藤沢の小児科『かるがも藤沢クリニック』のベビークラスで、子育てや赤ちゃんの成長発達に関する悩みを解決しよう!

出産したばかりのママは赤ちゃんの発達に大なり小なりの不安を覚え、「これって誰に相談すれば良いのだろう、医療機関に相談するレベルなのかな?」と、思うこともあるかと思います。特に初産のママは、何が正しいのかが分からず、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?

藤沢の小児科・かるがも藤沢クリニックのエントランス

そんなママ達の強い味方になってくれるのが、今回ご紹介する藤沢駅北口からすぐの小児科『かるがも藤沢クリニック』です。小児科としての通常の診療はもちろん、授乳や向きぐせ、ごはん外来、発達相談など、幅広い診察内容が特長。診察してくれるのは、実際に子育てをしている女医さんたちというのも、心強いですね。

藤沢の小児科・かるがも藤沢クリニックの待合室

こちらのクリニックでは、医療機関ならではの子育て支援として、育児やお子さんの発達など、ママたちのさまざまな悩みに寄り添いサポートする「ベビークラス」を開催しています。小児科医をはじめ、子どもの発育の専門家に気軽に相談できる機会があり、地域の子育て家庭にとって頼りになる存在です。

「親子とも、健やかに過ごすこと」へのサポート

『かるがも藤沢クリニック』では、小児科から発信する子育て支援として、様々なテーマに沿った「ベビークラス」を開催しています。赤ちゃんの発達を促すあそび、本当に大事な栄養の話、抱っこや眠り、急病時のホームケアなど、小児科ならではクラス内容がママたちの間で評判を呼んでいます。

藤沢の小児科・かるがも藤沢クリニックのベビークラス

「医療機関の大きな役割は、病を治すことと健康増進です。私たちにとってどちらも大事な仕事ではありますが、『かるがも藤沢クリニック』のさまざまな取り組みは、【健康増進】つまり「親子とも、健やかに過ごすこと」に最大のテーマがあると考えています」。
そう語るのは、院長の江田明日香先生。
江田先生ご自身も、二人のお子さんのママさんです。

藤沢の小児科・かるがも藤沢クリニックの院長

江田明日香院長

江田先生がクリニックを開業してすぐ、長男が5歳、次男が3歳と子育て真っ最中の頃に出会ったのが、オーストラリアの前向き子育てプログラム「トリプルP(Positive Parenting Program」。「トリプルP」とは、オーストラリアのクイーンズランド大学でマシュー・サンダース教授らによって開発された科学的根拠に基づく子育て支援プログラムです。

かるがも藤沢クリニックベビークラスに参加する赤ちゃん

「サンダース教授は、『子育てはサバイバルである』とおっしゃっています。ちょうどその頃、私自身の生活は、仕事に家事に育児に、てんてこまいの日々。まさにサバイバルでした」と江田先生。母親である自分の体力とメンタルを保つのに精一杯で、自分が崩れたら間違いなく子どもたちも崩れてしまう…。そんなギリギリの経験が、その後のベビークラスをはじめとする「仕掛け」の推進力になったそうです。

また、江田先生は子育ては到底ひとりふたりの大人では完結できないと語ります。

かるがも藤沢クリニックベビークラスに参加する女の子

「本来であれば、みんなで子育てを支え合うのが理想ですが、現実には難しいものです」と江田先生。『かるがも藤沢クリニック』のベビークラスを通じて、子育てのちょっとした気づきやきっかけを持ち帰ってもらえたらと願っているそうです。

子ども向けの絵本

「診察の待ち時間で、まだ読んだことのない絵本を手に取る。『たんぽぽクラス』で、ちょっと楽な抱っこを知る。『ごはんクラス』で、我が子の意外な好みに気がつく。なかなか歩くようにならない、体重が増えない、病ではなくても不安を感じたとき、私たちと一緒にその子の『いま』を見てみることで、次につながる気づきを得る。最適解がすぐに見つからないときは、時間をかけて一緒に悩んで、『これでよかった』になればいいなと思っています」。

江田先生のお話を伺っていると、「小児科の先生でも子育てに苦労されたなんて」と、勝手に親近感を覚えました。医師としても先輩ママとしても、子どもに関する問題に親身になってくださる先生です。

発達の疑問・不安を相談できる「発達サポート そらいろ」をレポート!

『かるがも藤沢クリニック』では、3カ月までの赤ちゃんを対象にした「たんぽぽクラス」や、心理士による育児相談「おひさま相談室」なども実施しています。

かるがも藤沢クリニック「ベビークラス」

  1. おしゃべりクラス
  2. ふれあいクラス ころりん組
  3. ごはんクラス
  4. 作業療法士による~感覚あそび~
  5. 発達サポートクラス そらいろ

ママモアナは今回、お子さんの発達に不安を感じているママさんにおすすめしたい「発達サポート そらいろ」にお邪魔してきました。

こちらは9月から12月期、毎月1回1時間30分のコースになっており、合計4回のクラスに参加できます。開催場所は院内の待合室。授乳室もあり、赤ちゃんがお腹が空いてぐずった時も安心です。

クラスを担当するのは看護師、保育士、理学療法士の専門職のみなさん。

看護師、保育士、理学療法士

手前 / 宮﨑さん(理学療法士)、中央 / 川久保さん(保育士)、奥 / 天満さん(看護師)

まずは看護師の天満さんから簡単な自己紹介がはじまり、すべてのお母さんたちが自己紹介。

発達サポートそらいろに参加するママと赤ちゃん

赤ちゃんたちも、最初は緊張した様子でした。

保育士による歌とふれあい遊び

続いて、保育士川久保さんによる歌とふれあいあそびで赤ちゃんは準備運動。
みんなやっとエンジンがかかってきたのか、とても楽しそう!

