『あそびのスタジオペピカ』は、JR平塚駅南口からバスで約7分、平塚市菫平(すみれだいら)にあります。浜岳中学校前のバス停から徒歩1分と、アクセスも抜群!
『あそびのスタジオペピカ』では乳児向けの「赤ちゃんのための音あそび」や未就園児向けの「音であそんdeランチ」などをはじめ、夏休みには小学生に向けた造形教室、秋には年賀状撮影会、冬にはお味噌づくりなど、子どもと一緒に楽しめるイベントを随時開催。また、平塚市内にあるペピカさんの田んぼでは、泥んこ遊びや田植えなども行われるそうです。
『あそびのスタジオ Pepika』には遊び心をくすぐる工夫がいっぱい
『あそびのスタジオペピカ』を切り盛りするのは、ペピカさんこと石井 桂(ケイ)さん。
子どもたちの輝きを応援したいという想いを込めて、“ピカっ”という言葉をスタジオ名に入れたいということからPepika(ペピカ)と名付けたのだとか。今ではママたちからも、ペピカさんと親しまれています。
ペピカさんは名古屋芸術大学の出身で、造形学を学ばれてきたのだとか。親子で一緒に楽しめる場を作れたらという想いから、2016年に彫刻家であるご主人のアトリエの隣に『あそびのスタジオペピカ』をオープンしたそうです。
「ママが楽しいことに参加しながら、その倍くらい子どもたちも楽しめる場になれば」と話すペピカさん。子どもが自由に遊んで過ごせるよう、空間の設計にこだわったと言います。
入り口の左側は、カラフルに彩られたロフトが。壁一面に大きな黒板があり、自由に絵を描くことができます。ちょっぴり急な階段が、子どもたちのチャレンジしたいという気持ちに火を付けそう!
スタジオの奥には、ボルダリングがきる壁と小さなすべり台が。こちらのボルダリングは、大人でもできるそうですよ。
ボルダリングのある壁の向かい側には、さらにまたロフト!こちらははしごを登っていくため、入り口左側のロフトと比べさらに難易度がアップします。絵本が並ぶ2階まで登る途中は狭くて天井も低く、秘密基地に潜入するようなわくわく感がありました。
ついつい「危ない!」とやめさせてしまいがちですが、ペピカさんは子どもにはしごの登り方を教え、ギリギリまで見守るようにしているのだとか。“禁止”という言葉は使わないようにしているのだそうです。
2種類のロフトやボルダリングなど、シーンが変わることで子どもは気持ちを切り替えることができ、長い時間飽きずに過ごすことができるのだとか。
赤ちゃんはもちろん、小学生くらいのお子さんまで楽しめそうな工夫が、いたるところにありました。
おむつ替え台はもちろん、子ども用のトイレも完備。トイレトレーニング中のお子さんでも、安心して連れてくることができますよ。
「音であそんdeランチ」で、生のバイオリンの音に触れよう!
「子どもたちの“楽しい”を満たし、それでいてママの息抜きになってくれたら」ペピカさんのそんな願いからはじまった「音であそんdeランチ」。月に3回(定員最大7組)の開催で、未就園児とその親御さんが参加することができます。
「音であそんdeランチ」は10時半から13時半まで開催。前半はバイオリンの伴奏を聞きながら、手遊びや絵本の読み聞かせなどを親子で楽しみます。ランチタイムを挟んで後半は、スタジオ内で自由に遊ぶことができます。
「ひさしぶり!元気だった?」とママと子どもたちを笑顔で迎えるペピカさんと愛さん。
新型コロナ対策で、検温と手指の消毒を済ませてからスタジオ内に入ります。現在は、密になることを防ぐため6組限定。そのため、早々に予約で埋まってしまうことも多いのだそうです。
子どもたちは楽器を見つけるや否や、思い思いに遊び始めます。ママから離れられない、ぐずってしまった場合も大丈夫!ペピカさんは優しく、その子その子のペースを見守ってくれています。
人数が揃ったところで「音であそんdeランチ」はゆる~くはじまります。まずはバイオリン以外にもいろいろな楽器を鳴らして音あそびから。
この日は手遊びならぬ“足遊び”。歌に合わせて、ママパパが子どもの足の指を優しく動かしていきます。これは、家でのお子さんとのスキンシップでも使えそうですね。
この日は「たろうくんのじどうしゃ」という絵本を読み聞かせ。車が大好きな男の子のハートを、すっかりわしづかみです。
途中の効果音が出てくる場面では、愛さんによるバイオリンの演奏も。バイオリンの音色を聞きながら絵本の読み聞かせなんて、普段なかなかできないですよね。
くんくんくん…何やら食欲をくすぐるいい匂い!こちらの女の子は、スタジオにあるキッチンが気になって仕方がない様子。
キッチンでは加藤さんが、今日のランチを作っている最中でした。手際よくいろいろなおかずが出来上がる様子に、子どもは興味津々。どんなメニューかは、後ほどのお楽しみとしましょう。
音あそびは続きますが、なかにはロフトに登るお子さんの姿も。でも、それでOK!「音であそんdeランチ」には、ずっと座って音楽を聴いていなければいけないというルールはありません。子どもたちは好奇心の赴くまま、自由に楽しく過ごしています。
そして最後は、パラバルーンを使ったゆりかごあそびに、子どもたちは大興奮!はじめは怖がっていた子も、またやりたい!と楽しんでいるようでした。
美味しいランチを挟んで、後半はバイオリン体験と自由遊び!
