葉山『げんべい商店』のビーチサンダルで、夏の足元はキマリ!

葉山に3店舗ある、ビーチサンダルで有名な『げんべい商店』。
地元の人はもちろん、観光客も、たくさんの人がビーチサンダルを求めて訪れます。

山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」の外観

逗葉新道料金所近くの長柄店

履きやすさにこだわったビーチサンダルの販売は60年以上で、親子3世代で長く愛用しているファンも多いそう。筆者も小学3年生の息子ともども、家族でお世話になっています。

さらに、オリジナルのTシャツなどさまざまな商品がびっしり並ぶ店内。そんな『げんべい商店』でのショッピングがより楽しくなる、ビーチサンダルを始めとした夏を彩る商品を紹介します。

足袋販売からスタート。葉山で愛されて150年以上の歴史

『げんべい商店』の歴史を紐解くと、その始まりはなんと江戸時代。1863年に足袋の製作・販売店として創業しました。店の名前は、創業者の葉山源兵衛の名前から『相刕屋源兵衛(そうしゅうやげんべい)』としたそうです。

葉山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」の店内

広い店内。入口扉は常に開放で換気もバッチリ

足袋離れが進んだ明治時代からは、足袋製作のかたわらよろず屋としてお店をシフト。そんな中、1950年代半ばごろからビーチサンダルの販売を開始したそうです。

葉山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」の5代目店主

お話を伺った、5代目店主の葉山英三郎さん

「1955年に製造された、日本のビーチサンダルの元祖と言われている『ブルーダイヤ』。その商品を初めにお店に置いたのが『げんべい商店』だったと言われています」と葉山さん。

当時、葉山の海岸沿いには企業の保養所がたくさんあり、夏になると多くの観光客で賑わっていたそう。そして、ビーチサンダルは観光客に大ヒット!現在のように、お店にたくさん商品を並べるようになったそうです。

葉山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」のビーサン

3店舗共通の名物、圧巻のビーチサンダル陳列!

ビーチサンダルで有名な『げんべい商店』ですが、Tシャツやバッグなどのオリジナルグッズ、海遊びに役立つおもちゃなど、親子の買い物がより楽しくなるアイテムが満載!

今回取材に伺ったのは、国道134号線や横浜横須賀道路からもアクセスしやすい長柄店。ほかにも国道134号線・葉山大道交差点近くの一色店、森戸海岸近くの県道沿いには海岸通り店と、葉山町内に合計3店舗あります。
どのお店も、とくにGWから夏はひっきりなしにお客さんの姿で賑わっています。


抜群の履き心地と歩きやすさ!『げんべい』のビーチサンダル

現在ではポピュラーなビーチサンダル。もともとはアメリカ人の工業デザイナーが、日本の草履をゴムで作りたいと神戸のメーカーに発注し、世界初のビーチサンダル「ビーチウォーク」が誕生したそうです。
その後、日本人に合うように改良されたのが「ブルーダイヤ」シリーズで、現在『げんべい商店』にも並ぶビーチサンダルです。「ブルーダイヤ」誕生から、今年で66年になります。

葉山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」の「ブルーダイヤ」

「ブルーダイヤ」ビーチサンダル(15.0~32.0㎝) 各1,250円

この「ブルーダイヤ」をもとにした、『げんべい商店』オリジナルのモデル(各1,250円)も販売されています。形や見た目はさほど変わりませんが、ソールのゴムの成分配合や鼻緒の穴の位置を若干変える細かい改良で、より一層の履き心地と歩きやすさを実現しました。

お店ではソールのかかと位置に貼られたサイズのシールが目印、オンラインショップでは「國光モデル」と表記されているものがげんべいオリジナルモデルです。

葉山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」の「ブルーダイヤ」と「げんべいオリジナルモデル」

左が「ブルーダイヤ」、右がげんべいオリジナルモデル

そして、「ブルーダイヤ」&げんべいオリジナルモデルともに、最大のこだわりポイントが歩きやすさ。

葉山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」のビーサンのつま先とかかと

かかとからつま先に向けて低くなるソール

ソールをよく見ると、つま先とかかとで高さが違うのが分かります。その違いは約2㎜。つま先がかかとより低いことで、歩行時の前方への体重移動がスムーズになるようサポートしてくれます。
さらにやわらかいソールが自分の足形に馴染んでいき、長時間歩いても疲れにくい履き心地です。

