『海岸生物観察会~江ノ島編~』に親子で行ってみた!

「NPO パパラギ“海と自然の教室“」が、毎年4~6月に江の島と鎌倉で開催する『海岸生物観察会』。大潮の日にできる潮だまりで磯の生き物を観察する人気のイベントで、すでに20年近く行われているそうです。

湘南・江ノ島の海

出典:藤沢市観光協会 

『海岸生物観察会』は潮が引いた状態でしか開催できないので、参加できることはとっても貴重!筆者もこのイベントが大好きで、リピーターのひとり。昨年は緊急事態宣言が発令され、中止となってしまった『海岸生物観察会』ですが、今年は感染症拡大防止対策を徹底して開催されます。

待ちに待っていた筆者は、4月25日(日)に開催された江ノ島編に5歳の娘と一緒に参加。今回はその様子をレポートします!

つるつる滑る岩場を歩き、江の島の潮だまりへ!

『海岸生物観察会~江ノ島編~』は、江の島の裏側の岩場で行われます。集合場所で説明を受けて少人数のグループに分かれたら、湘南の海について深い知識を持つリーダーの方やボランティアの方と一緒に、防波堤を通って岩場へ。

湘南・江ノ島の岩場

岩の上はぬるぬるして滑りやすいので、小さなお子さんは要注意!滑りにくい、マリンシューズがあると安心です。

この日は10時15分に干潮を迎えているため、すでに潮が引いた状態ですが、いつもはここまで海なのだとか。江の島の裏側がこんなにごつごつした場所だとは知らなかった!

湘南・江ノ島の岩場で海草を見つけた子ども

海草を見つけて大喜びの男の子!すでに観察会は始まっています。

いよいよこの日の目的地となる潮だまりへ。さっそく海の生き物を探したい!と子どもたちはうずうずしている様子。

湘南・江ノ島の『海岸生物観察会』リーダーの説明

でもその前に、リーダーの方からまずは海に暮らす危険な生き物についてのレクチャーを。湘南の海には背びれに毒があるハオコゼやゴンズイなど、海の中には危険な生き物も暮らしています。知らなかった!と筆者もびっくり。うっかり触ってしまったら、大変なことになるので、要注意です。

さっそく海に暮らす生き物を、観察してみよう!

危険な生き物の説明を受けたら、いよいよ潮だまりへ!

湘南・江ノ島の潮だまり

今年の『海岸生物観察会』は、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、定員を例年の半数に減らして実施。そのため、密になる心配はあまりありませんでした。

水はまだ冷たく、そして透明度の高さにびっくり!これって湘南の海なの!?と驚きです。

湘南・江ノ島の岩場で海の生き物を探す子ども

岩の下に隠れている生き物を探す男の子。水が澄んでいるので、のこのこと歩くヤドカリや、すいすいと泳ぐ魚の姿を見ることができます。まさに潮だまりは生き物の宝庫!

湘南・江ノ島の岩場にある海の生き物

隣にいた女の子のバケツを見せてもらったところ、たくさんのカニの姿が!

こちらは、ハゼの赤ちゃんをまじまじと見学する我が子。この日リーダーとしてデビューした岸野さんが、捕まえた生き物について優しく丁寧に説明してくれます。

湘南・江ノ島の『海岸生物観察会』に参加する子ども

最初は海が怖かった娘…。機嫌が悪く乗り気ではなかったのですが、目の前で泳ぐ魚を見てテンションがぐんぐんアップ!

湘南・江ノ島の『海岸生物観察会』で魚を探す子ども

気が付けばリーダーの岸野さんと一緒に、魚影を追っていました。「海の中にはたくさん生き物がいるんだね!まだまだ探したい!!」といつしかノリノリに…。

湘南・江ノ島の『海岸生物観察会』に親子で参加

こちらは捕まえたヤドカリをまじまじと観察する親子。ママのほうが真剣そう!

子どもも大人も、夢中に海の生き物探すこと約1時間。じわじわと潮が満ちてきたので、そろそろ観察会は終盤へ。海の生き物を探す楽しい時間はあっという間に終わってしまいました。

湘南・江ノ島の美しい彩雲

空を見上げると、美しい彩雲が!見た人には幸福が訪れるそうですよ。これはラッキー!

どんな生き物を捕まえたのか、みんなで見せ合いっこ!

『海洋生物観察会』でのもう一つのお楽しみといえば、捕まえた生き物の見せ合いっこ!みんなが捕まえた生き物を、リーダーの説明を聞きながらじっくり観察します。

湘南・江ノ島『海岸生物観察会』で海の生き物観察

それではどんな生き物を捕まえることができたのか、見てみましょう!

湘南・江ノ島『海岸生物観察会』で観察した海の生き物「アメフラシ」

ナマコのような、触るとフワフワと柔らかいこちらの生き物は「アメフラシ」。貝殻はありませんが、貝の仲間なのだとか。体の中にわずかに貝殻が残っているそうですよ。乱暴に扱うと雨雲のような紫色の汁を出すことから、雨ふらし、「アメフラシ」という名前になったのだとか。

海藻を持ちながらゆらゆら踊っているようなカニは「コノハガニ」。

湘南・江ノ島『海岸生物観察会』で観察した海の生き物「コノハガニ」

海藻の中で暮らしていて、海藻に紛れることで、身を守っているのだとか。どう見てもカニですが、本人は海藻になったつもりでいると思うと、なんとも愛らしい!

