公園で外遊び、と聞くとボール遊びやブランコなどが定番ですが、遊具や原っぱもいいけれど、親子で自然観察をするのもかけがえのない思い出になりますよ。
今回は純粋に自然とのふれあいだけを楽しめる、二宮町『せせらぎ公園』を訪れました。
自然にひたすら包まれる!二宮町『せせらぎ公園』はこんな場所
遊具もなければ、原っぱもない。
そこにあるのは、ウッドデッキの通路と一面に広がる田んぼと緑。
『せせらぎ公園』は、まさに自然と触れ合うことに焦点を当てた自然公園なのです。
ご覧のとおり、園内には池とウッドデッキの通路に加えて小さな管理事務所だけがあります。
午前9時~午後5時まで開門しており、田んぼに降りることはできませんがウッドデッキの上を自由に歩くことができます。
お手洗いはそこまで広くありませんが、屋内にあるので安心です。自動販売機や売店などは園内にはないため、あらかじめ飲み物などは準備しておきましょう。
ちょっとした休憩所があるので、お弁当などはこちらで食べることが出来ますよ。森を眺めながら休むことができ、風がとても心地いいです。
街では見ることが少なくなった様々な昆虫が観察できます
最近は街中でイトトンボやカラスアゲハを見かけることが少なくなってきました。
取材中に昆虫写真家の方とお話をする機会があり、近年の昆虫の減り方について伺いました。
「最近は少子高齢化が進んだ上に若い人はみんな都会で働いているから、農薬を使わないと高齢者だけでは田んぼが回せなくなっているんです。農薬を使うと、ヤゴや幼虫のような小さな生き物たちは生きていけない。せせらぎ公園でしか会えない昆虫がずいぶん増えてしまったんです。」
約15年前にファーブル昆虫記や図鑑を読み漁って自然観察を楽しんでいた私にとって、『せせらぎ公園』は今を生きる子どもたちにぜひ見てほしい景色が広がっていました。
毎年開かれるホタルの鑑賞会は、親子の一生の思い出に
せせらぎ公園では湧き水が豊富なため、野生のホタルが生息しています。そのため、一年に1週間ほどの期間はホタルの鑑賞会で特別に夜間に立ち入ることができるのです。
私も幼いころ毎年のように『せせらぎ公園』にホタルを観に行きましたが、今でも昨日のことのように覚えています。普段の暮らしでは絶対に観ることが出来なくなった、ホタルの灯す優しい光は息を飲む美しさです。
大人にとっては自然と触れ合う機会が減ってしまった今だからこそ、ホタルの光を通して様々なことを考えさせられるはずです。
山間なのでアクセスはバスか車がおすすめ
『せせらぎ公園』はかなり山側にある公園のため、JR二宮駅からは徒歩だと30分以上かかります。駅前からバスに乗る場合は、「団地中央」のバス停で降りましょう。
せせらぎ公園そのものには専用駐車場がありませんが、上の写真の看板の通り「ザ・ビッグ二宮店」の駐車場に停めることができますので、車で来る場合にはそちらがおすすめです。
時間が止まっているかのような、懐かしい自然が残る場所
遊具もなければ、原っぱもない。
でも、大人が子どもの頃に感じたあの森の匂いや、忘れていたようなあの生き物まで出会うことができます。
遊ぶ場所は少ないかもしれないけれど、かつて自然と触れた思い出を、子どもと同じ景色を見ながら話すのはかげがえのない時間になりますよ。
公園基本情報
開園時間 | 8時30分~17時00分(入園は16時30分まで) |
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アクセス | JR東海道線二宮駅下車北口 1番乗場より「秦野駅南口行」または「二宮駅北口行(循環)」バス利用(約10分)・バス停「団地中央」下車徒歩10分 |
住所 | 〒259-0196 神奈川県中郡二宮町二宮961 |
電話 | 0463-71-3311 |
HP | http://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/soshiki/toshi/toshiseibi/koenryokuchi/r01/r02/1441762056280.html |
2019年のホタル観賞会は2019年05月23日~2019年05月29日(19時~20時30分)です。
地図
ライター:Michel
クリスタルマジシャンMichelとして全国でイベント出演をこなす傍ら、故郷湘南の魅力を発信するライターとしても鎌倉江ノ島を行ったり来たり。自然と天然石とハンモックの上をこよなく愛する、マイペースな湘南ボーイ。