たっぷり1時間遊んで、お腹はペコペコ!いよいよペピカさんご自慢のランチの時間です。現在は新型コロナウィルス対策のため、横並びでの食事になります。
この日のメニューは、メインはとんかつ。副菜には昆布とちくわ・ニンジンの煮もの、かぼちゃときゅうりのサラダ、自家製フライドポテト、ソラマメと野菜がたっぷり!コンソメスープと、デザートにはリンゴのシロップ煮と甘夏の和え物がついてきます。
「ママたちに喜んでもらいたい」というペピカさんの想いから、旬の野菜がたっぷりのメニューで、なんと500円!まさかのワンコインに驚きですが、お米をはじめジャガイモやソラマメ、ニンジンなどの野菜はすべて、ペピカさんの田んぼや畑でとれたものを使っているそうです。だからお値打ちに提供できるのだとか。
こちらはお子さま用の小サイズ(300円)。離乳食の持ち込みや大人のメニューの取り分けも大丈夫です。
食事が終わると、自由遊びの時間。「普段ママたちは子どもが優先で、ゆっくり食事をすることもできないですよね。ここに来た時くらいは、ゆっくりご飯を食べてもらいたい」とペピカさん。この時間はペピカさんやバイオリンの愛さんが、子どもたちを遊ばせてくれます。
前半の音遊びではぐずってしまったお子さんも、食事をした後にスイッチが入って楽しく遊べることが多いのだとか。楽しく遊んでいる我が子の姿をみて、ママは気持ちが満たされて帰っていくことができるそうです。
バイオリンを片手に集中する女の子。実際にバイオリンを触って、音を鳴らすこともできます。小さなころから本物に触れる機会があることは、とても素晴らしいですね。
またこの時間は「ママのちょこっとご用事託児time」。子どもを見てもらっているうちに、近くのスーパーや郵便局で、ちょっとした用事を済ますことができます。小さな子どもがいると、お買い物にもなかなか行けないですよね。とても貴重な時間です。
ママたちも会話が弾み、とても楽しそう!「自分の子どもだけを見ているとどうしても煮詰まってくることがありますよね。でも、他のお子さんも一緒に見ることで、みんなで子育てをしていると感じることができれば」と、ペピカさんが願います。
『あそびのスタジオペピカ』は、ママたちの息抜きの場でありたい
「『あそびのスタジオペピカ』は近くにおじいちゃんやおばあちゃんなどがいないママたちにとって、頼れる場であったらいいな」と、ペピカさんは言います。
大人とおしゃべりがしたい、子育ての悩みを誰かに聞いてほしい…。核家族化が進み、孤独感を感じている子育て中のママは多いと思います。自分の子どもだけを見ていると、ついつい煮詰まってくることも。
そんな時は『あそびのスタジオペピカ』の扉をたたいてみてはいかがでしょう?同じくらいの月齢の子どもを持つママたちとたわいもない会話をすることで、すっと気分が軽くなるかもしれません。
ペピカさん自身も、小学2年生、4年生、中学1年生(2021年現在)のお子さんを育てる現役のママ。子育ての悩みや相談を気軽にすることができるのも、嬉しいですね。
現在はコロナ応援期間中ということで、『あそびのスタジオペピカ』ではスタジオのレンタルも受け付け中。イベントがない日は、大人一人につき600円でスタジオを2時間貸切ることができます。
コロナ禍で外出がままならない、雨が続き公園で子どもを遊ばすことができない…。そんな悩みを持つママやパパたちに人気なのだとか。木のおもちゃやままごとセット、絵本がたくさんあり、一日中いても飽きることなく過ごすことができそうです。
スタジオレンタルの予約は前日まで可能。『あそびのスタジオペピカ』の公式Instagramのダイレクトメッセージでご予約くださいね。
「子どもたちのワクワクを膨らませてあげたい」そんなペピカさんの優しさがたっぷり詰まった『あそびのスタジオペピカ』。イベント開催日等は、公式Instagramでご確認を!
あそびのスタジオ Pepika(ペピカ)
住所 |
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〒254-0822 神奈川県平塚市菫平9-8 1F [Googleマップ] |
アクセス |
JR平塚駅南口から神奈川中央交通(平40)「大磯」「西海岸」行きのバス「浜岳中学校前」で下車、徒歩1分 |
電話 |
0463-35-3499 |
営業時間 |
9:30~16:30 ※イベントにより異なります |
定休日 |
不定休 |
駐輪場 |
有り |
駐車場 |
有り(2台) |
SNS |
夫の転勤であこがれの地、湘南へ。茅ヶ崎在住。湘南の太陽をいっぱい浴びて、美白とは縁遠い生活を満喫中。湘南で子育てを楽しむヒントを、お母さん目線で提案していきます。