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江ノ電長谷駅より江ノ島方面へ徒歩4分、坂ノ下エリアにある『てぬぐいカフェ一花屋(いちげや)』。
鎌倉観光で有名な「長谷寺」からも徒歩10分ながら、静かな住宅街に佇む古民家カフェです。
築約85年の古民家を利用した、畳敷きの店内。
小さな子どもが一緒でもゆっくり過ごすことができると地元ママたちにも、観光で訪れた人の立ち寄りスポットとしても評判なお店です。
庭に面した縁側で、ちゃぶ台を囲みながらくつろげる席もあります。
大人も子どももゆったりした空間で美味しい料理が楽しめる、『てぬぐいカフェ一花屋』をご紹介します!
大仏さまや「長谷寺」から、お店までの散策も楽しめる
鎌倉の大仏さまこと「鎌倉大仏殿 高徳院」、長谷観音や季節の花や紅葉も楽しめる「長谷寺」など、観光名所満載の鎌倉・長谷エリア。
『てぬぐいカフェ一花屋』は、江ノ電長谷駅から海側の線路沿いを徒歩4分の場所にありますが、観光スポットが多い長谷寺方面からも、散策を楽しみながらアクセスしやすい場所にあります。
その長谷寺方面からお店へのルートをご紹介しましょう。
長谷寺入口の交差点・長谷観音前から江ノ電長谷駅を結ぶ道の途中に、「御霊神社」へと向かう小道があります。
鎌倉の景観重要建築物等にも指定されている、昭和15年に鎌倉彫の工房兼住宅として建てられた写真の「白日堂」が目印。この小道を右へ曲がった先に「御霊神社」があります。
鎌倉時代よりも前、平安時代に建立されたという歴史ある「御霊神社」。
あじさいの季節には境内と線路沿いにあじさいが咲き誇り、江ノ電とのコラボレーションを撮影できると観光客で賑わうスポットです。
その「御霊神社」鳥居前の江ノ電の踏切を抜けて進んだ右手に『てぬぐいカフェ一花屋』があります。築約85年の古民家カフェ、入口からして趣のある佇まいです。
お店に行かれるときは、ぜひ周辺の散策も楽しんでくださいね♪
畳の店内は、大人も子どももくつろげる空間
『てぬぐいカフェ一花屋』、それではお店の中にお邪魔してみましょう!
靴を脱いで入る店内。一歩入ると、たくさんの手ぬぐいが迎えてくれます。
店主である瀬能笛里子さんがデザインした、お店のオリジナル手ぬぐいは10種類ほど。その他のラインナップは瀬能さんがセレクトされているそう。
飾りたくなってしまうかわいい柄ばかりで、鎌倉観光のお土産にもいいですね。
店内は、ねんねの赤ちゃんでも安心の畳敷き。縁側にもちゃぶ台の席があり、そのすべてがレトロな雰囲気です。
手ぬぐいの他にも、作家さんによる一点ものの陶器や、手作りのアクセサリーなどの雑貨も並んでいます。どれも素敵で、見ごたえもあります。
料理を待つ間、子どもがちょっと遊べるおもちゃや絵本もあります。
絵本はたくさんあり、実際、ママに読んでもらっているお子さんの姿も。静かに聞いていて、とても微笑ましい光景でした。
お兄ちゃんがママに絵本を読んでもらっている横では、まだ歩けない下の子も上手にお座りしていましたよ。
高校生のお子さんのママでもある店主の瀬能さん。
「乳幼児をちょっと降ろしてご飯を食べたり休憩したりしたいとき、椅子の席ではなかなかくつろげない。お座敷のお店だと本当にラクですよね」と、母親目線で話してくれました。
お腹も心もしっかり満たされる充実のメニュー
それでは『てぬぐいカフェ一花屋』で楽しめる、美味しい料理やドリンク、スイーツを紹介します。
まず、ランチの料理は定番の2品があります。
海苔おむすびには、まろやかで優しい味の自家製梅干し入り。もうひとつは季節のおむすびで、この日は地元でもある鎌倉・坂ノ下の海岸で獲れるしらすのおむすび。
お米は、熊本県奥阿蘇の無農薬・無化学肥料米を使用。安心・安全なお米を優しく握ったおむすびは、お子さんへのとりわけにもいいですね。
