鎌倉・長谷のあじさいの名所『長谷寺』へ、子どもと一緒にお出かけしよう!

鎌倉の“あじさい寺”として知られる『長谷寺』。紫陽花は5月末から6月下旬にかけて見ごろを迎え、青や紫に染まる境内は多くの人たちで賑わいます。

鎌倉・長谷寺のあじさい

『長谷寺』の正式な名称は『海光山慈照院長谷寺』。開創は奈良時代の天平八年(736年)と伝わる、鎌倉でも歴史あるお寺。
ご本尊は「十一面観世音菩薩像」で、長谷観音の名でも親しまれています。

鎌倉・長谷寺の提灯

2021年にはご本尊が造立1300年を迎えた『長谷寺』。それを記念し、現在の山門には赤い提灯に変わり、金色の提灯が吊るされています。

子どもも楽しめる鎌倉・長谷寺

古都・鎌倉の中でも歴史ある『長谷寺』ですが、実は子連れでも訪れやすいお寺。
探検気分が味わえる洞窟や水にぬらすと運勢が出てくる「水みくじ」、美味しいお団子など、小さなお子さんでも楽しめるスポットがいっぱい!

今回は見事な紫陽花スポットをゴールにした、『長谷寺』を親子で満喫できる参拝コースをご紹介しましょう。


『長谷寺』へのお出かけは、断然江ノ電がおすすめ!

長谷寺へ向かう江ノ電

『長谷寺』にも駐車場(30分 350円)はありますが、30台と駐車台数が限られているため満車になることも。また、近隣の道路は渋滞するため、江ノ電でのお出かけが便利です。

江ノ電から湘南の景色を眺める親子

江ノ電鎌倉駅から長谷駅までは、約5分。江ノ電藤沢駅から乗車の場合は30分近くかかりますが、のんびり電車旅もまた楽しいもの。藤沢から乗る場合は車窓から海を眺めることができ、子どもたちも飽きることはなさそうです。

鎌倉・長谷寺へ向かうママと子ども

『長谷寺』は江ノ電長谷駅から、海を背にして徒歩5分。駅からの道幅は少し狭いですが、お子さんと一緒でも、歩きやすい距離ですよ。

紫陽花鑑賞の前に、まずは洞窟でドキドキ体験!

『長谷寺』であじさいを楽しむと言えば、「経蔵」裏の「あじさい路(眺望散策路)」。山に沿って建てられた『長谷寺』の中でも、一番高い場所にあります。

鎌倉・長谷寺のあじさい路

画像提供:長谷寺

「あじさい路」にたどり着くまでにも、子どもが喜ぶ見どころが随所に。『長谷寺』は、ちょっとした冒険気分が味わえるのも魅力です。

まずは、山門を入ってすぐの右奥にある、「弁天窟」と呼ばれる洞窟に行くのがおすすめ。

長谷寺の洞窟の入り口

入口から右へ進むと、色とりどりの鯉が泳ぐ「放生池」が目の前に。その先にある赤い鳥居が、「弁天窟」と呼ばれる洞窟の入り口です。

長谷寺の洞窟の入り口

「弁天窟」は弘法大師が修行した場なのだとか。
洞窟に入ってすぐ右側には、五穀豊穣などのご利益がある「宇賀神(人頭蛇身)」がお祀りされています。

長谷寺の洞窟内の壁面

洞窟内の壁面には、音楽や弁舌などを司る女神「弁財天」と、その従者である「十六童子」のお姿が。
「十六童子」には商売繁盛や学問成就の神様をはじめ、衣装やお酒の神様も。いろいろな神様の姿に、子どもたちも興味津々です。

弁天窟の奥にはトンネル

「弁天窟」の奥には、頭上注意の看板とともに奥へと続くトンネルが。大人の場合は、かがまないと通ることができません。

いったいこの奥には何が!?まるで映画『インディー・ジョーンズ』のような世界です。

奉納弁財天

奉納弁財天 300円

奥へ奥へと進むと、弁天様の周りに小さな弁財天がずらり!小さな弁財天の像に願いを込めて、奉納することができます。

弁天窟の出口

ちゃんと出口にたどり着くことができて、ほっ!
こちらの「弁天窟」は知る人ぞ知る『長谷寺』の人気スポット。混みあう場合もあるので、譲り合って参拝するようにしましょう。

ご本尊「十一面観世音菩薩(長谷観音)」を拝観しよう!

洞窟でドキドキしたあとは『長谷寺』のご本尊がある「観音堂」を目指しましょう。

良縁地蔵

「観音堂」へと行く途中、「弁天窟」から階段を上った『長谷寺』の中腹には、愛らしい「良縁地蔵」が。
境内には三体連なっているお地蔵様が3カ所あるのだとか。すべて見つけることができると、良いご縁に恵まれるそうですよ。

長谷寺

写真提供:長谷寺

さらに階段を上ると、『長谷寺』のご本尊である「十一面観世音菩薩(長谷観音)」が安置されている「観音堂」が。
ご本尊造立1300年を迎えたこともあり、「観音堂」では様々な特別な行事が行われています。

長谷寺のお線香

まずはお線香(1本 50円)で身を清め、手指消毒をして堂内へ。

目の前にそびえ立つ大きな観音様のお姿に、子どもたちはびっくり!
「十一面観世音菩薩」は9.18mの高さを誇り、日本最大級の大きさと言われています。

長谷寺の十一面観世音菩薩

写真提供:長谷寺

普段は膝から下は見ることができないご本尊ですが、本尊造立1300年を記念し、2022年12月18日(日)まで、「本尊全身総開帳」を開催中。
観音様のお顔から足先までを拝むことができる、とても貴重な機会です。

長谷寺の御足参り

写真提供:長谷寺

また例年は12月18日のみ行われる「御足参り」も、期間中は毎日開催されています。
「御足参り」とは観音様の大きな足先に直接手を触れ、お参りをすることができる特別な機会。ぬくもりあふれる木肌を通じて、観音様の優しさに触れてみてはいかがでしょう。
特別参拝「御足参り」の詳細はこちら

「あじさい路」で、カラフルな紫陽花を楽しもう!

