湘南台駅から徒歩1分の場所にある『湘南台ブレストクリニック』。こちらではマンモグラフィや乳腺エコーでの乳がん検診・診断をはじめ、助産師さんによる母乳外来など、乳房のことならなんでも相談ができる湘南地区で唯一の乳腺専門のクリニックです。
院長の寺岡 晃先生は10年間にわたり、大規模な病院で乳がんを専門に治療を行ってきた乳がんのエキスパート。「乳がんに特化したクリニックなので、がんを見つけ出すのが使命」と、乳がんの早期発見のために様々な努力をされています。
今回は『湘南台ブレストクリニック』の寺岡院長に、乳がん検診についてお話をお伺いしてきました。
「つい乳がん検診は後回しにしがち…」「乳がん検診にちょっと抵抗がある…」そんな方、必見です!
カフェのようなリラックスした雰囲気に、ほっこり癒される
「ここはカフェ!?」院内に足を踏み入れるや否や、くつろげる雰囲気にびっくり!病院にありがちな無機質な感じや緊張感は、まったく感じられません。思わず乳がん検診に来たことを忘れてしまいそう…。
『湘南台ブレストクリニック』の雰囲気づくりには、「患者さんの緊張した気持ちを少しでも和らげてあげたい」という寺岡院長の思いがありました。現在は新型コロナウィルスの感染拡大防止のためお休みしていますが、通常ならいろいろな種類の雑誌が用意され、おいしいコーヒーやお菓子を自由に味わうことも。寺岡院長の患者さんへのホスピタリティが随所に感じられます。
院内の優しい雰囲気の理由にはもう一つ、スタッフ方々の存在も。『湘南台ブレストクリニック』で働く方は自らがんを経験しているか、もしくはご家族でがんを経験されたことがある方が多いのだそうです。
「がんを経験しているからこそ、患者さんの気持ちに寄り添えるのではないか」という寺岡院長の言葉の通り、スタッフの方々には患者さんの不安な気持ちを包み込んでくれるような優しさが。がんサバイバーとして元気に働く姿に、勇気と希望がもらえるという患者さんも多いそうです。
3Dマンモグラフィで、乳がんの早期発見率がさらに向上
それでは、実際の乳がん検診についてご紹介していきましょう。乳がん検診と言ってまず思いつくのはマンモグラフィですよね。
『湘南台ブレストクリニック』では通常のマンモグラフィに加え、3Dマンモグラフィでの検査を受けることもできます。
3Dマンモグラフィでは1回の撮影で得た画像情報を再構築して、1mm間隔でスライスされた画像での表示が可能に。一般的なマンモグラフィでは他のものに隠されてしまう小さながんも、3Dマンモグラフィなら発見しやすいそうです。
他の病院で良性と診断されたしこりが、こちらの3Dマンモグラフィで検査したところ、実は5㎜のがんだったこともあるそう。
「通常発見が難しいとされる5㎜や1㎝といった初期の乳がんを見つけ出せることが、『湘南台ブレストクリニック』の専門性の高さだといえます」と寺岡院長は言います。
早期発見ができればほぼ完治できるという乳がん。初期のがんを見つけ出すことにこだわる寺岡院長の姿勢は、乳がんを不安に思う私たちにとって本当に心強いですね。
妊娠中・授乳中の方は「乳腺エコー検査(超音波)」で乳がん検診を
乳がんの早期発見に役立つマンモグラフィですが、妊娠中や授乳中の人は検査が受けられないというデメリットも。
だからと言って乳がん検診を後回しにするのは要注意!妊娠中や授乳中なら「乳腺エコー検査」で乳がん検査が受けられます。
マンモグラフィでは乳がんの症状のひとつである「石灰化」を発見するのは得意ですが、しこりの状態を調べるのはエコー検査のほうが得意なのだとか。『湘南台ブレストクリニック』では「エラストグラフィ」という最新の機能を使うことで、しこりの硬さを映像化することができるそうです。悪性腫瘍は良性のものと比べて硬い傾向にあるので、硬さを知ることは診断に役立つのだのだとか。
また乳腺エコー検査の場合、マンモグラフィのように被曝することもなく検査時の痛みもないため、身体に優しいのが特徴。マンモグラフィに抵抗があるという方は、まずは乳腺エコー検査を受けてみるのもおすすめです。
検査後は寺岡院長が丁寧に説明。もしもの時も親身にフォロー
マンモグラフィや乳腺エコー検査などの後は、乳腺外科専門医である寺岡院長が直接検査結果を説明してくれます。万が一がんが見つかった場合も、寺岡院長が信頼する病院を紹介してくれるので安心。