また、靴と違って足の指をしっかり使ってつま先から着地するビーチサンダルの歩行は、身体への衝撃が少ないとも言われています。
「これから成長していく子どもの足にもおすすめです」と葉山さんも言います。

葉山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」の子ども用ビーサン

子ども用も充実のカラーバリエーション

ビーチサンダルの陳列を見ると一目瞭然、カラーバリエーションも豊富です。ソールと鼻緒の色はそれぞれ10色以上あり、ソール×鼻緒の組み合わせは100パターン以上!

「どのビーチサンダルにするか、そしてサイズ感やカラーバリエーションなどは、お店でじっくり試していただいてご自身の足にフィットするものをお選びいただければ」と葉山さん。
お店には、腰かけて試し履きしやすいように長椅子も用意されていました。
大人も子どももどのカラーにするか、選ぶ楽しみもあるのが『げんべい商店』のビーチサンダルです。

Tシャツなど、「まるげ」オリジナルグッズも楽しい!

『げんべい商店』に行ったなら、ぜひチェックいただきたいのが「まるげ」ロゴがユニークなオリジナルグッズ。
例えば、先に紹介したビーチサンダルにも、「まるげ」ロゴがプリントされたバージョンもあります。

葉山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」のビーサン

「まるげ」プリントのビーチサンダル 各1,500円

そう、◯の中に「げ」の文字で「まるげ」と読みます。「まるげ」=『げんべい商店』は、逗子葉山ではお馴染みのマークです。

葉山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」の子ども用Tシャツ

子ども用のオリジナルTシャツ(90~120㎝) 各1,250円

この「まるげ」オリジナルTシャツは生地がとても丈夫で、ユニークでかわいいデザインがたくさん。そしてリーズナブルなお値段で、洗い替え用にと何枚も欲しくなっちゃいます!

葉山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」のTシャツ

葉山の海岸から見える富士山をプリントしたTシャツ

Tシャツも大人&子ども用とあるので、親子お揃いのコーディネートもできますよ。
ほかにも長袖Tシャツからトレーナーやパーカー、エプロン、バッグなどなど。さまざまなオリジナル商品があり、さらに新商品も続々登場するので、いつ来ても新鮮な発見があります。

葉山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」のTシャツ

ちなみに、『げんべい商店』の公式Instagramでは、さまざまなアイテム紹介に加えて、「#げんべい」のハッシュタグを付けた投稿をリポスト。みんなの「げんべいコーデ」をチェックすることもできますよ。


海でも街でも。『げんべい』のビーサンは夏のマストアイテム!

海に面した湘南の、夏の必需品といえばビーチサンダル。逗子葉山っ子にとって、ビーチサンダルといえば『げんべい』。逗子在住の筆者も息子も、夏の履物は『げんべい』のビーチサンダルがメインです。

葉山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」のTシャツとビーサンを身につけた子ども

2020年新作Tシャツ。足元はもちろんビーチサンダル

またお店には、ビーチサンダルと一緒に揃えておきたい水遊び用のおもちゃや、磯遊びで重宝する網などのアイテムも豊富に取り揃えています。

葉山のビーサン・ビーチサンダル専門店「げんべい」の水遊び用・磯遊び用グッズ

海遊びを楽しくするおもちゃもおまかせ!

とはいえ、コロナ禍の現在はなかなかお店に行きづらい状況。
ビーチサンダルやTシャツを始めとしたオリジナルグッズは、『げんべい商店』公式オンラインショップでも購入可能です。オンラインなら、どれにするか自宅でじっくり悩めますね。

この夏は『げんべい』でお気に入りの一足(二足三足欲しくなるかも!)を、ぜひ見つけてみてくださいね。



ライター
ライター:jpbanana
家族は夫・息子・犬一匹。東京→逗子生活も10年以上経過。海で泳ぎ、川で魚を探し、緑の中で虫採り。これからも子どもと一緒に楽しい発見をして、たくさんのママとシェアできたら嬉しいな。

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