理学療法士によるプチ発達講座

プチ発達講座では理学療法士の宮﨑さんが、身体の軸づくり、離乳食開始目安のお座り、寝返りと寝返り返り介助の方法などのお話しをしていました。

そして月齢ごとに、2グループに分かれて運動タイム。

発達相談の時間

この時間は宮﨑さんへの発達相談の時間でもあります。宮﨑さんはお一人ずつ、不安に思っていることを聞いてから、子どもの様子を観察し、今後の見通しをママさんたちに教えてくれます。

ある方のお悩みは、赤ちゃんを抱っこするときに、片方に寄ってしまうこと。

赤ちゃんの抱っこの仕方

宮﨑さんは、赤ちゃんの身体をしっかりと支えられる抱っこの仕方を教えてくれました。

また、子どもの発達を促すあそびを教えてくれるのも、このクラスならでは。
ある子は、ズリバイの様子を見ながら、ハイハイするための練習をしていました。

ハイハイの練習をする赤ちゃん

座布団などで床に傾斜をつけて、よじ登っていくことを日々のあそびの中で取り入れていくと良いそうで、手づくりのおもちゃをガラガラと鳴らし、そこに向かって赤ちゃんはズリバイ。得意気に登っていく姿がとても愛らしくて、思わず見ていた私もニッコリ。

お座りができるようになるためのあそびなども教えてくれます。

お座りやハイハイの発達をサポートする遊び

ボールを使って、赤ちゃんが仰向けの状態から腹筋を使ってお尻と足を同時に持ち上げる動きをあそびながら促すと、お座りやハイハイの発達をサポートしてくれるそうです。

手づくりのおもちゃを、ママと一緒に作る時間もあります。

手作りのおもちゃ

この日は、キラキラの吹き流しをママと一緒に選び、棒につけてお持ち帰りです。吹き流しは事前にスタッフの方たちが、作ってくれているのが嬉しいですね!

あっという間の90分。赤ちゃんもママもお疲れ様でした!

毎回クラスで持ち帰れるものは、安心感

実際にクラスに参加したママさんたちに、クラスの感想を伺ってみました。

発達サポートクラスそらいろに参加の生後5か月のベビーとママ

生後5カ月の赤ちゃんとママさん

「物凄く活発なのですが大丈夫ですかと伺ったところ、問題ないですと言っていただけたので、安心しました。この子はこの子なりの成長でいいんだなと思えて、ホッとしました。専門職の方がひとりひとりの発達を、きちんと見てくださるところが嬉しいですね。私自身もとても楽しくて、次のクラスが待ち遠しいです」。

発達サポートクラスそらいろに参加の生後11か月のベビーとママ

生後11カ月の赤ちゃんとママさん

「普段は場所見知りをする子なのですが、すぐに動き出して嬉しそうにグループに参加してくれたので、この場所が安心なんだなと思いました。クラスのボリュームがたっぷりなのに、おもちゃまでもらえるなんて!親子で楽しい時間が過ごせました」。

最後に、宮崎さんからそれぞれの赤ちゃんの発達に合わせたおうちでのあそび方を書いた紙を渡されます。

家での赤ちゃんとの遊び方

ある赤ちゃんは、最近ズリバイを始めたため、これからハイハイするためのヒントになるあそびを紹介されていました。手で上半身を支持しながら動くために、うつぶせ姿勢でおもちゃを目がけて周ることをすすめています。

「ベビークラス」をコーディネートしているのは、『かるがも藤沢クリニック』に常勤として勤めている看護師の天満さん。

ベビークラスを進行する看護師

日々の診療の中からご家族が不安に感じていることを受け止め、クラスの運営に生かしているそうです。

小児医療や子どもの発達、子育てについて、幅広い知識と支援経験のある看護師さんを中心としたクラスでは、専門職の方と直にお話しできる時間がたっぷりあります。クラスに参加することで、心にゆとりを持った子育てができそうです。

小児科ならではの子育てサポートを提供

「私たちはすべての取り組みにおいて、『知ろう!子どもの心とからだ』というコンセプトを掲げて発信を続けています」と語る江田先生。

ベビークラスで遊ぶ赤ちゃん

先生とスタッフ間で共有している裏テーマは、人が幸せに生きるための基本である「のむ・たべる・ねる・あそぶ」を、赤ちゃんのうちにしっかり身につけてもらうこと。これらが揃ったとき、親も子も間違いなくハッピーである――その確信を持って取り組んでいらっしゃいます。

ベビークラスに参加するベビーとママ

診療やクラスでは、あまり熱苦しくならないよう心がけているそうですが、江田先生をはじめとするスタッフのみなさんは医療従事者として高い熱意を持ち、日々学びを重ね、その中から厳選した情報をお伝えしているのだそう。「SNSで子育て情報を探すよりも、『やはりここに来てよかった』と思っていただけるような、心地よい温度感のあるクリニックでありたいです」と、江田先生はおっしゃいます。

藤沢の小児科・かるがも藤沢クリニックの入り口

ベビーカーでの来院も可

子育てに少しでも不安を感じたら、『かるがも藤沢クリニック』へ。子育て支援に熱意を持った院長先生やスタッフのみなさんが、あなたの不安を和らげる“解”を一緒に探してくれます。

今回ご紹介した「ベビークラス『発達サポート そらいろ』」の次期は、2026年1月開催予定です。このクラスの他にも、様々なクラスがありますので、詳細は『かるがも藤沢クリニック』公式サイトでご覧ください。

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ライター

ライター:zion_mama
東京の某ラジオ局の広報職を経て、雑誌やフリーペーパーのライターに。鎌倉在住。音楽と美味しいごはんが大好き。子育て中のママ目線で、湘南の遊び方を提案していきます。

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