湘南・江ノ島『海岸生物観察会』で観察した海の生き物「イソスジエビ」

こちらのバケツには、透明なエビがたくさん!「イソスジエビ」は潮だまりでよく見られる美しいエビです。捕まえようとするとジャンプして逃げるのだとか。
「おいしそう!」と言ったママがいましたが、残念ながら観察会で捕獲した生き物は食べることはできないので、ご注意を!

こちらの水槽には「ホンヤドカリ」がいっぱい!

湘南・江ノ島『海岸生物観察会』で観察した海の生き物「ホンヤドカリ」

右のはさみ脚の方が大きく、歩脚の先が白く、触覚がまだらであることが特長。江の島で見られる90%以上が、この「ホンヤドカリ」なのだそうです。

いろいろな生き物を観察する中、筆者が一番興味深いと思ったのがこちらの「ウノアシ」と呼ばれる貝。リーダーの藤田さんがその存在を教えてくれていなければ、岩の一部だと思い見逃すところでした。

湘南・江ノ島『海岸生物観察会』で海の生き物観察する子ども

拡大してみるとわかりますが、鵜の足のような形をしていることから「ウノアシ」と命名されたのだとか。
見た目は地味ですが、実はとてもおもしろい性質を持っています。

湘南・江ノ島『海岸生物観察会』で観察した海の生き物「ウノアシ」

ただ、岩にへばりついているように見える「ウノアシ」ですが、潮が満ちてくると食べ物を探しに海中を動き回ります。干潮時にはまた元の場所に戻ってくるという性質があり、付着している岩の表面が殻の輪郭の形にへこんでいるそうですよ。ちゃんと住所を持っている貝なんて、おもしろいですね!

湘南・江ノ島『海岸生物観察会』で観察した海の生き物を海へ帰す

観察した後は、海に生き物を帰してあげます。身近な湘南の海に、こんなにもたくさんの生き物が暮らしていたとは驚きです。そして、生き物が暮らす海を汚してはいけないと、親子で学ぶことができました。

『海岸生物観察会』で観察できる海の生き物は、「パパラギ“海と自然の教室“」のWEBサイトでも紹介されています。こちらもぜひ、ご覧くださいね!

潮だまりで遊ぶことができるのは、大潮の日!

観察会の最後は江の島の潮汐表をもらい、本日のおさらい。潮だまりでの遊び方について教えてもらえます。

湘南・江ノ島『海岸生物観察会』のリーダー藤田均さん

『海岸生物観察会』リーダーの藤田均さん

潮汐表を見ると、この日4月25日(日)からが大潮で、潮の満ち引きが大きいことがわかります。観察会が行われた時間帯は干潮を迎える時間。まさに潮だまりで遊ぶにはベストタイミングだったのですね。

湘南・江ノ島『海岸生物観察会』の潮汐表

出典:「パパラギ“海と自然の教室“」

大潮の日はだいたい2週間に一度。いつでも潮だまりで遊べるわけではありません。今日のように潮だまりで海岸生物を探すには、まずは潮汐表を見て大潮の日と干潮時間を確認。そして、潮が引いているタイミングを見つけることが大切です。潮汐表はweb検索でも見つけることができますよ。

『海岸生物観察会』に参加した方には、缶バッチがもらえます。

湘南・江ノ島『海岸生物観察会』の缶バッチ

今年度は江の島と鎌倉で12回行われる観察会ですが、毎回もらえるバッジの色が違うそうですよ。集めてみるのも楽しそう!

とっても楽しい『海岸生物観察会』ですが、大変人気のイベントのため今年度は、満席となってしまったそうです。来年の開催が楽しみですね。
場合によってはキャンセルが出ることもあるので、どうしても参加してみたい!という方は、「パパラギ”海と自然の教室”」にお問い合わせください。

『海岸生物観察会』の様子は、「パパラギ“海と自然の教室“」のブログでもご覧いただけます。ぜひ、チェックしてくださいね!

5月15日(土)・16日(日)の江ノ島編に参加するみなさんへ
江ノ島編の集合場所は、ヨットハーバー奥の防波堤の下。集合場所が少しわかりづらいのでご注意ください。進行方向左手にヨットハーバーが見える手前に写真の公衆トイレがあるので、こちらを右折して突き当りを左折してください。
江ノ島の集合場所地図
集合場所までは徒歩と自転車で行くことができますが、車では行けません。ヨットハーバー向かいの「江ノ島かもめ駐車場」、江の島に入って一番奥にある「湘南臨港道路付属駐車場」は閉鎖になっているのでご注意ください。

ライター:honobono
夫の転勤であこがれの地、湘南へ。茅ヶ崎在住。湘南の太陽をいっぱい浴びて、美白とは縁遠い生活を満喫中。湘南で子育てを楽しむヒントを、お母さん目線で提案していきます。


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