で、お子さんの個々の力を伸ばしてくれる音楽教室『プリモミュージックスクール』。城田さんの優しい笑顔と包み込んでくれるような温かさが印象的でした。気になる方は、まずは体験レッスンを！お子さんはもちろん、育児面でも役立つヒントがたくさんありそうです。