葉山に位置する『はやま三ヶ岡山緑地』は、標高が低く、子どもと一緒にのんびり景色を眺めながら楽しめるハイキングコース。JR逗子駅からバスで約10分、登山口もバス停から近くアクセスも良好です。
今回は、『はやま三ヶ岡山緑地』を実際に歩いてみました。親子で楽しめるおすすめのルートと、『はやま三ヶ岡山緑地』の見どころをご紹介します。
山と海が楽しめる!『はやま三ヶ岡山緑地』ハイキングの魅力
早朝に犬の散歩をしたり、トレイルランニングをしたり、地元の人にも愛されている『はやま三ヶ岡山緑地』ハイキングコース。動植物の生息地のために森林が保護されている地区なので、歩道がきちんと整備されていながらも、ありのままの大自然が楽しめます。
また、葉山の魅力である「海」と「山」が、2つ同時に味わえるのも『はやま三ヶ岡山緑地』ハイキングの大きな魅力。山頂から富士山を眺めるパノラマビューに一息つき、その後のゴールには葉山の海が待っていると思えば、子どもの足取りも自然と速まります。
『はやま三ヶ岡山緑地』で、子連れにおすすめのルートは?
『はやま三ヶ岡山緑地』のハイキングコースには、「つつじコース」「あじさいコース」「真名瀬コース」の3つの登り口があります。
子どもと一緒に登るのであれば、いちばん傾斜がゆるやかな「つつじコース」から入って山頂を目指し、真名瀬海岸に抜けるのがおすすめ。このルートなら、山歩きと海の両方を満喫できます。
実際に、『はやま三ヶ岡山緑地』の「つつじコース」を歩いてみました
駅からバスに揺られて約10分。「旧役場前」で下車し、そこから徒歩2分の登山口を目指します。入口には看板が設けられているため、登山口を見逃すことはないでしょう。山に続く細い階段を見つけると、子どもの表情が一気に輝きます。
勾配は比較的ゆるやかですが、しばらく階段と山道が続きます。道は整備されているので、子どもでも歩きやすいルートです。
30分ほど山道を歩くと、山頂広場に到着。広場にはテーブルとイス、屋根のある東屋があるので、お弁当を食べたり、子どもを自由に遊ばせたりして、ゆっくり過ごせます。
山頂広場につく手前にも、テーブルとイスが配置された「東峰広場」と「東2峰広場」があります。子どもの様子を見て、こまめな休憩が可能です。
三ヶ岡山頂のパノラマビューは、「関東の冨士見百景」にも指定。
山頂広場や展望デッキから望める景色は最高!目下には葉山の森戸神社があり、その先には江の島が見えます。晴れて状況がよいときには丹沢山地や富士山も望め、「関東の富士見百景」にも指定されている絶景スポットです。
また、山頂広場からは「あじさいコース」への分岐点があります。真名瀬に抜ける「つつじコース」よりも距離が短いので、子どもの体力を見ながらルートを変更してもよいでしょう。
『はやま三ヶ岡山緑地』ハイキングの終点は、海。
山頂から西の尾根を歩いて、いよいよゴールの真名瀬海岸へと向かいます。平坦な道なので、子どもとおしゃべりしながら、のんびりハイキングを楽しめます。
ゴール手前には、熊野神社へ続く急勾配の階段が続きます。最後の難関なので、足元に注意して進みましょう。
階段を降りきって、熊野神社へ到着。お賽銭を投げて、子どもたちと参拝するのも楽しいイベントです。
熊野神社脇の住宅街の小道を抜けると134号線にぶつかり、目の前には美しい葉山の海が広がります。
山歩きで疲れた体も、最後は海に癒されます。
山登りのあとに、真名瀬海岸で思い切り遊べるのが『はやま三ヶ岡山緑地』ハイキングの魅力。
また、真名瀬には漁港があるので、しらすの直売所や、葉山の新鮮な魚介が楽しめるお食事処が点在します。ハイキングの後に、海と夕日を眺めながら子どもと食事を楽しむのもおすすめです。
『はやま三ヶ岡山緑地』の低山ハイキングは、親子で山歩きにトライしてみたい方にぴったり。子どもと一緒に大自然を歩いて、かけがえのない時間を過ごしてみてください。
はやま三ヶ岡山緑地
住所 |
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〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内 [Googleマップ] |
アクセス |
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WEBサイト |
http://www.hayama-park.com/about/index02.html |
ライター:Nory
都内の広告代理店制作部を経てフリーランス。人・情報・時間の流れが速い東京生活に終止符を打ち、自然あふれる葉山でのんびり暮らしています。子育て奮闘中のママが、少しでも心が軽くなるような情報を発信していきます。