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茅ヶ崎市を東西に走る鉄砲道。その海沿いに建つレンガの建物の2階に『ozu cafe(オズ カフェ)』はあります。
『オズカフェ』を切り盛りするのは、田代敦樹さんとこずえさんご夫婦。小学生のお子さんを持つパパとママでもあります。
身体に優しいお料理が楽しめると評判の『オズカフェ』。赤ちゃんや子どもと一緒に行きやすいと、地元のママやパパたちに愛されているカフェなのだとか。
今回は『オズカフェ』にお邪魔して、その魅力に触れてきました!
日ごろの育児疲れを癒してくれる、優しく温かな雰囲気
カフェのコンセプトは、“ナチュラルな自分になれるカフェ”。
「皆さんお忙しいのでね。慌ただしさをちょっと脇にどけて、素の自分に戻れる場所、ほっこりできる場所が作れたら」とこずえさんは微笑みます。
11年前のオープン当初、お子さんは0歳の赤ちゃん。当時、敦樹さんはお子さんを背負って厨房に立っていたそうです。
そんな経験もあり、敦樹さんとこずえさんは赤ちゃんや小さなお子さんもウエルカム!なかなか食事ができないママに代わって、こずえさんが赤ちゃんを抱っこしたりあやしたりすることもあるそうです。
カフェには、子どもが喜びそうな絵本やおもちゃがたくさん。ママが食事中に子どもが飽きてしまった時に、これはありがたい!
『オズカフェ』のお客さまは、主婦の方がメイン。そのためか、田代さんご夫妻だけではなくお客さまも、子どもに対して寛容な方が多いのだとか。子どもが泣いてしまっても「懐かしいわね、かわいいわね」と温かい雰囲気なのだそうです。
「子どもが迷惑をかけないか」と、いつも周りに気を使ってばかりのママやパパにとって、うれしいですね。
こずえさんの実体験に基づいた、身体に優しい食事を提供
『オズカフェ』のメニューの特長は、主食が玄米であること。
もともとはアレルギー体質で薬が手放せなかったというこずえさん。子どもを授かりたいと思った時、体質改善には玄米菜食がいいと知り、主食を玄米に替えて動物性食品を減らすようになったのだとか。
その結果、こずえさんのアレルギー体質は徐々に改善。今では、ハウスダストやぜんそくの薬は必要がなくなったそうです。
玄米に並び『オズカフェ』の象徴的なメニューが、自家製酵素ジュース。果物と甜菜糖のみで発酵させた自家製シロップを使用しています。
ご近所さんの頂き物のすだちや、間引かれて捨てられてしまう運命だった藤沢のブランドぶどう「藤稔」の摘果ぶどう、こずえさんのご実家がある大分から送られてきたカボス…。自家製シロップは、ご夫婦とご縁がある先から届いた旬の果物で、手作りされているそうです。
身体に優しい食事が楽しめるとはいえ、ヴィーガン食とは異なり、動物性食品は一切NGという厳しさがないのが『オズカフェ』の料理の特長。玄米菜食の良さと、お肉の美味しさをうまく融合した食事が楽しむことができますよ。
それでは、美味しいランチメニューをご紹介しましょう!
いろいろな食材が美味しく食べられる満足ランチ
11:30~15:00のランチタイムには、4種類のメニューが揃います。
一番人気のメニューが「ozu cafeプレート(1,300円)」。4種類から選べるメインに、4種のデリ、サラダ、スープ、玄米ご飯が付いたボリューム満点のプレートです。平日だけではなく、土・祝日も楽しめるのはうれしい!
この日はメインに、「車麩のカツ ねぎ味噌ディップ添え」をチョイス。昆布だしとみりん、しょうゆで煮た車麩を香ばしく揚げたカツは、カリッとした歯ごたえの奥にじゅわっと煮汁がにじみ出る驚きの美味しさ!ねぎ味噌ディップにもよく合います。
この日のデリは、ニンジンのラペとぬか漬け、トマトとツナの揚げ餃子、白菜ベーコンのクリーム煮。スープは根菜の豚汁でした。
この一皿でさまざまな食材が楽しめて、栄養バランスも抜群!