おかずは、豆腐のタルタルソースが乗った車麩のカツは定番で、ほかに季節のお惣菜がセットに。この日は切干大根、春菊の塩麹ナムル、レンコンのコチュジャン和え、紫いものポテトサラダでした。
野菜は、藤沢にある有機農法の農家のものや地元の鎌倉野菜を仕入れていて、なるべく無農薬・無化学肥料を選んでいるそう。どのお惣菜も優しい味付けで、野菜本来の味がしっかり感じられます。
もうひとつの料理は、「季節の野菜と酒粕カレー」。カレーのご飯も、阿蘇の無農薬・無化学肥料米を使用しています。
トマトベースのカレーには玄米の酒粕がたっぷり!そのつぶつぶとした酒粕が、まるでひき肉のキーマカレーのような食感で、コク深い味わいです。辛過ぎないので、お子さんによっては食べられそうなカレーです。
そして、写真奥の付け合わせのサラダにも酒粕を使ったドレッシングが。これがとても爽やかな酸味で、野菜がいくらでも食べられます。
また、スパイスでインド風に味付けされた季節の野菜のソテーは、スパイスといっても辛みはなく、まろやかな味わいでした。
カレーや野菜のソテーには、インドのスパイスをブレンド・販売、また黄色い表紙のカレーブックでも有名な、鎌倉の極楽寺にある『アナン邸』のスパイスを使っているそう。
料理につけられるドリンクはコーヒー(ホット / アイス)、紅茶、ほうじ茶で、カレーには「冷やしレモン」もセットにできます。
「冷やしレモン」は沖縄のシークワーサーで作ったレモネードで、現地の市場の味を再現したそう。セットにできる「酒粕カレー」に合う爽やかさです。
「ブレンドコーヒー」は、生産者や環境に配慮した豆を扱う葉山『THE FIVE ★ BEANS(ザ ファイブビーンズ)』の「一花屋オリジナルブレンド」。力強い味わいと香りがありながら、すっと飲みやすいのが特長です。
ドリンクはほかにも、紅茶は無農薬の「オーガニックティー(550円)」、ミルクとスパイス・黒糖で甘みをつけた「チャイ(660円)」もあります。
お子さんには、甘くて濃厚なあんざい果樹園のりんごジュース(550円)」もおすすめです。
スイーツメニューも充実していて、写真は定番メニューの「酒粕レモンケーキ」に夏季限定(4~10月)の「つめたいほうじ茶」(セット990円)。ケーキは卵・乳製品不使用、酒粕の濃厚な味わいとレモンのシロップ漬けの爽やかな甘みが絶妙にマッチします。
ほかにもコーヒーや紅茶にぴったりな手作りの「ビスコッティ(220円)」や「キャロットケーキ(単品550円、セット990円)」、季節限定メニューもありますよ。
ゆっくりした時間の中、親子で美味しい料理を堪能しよう!
昭和初期に建てられた古民家を利用した『てぬぐいカフェ一花屋』。
畳に縁側にちゃぶ台。まるで親戚の家に遊びにきたような、時間を忘れて親子でゆっくりとくつろげる空間です。
手ぬぐいを始めとした雑貨やお店のインテリアなど、見どころも満載。ぜひ、隅々までチェックしてみてくださいね。
子連れでの散策で疲れたママやパパさんもここでほっと一息。子どもと一緒にくつろぎながらも、美味しい料理を味わえるのは嬉しいですね。
『てぬぐいカフェ一花屋』のランチやお茶の時間で、お腹も心も満たしてあげましょう!
てぬぐいカフェ一花屋
住所 |
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〒248-0021 神奈川県鎌倉市坂ノ下18‐5 [Googleマップ] |
アクセス |
江ノ電長谷駅より徒歩4分 |
電話 |
0467-24-9232 |
営業時間 |
10:30~17:30(L.O.17:00) ※ランチは12:00~15:00 |
定休日 |
火・水曜日 |
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家族は夫・息子・犬一匹。東京→逗子生活も10年以上経過。海で泳ぎ、川で魚を探し、緑の中で虫採り。これからも子どもと一緒に楽しい発見をして、たくさんのママとシェアできたら嬉しいな。