いよいよ、あじさいが咲く「あじさい路(眺望散策路)」へ。

長谷寺のあじさい路看板

「あじさい路」は、「経蔵」裏の山の斜面にある散策路。40種類以上約2500株ものあじさいが植えられ、青・紫・ピンク、白と色とりどりに咲き誇ります。
一番の見ごろは6月中旬。梅雨時ならではの、お楽しみです。

長谷寺のあじさい

写真提供:長谷寺

あじさいが咲く時期は、人々で混みあう「あじさい路」。6月の間は鑑賞中の密を避けるため、拝観券とは別に「あじさい鑑賞券(300円)」が必要です。拝観当日に、購入することができます。

長谷寺のあじさい

写真提供:長谷寺

『長谷寺』のあじさいは、種類が多いのが特長。種類によって満開の時期がそれぞれ異なるため、長い期間あじさいが楽しめるのも魅力です。

長谷寺のあじさい路の階段

「あじさい路」は山を階段で上っていくので、小さなお子さんと一緒の場合は足元に気を付けてくださいね。

あじさい路かから眺める鎌倉・由比ヶ浜

写真提供:長谷寺

「あじさい路」を登り切ると、あじさい越しに由比ヶ浜が。あじさいと海のコラボレーションは、なかなか見られない絶景!山を登ってきた疲れも吹き飛ぶ美しさです。

長谷寺境内には鉢植えのあじさい

写真提供:長谷寺

境内には鉢植えのあじさいもあり、こちらも見ごたえ満点!こちらは「あじさい路」よりも早く花が咲くそうです。

「地蔵堂」近くの卍池

写真提供:長谷寺

「地蔵堂」近くの卍(まんじ)池では、植え替えなどで剪定した花を楽しむことができます。ちなみに本格的な剪定は、7月に入ってから開始されるそうですよ。


歩き疲れたら、お食事処「海光庵」でひとやすみ

山肌に沿って続く「あじさい路」。沢山の階段を上ったこともあり、小さなお子さんは疲れてしまうことも…。大人にとってもなかなかの運動です。

長谷寺のお食事処・海光庵

営業時間は10:00から16:00まで(お食事は15:00まで)

そんな時におすすめなのが、お食事処「海光庵」です。寺院内にあるレストランですが、本格的な味わいが楽しめると人気なのだとか。

長谷寺の大吉だんご

「大吉だんご」は2本で350円

みたらしが2本ついた「大吉だんご」と抹茶のセットは900円。モチモチのお団子に、上品な甘さの餡が絡みつき絶品!子どもに人気の美味しさです。

長谷寺のカレー

お寺のカレー(スープ付き) 1,000円

ランチの場合は「お寺のカレー」がおすすめ!煎り大豆で丁寧に出汁をとり、十数種類のスパイスをブレンドしたカレールーに、お肉を模したこんにゃく炒めなどがたっぷり。まろやかな味わいで、辛さも控えめです。

長谷寺のレストラン・海光庵から眺める絶景

そして『海光庵』の名物と言えば、目の前に広がるこの絶景!窓際に座れば、眼下に広がる由比ヶ浜の風景を独占できます。

長谷寺の見晴台

『海光庵』が満席の場合は、「観音堂」の近くの見晴台もおすすめ。テーブルと椅子があり、鎌倉の街並みと由比ヶ浜、遠くは三浦半島まで見渡すことができます。
売店(不定休)や自動販売機もあるので、潮風を感じながらほっと一服するのもいいですね。

紫陽花が咲く『長谷寺』へ、子どもと一緒に出かけてみよう!

アップダウンが多い『長谷寺』は、ベビーカーでの移動は大変!赤ちゃんが一緒の場合は抱っこ紐などがあると便利です。

長谷寺入り口のベビーカー置き場

入り口近くにはベビーカー置き場があるので、ここに置いて参拝しましょう。

長谷寺・オムツ替え台もあるトイレ完備

境内に入ってすぐの場所と駐車場脇には、おむつ替え台を設置したトイレを完備。駐車場そばのトイレにはコインロッカーもあるので、大きな荷物を預けて身軽に参拝ができます。

長谷寺のあじさい

写真提供:長谷寺

『長谷寺』の境内には休憩できる場所もたくさんあるので、子連れでも安心です。
5月末から咲き始め、6月中旬に見ごろを迎える『長谷寺』のあじさい。ぜひ、お子さんと一緒にお出かけくださいね。

『長谷寺』の混雑状況はこちらで確認することができます。お出かけ前にぜひ、ご活用ください。


ライター:honobono
夫の転勤であこがれの地、湘南へ。茅ヶ崎在住。湘南の太陽をいっぱい浴びて、美白とは縁遠い生活を満喫中。湘南で子育てを楽しむヒントを、お母さん目線で提案していきます。
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