こちらは、開店当初から人気のメニュー「3種のきのこのトマトリゾット(1,200円)」。トマトのさわやかな酸味にチーズのコクが効いたリゾットに、チキンのから揚げか車麩のカツを選ぶことができます。
「チキンと厚揚げのレッドカレー(1,200円)」は、クセになる辛さと評判のタイ風カレー。鶏肉を減らすために、厚揚げを加えています。中には大根も入っていて、味がしっかりしみていて絶品!ココナッツミルクの香りが、食欲をそそります。
他にも、スパイスからじっくり炒めて作った「スパイスチキンカレー(1,200円)」も。この日は売り切れてしまって食べることができませんでしたが、こちらも人気の定番メニューだそうです。
ランチプレートのサラダに使われている自家製ドレッシングがこれまた絶品!野菜をたっぷりと使ったドレッシングはご飯にもよく合う味わいで、お客さまの間でも人気が高いのだとか。
ドレッシングは700円で購入も可能。空きボトルを持っていけば600円になります。
「子どもと一緒だと、辛いカレーはあきらめるしかない…」ということも多いと思いますが、「キッズプレート(500円)」もあるのでご安心を!
すりおろした玉ねぎに鶏肉を漬け込んだから揚げは、お肉がやわらくてジューシー。飛行機をかたどった玄米ご飯は、女の子の場合はくまちゃんの形になるそうです。
モチモチに炊きあげられた玄米は、お子さんでも美味しく食べられるのだとか。筆者の娘もペロッと完食していました。
離乳食の持ち込みももちろんOKで、温めもしてくれるそう。ベビーチェアもあるので、小さなお子さんが一緒でも安心です。
キッズプレートを除くすべてのランチプレートには、コーヒーなどのドリンクがセットに。ルイボススティーなどのノンカフェインドリンクもあるので、妊娠中・授乳中のママも安心。プラス100円で、先ほどご紹介した自家製酵素ジュースも選ぶことができます。
15:00から19:00までは、ティータイム。かつて洋菓子店で働いていたこずえさん自慢のスイーツを楽しむことができます。
写真は「ベイクドバニラチーズケーキ」と「濃厚ブラウニーバニラアイス添え」のハーフサイズのセット(各250円・フルサイズ各500円)。
ブラウニーはバターではなくこめ油を使用し、動物性油脂をカット。ベイクドチーズケーキは、濃厚なチーズ味わいの中にレモンの酸味が効いていて、また食べたくなる美味しさです。
ティータイムに500円以上のスイーツとドリンクをセットにする場合、ドリンクは150円値引きになります。
『ozu cafe』は、大人も子どもも笑顔になれるカフェ
「みんなで集まれる場所が作りたいね」という夫婦の想いから始まった『オズカフェ』。不定期で、地元ミュージシャンのライブなども行われています。子どもも参加可能のライブも多いそうですよ。
2021年12月24日(金)には、福岡県出身のシンガー・ソングライター相川理沙さんと茅ヶ崎在住の「KURAI FAMILY BAND」がアコースティックライブを開催。
おいしいチキンとパン、大人はお酒を片手に、ライブは大盛況!子どもも一緒にコーラスに加わり、とても楽しそうでした。
コロナ禍で中止を余儀なくされていたライブですが、今後は徐々に再開予定とのとこと。詳細は『ozu cafe』WEBサイトをチェックしてくださいね。
もともと敦樹さんはバーテンダーだったこともあり、お酒の種類も充実。コロナ禍が落ち着いたら、バータイムも曜日限定で再開されるとのことなので楽しみですね。
日々の子育てで、余裕がない…というママやパパ。『オズカフェ』の美味しい料理やスイーツで、ほっと一息ついてみてはいかがでしょう?
いつも笑顔の敦樹さんとこずえさん、そして包み込むような温かな空気が、優しくお出迎えしてくれますよ。
ozu cafe(オズカフェ)
住所 |
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〒253-0054 神奈川県茅ヶ崎市東海岸南2-10-2 イーストコート2102 2階 [Googleマップ] |
アクセス |
【徒歩】JR茅ヶ崎駅南口より徒歩15分 【バス】辻堂方面からの場合:JR辻堂駅南口から、神奈川中央交通(辻02)「茅ヶ崎駅南口」行き「駐在所前(茅ヶ崎市)」から徒歩2分 茅ヶ崎駅方面からの場合:JR茅ヶ崎駅南口から、神奈川中央交通(辻13)「辻堂駅南口」行き「駐在所前(茅ヶ崎市)」から徒歩3分 |
電話 |
0467-86-0860 |
営業時間 |
11:30~21:00※最新情報はSNSでご確認ください |
定休日 |
日曜日 |
駐車場 |
有り(他店と共同で4台) |
WEBサイト |
https://ozucafe.shopinfo.jp/ |
SNS |
facebook Instagram |
夫の転勤であこがれの地、湘南へ。茅ヶ崎在住。湘南の太陽をいっぱい浴びて、美白とは縁遠い生活を満喫中。湘南で子育てを楽しむヒントを、お母さん目線で提案していきます。