寺岡院長ご自身が外科医でもあるため、手術の相談をされる患者さんも多いそうです。そして手術後の不安も寺岡院長がしっかりフォロー。検査しておしまいではなく術後までずっと支えてくださるのは、患者さんにとって頼もしいですね。
乳がん検診へのハードルが低くなる配慮が随所に
「乳がんを早く見つけられる環境を整えてあげられるか」という寺岡院長の考えのもと、診療時間にも来院しやすい配慮が。『湘南台ブレストクリニック』は月曜日と金曜日は20時までと夜まで診察。また、仕事で病院に行く時間がない方や小さなお子さんがいてひとりで出かけられない人でも来院しやすいよう、毎週土曜日の午前と第3週は日曜(午前中のみ)も開院しています。
そして『湘南台ブレストクリニック』で実際に検査をしている技師さんはすべて女性。寺岡院長も必要がなければ触診はされないそうです。「男性に胸を見られることに抵抗がある…」そんな方でも『湘南台ブレストクリニック』なら、気軽に検診が受けられます。
乳がんは早期発見で治るガン。そのために定期的な検診を
年齢階級別乳がん罹患率(全国統計値)2015年
胃がんや大腸がんの罹患率が年齢とともに上がるのに対し、乳がんは30代から増えはじめ特に40代~50代後半の罹患率か高い傾向にあります。この年代は子育てや仕事で忙しく、自分のことは後回しにしがち…。
しかし、乳がんは早期発見ができれば治すことができるがんです。「若くして亡くなってしまう人を一人でも減らしたい。この世代には1年に一度の検診を受けてほしい」と寺岡院長は乳がん検診の必要性を訴えます。
10月はピンクリボン月間で、世界規模で乳がん検診の必要性が呼びかけられています。「乳がん検診に行かなきゃ…」と思いつつもつい先延ばしにしがちなママモアナ世代の皆さん!ご自身のためにそして大切な人のために、この機会に乳がん検診を受けてみてはいかがでしょう。
『湘南台ブレストクリニック』保険診療
乳房のしこり、痛み、違和感、乳頭分泌などの症状がある方、以前に疾患を指摘された方、乳がん検診や人間ドックで異常を指摘された方は、保険診療の対象となります。
初診費用+マンモグラフィ+超音波検査 3割負担 3,000~4,000円
※がんが疑われる場合には外科的な生検が必要となることがありますが、その際にも詳しく説明があります
『湘南台ブレストクリニック』乳がんドッグ
自覚症状のない方、保険対象病名の結果のない方は自費検診の対象となります。 すべて医師が診察を行い、結果はその場で説明が受けられます。
3Dマンモグラフィ+超音波検査:12,000円
3Dマンモグラフィ:7,000円
超音波検査:5,000円
※視触診検査で所見がある時のみ、希望を確認の上で実施(追加費用なし)
※3Dマンモグラフィは通常マンモグラフィ撮影も同時に行います。
藤沢市乳がん検診
対象者:40歳以上の女性市民
40~49歳の方:マンモグラフィによる検診(2方向撮影) 3,000円
50歳以上の方:マンモグラフィによる検診(1方向撮影) 1,800円 (70歳以上の方は無料)
湘南台ブレストクリニック
住所 |
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〒252-0804 藤沢市湘南台1-1-6 湘南台駅前クリニックビル2F [Googleマップ] |
アクセス |
湘南台駅「出口E」から徒歩1分 |
電話 |
0466-41-0055 |
診察日・時間 |
月・金 9:30~13:00、15:00~20:00 火・水 9:30~13:00、15:00~18:00 土 9:30~13:00 日(第3日曜のみ) 9:30~13:00 |
休診日 |
木曜日(他病院で手術・外来治療) |
予約 |
WEB予約可⇒予約フォームはこちら |
駐車場 |
提携駐車場有り(湘南台パーキングセンター [Googleマップ]) |
WEBサイト |
https://www.shonandai-breast.com/ |
SNS |
夫の転勤であこがれの地、湘南へ。茅ヶ崎在住。湘南の太陽をいっぱい浴びて、美白とは縁遠い生活を満喫中。湘南で子育てを楽しむヒントを、お母さん目線で提案していきます。