西鎌倉『レ・シュー』は、暮らしを彩る人気のケーキ・フランス菓子が満載!

※『レ・シュー』西鎌倉本店とテラスモール湘南店は、2023年5月末日に閉店しました。

鎌倉市の中でも西側、山に囲まれた静かな住宅街が広がる町・西鎌倉。
湘南モノレール「西鎌倉」駅より徒歩5分、車でもアクセスしやすい場所に『フランス風創作菓子 les choux(レ シュー)』があります。

西鎌倉・レシューの店舗外観

洋館風の外観と、広々とした駐車場が目印の本店です。
ここ西鎌倉に1996年にオープンしてから25年以上、地元に根付きながらも全国にも多くのファンがいる人気のお店。辻堂にあるテラスモール湘南にも支店があります。

西鎌倉・レシューの店内に並ぶスイーツ

ロングセラーの「にしかまプリン」を始め、25周年を機にリニューアルしたショートケーキやシュークリームなど、さまざまな種類のフランス菓子が店内に並びます。さらに1歳のお誕生日ケーキ特典やギフトとして贈りたい焼き菓子詰め合わせといった、暮らしのシーンを彩る用途もたくさん!

そんな『フランス風創作菓子 レ・シュー』、今回は西鎌倉本店にお邪魔してお話を伺ってきました。その歴史や子どもと一緒に楽しめる商品について詳しくご紹介します!

『レ・シュー』の原点となった、フランスのスイーツ文化

『フランス風創作菓子 レ・シュー』をオープン、現在もオーナーシェフを務める倉内正巳さん。

西鎌倉・レシューのオーナーシェフ

オーナーシェフの倉内正巳さん

鎌倉出身の倉内さん。ご実家は鶴岡八幡宮にほど近い鎌倉市雪ノ下で、親戚が小町でレストランを経営していたそう。
「昔の大晦日は電車も終夜運転をしておらず、年越しでの初詣客を迎えるため観光地の飲食店はオールナイト営業でした。僕も高校時代などに手伝いをしたことがきっかけで、料理の道へ進むことを決めました」と話します。

西鎌倉・レシューのホールケーキ

フランス料理を勉強するべく大阪の専門学校に入学、卒業後は都内レストランでの修行を経て、24歳のときに渡仏。フランス各地のさまざまなレストランを体験して回ります。
「そのときに衝撃を受けたのが、スイーツの存在価値です。日本とは違って、料理と同じぐらいスイーツを大事にしている文化があり、クオリティも高かったんです」
その体験がきっかけで帰国後はお菓子作りへと転向。さまざまなフランス菓子専門店で修業を重ねます。

西鎌倉・レシュー25周年記念

2021年8月に25周年を迎える

1996年、ここ西鎌倉にて独立。現在の本店よりわずかに離れた場所にオープンしました。
西鎌倉を選んだ理由は、「住宅街の中で地元の人に愛されるお店にしたいこと。そして、わざわざでも『レ・シュー』のお菓子を買いに足を運んでもらえるぐらいのお店にしたかったんです」と話します。

西鎌倉・レシューのロゴ

店名の『レ・シュー(les choux)』は、初めての修行先だった「フランス家庭料理レストラン レ・シュー(2016年に閉店)」の名前から。
「当時抱いていた夢や希望を忘れないように、いつでも初心に戻れるように。お世話になったオーナー夫妻に事情を説明して『使わせてください』とお願いしたら快諾してくださり、とても嬉しかったです」と振り返ります。

2003年には現在の場所に移転し、その後テラスモール湘南にも出店。オンラインショップでは、全国の『レ・シュー』ファンにお菓子を届けています。


店内には、さまざまな種類のお菓子がびっしり!

『レ・シュー』西鎌倉本店の店内に一歩入ると驚くのが、そのお菓子の豊富な種類。

レシューの焼き菓子

広い店内には生菓子から焼き菓子、各種詰め合わせや冷凍してある商品など、たくさんの種類が並び、まるでお菓子の家のような空間です。

レシューのカットケーキ

フランス菓子の製法をベースに、地元鎌倉の和のイメージを融合させているという『レ・シュー』の商品。フレンチ出身の倉内さんが丁寧に作るお菓子は、見た目も彩り豊かできめ細やかな仕上がり。ショーケースのケーキは、午後にはガラガラになってしまう日も多いそうです。

イートインスペース

また、売り場の一角にはテーブルと椅子が完備されたフリースペースがあり、テイクアウトした商品はここで食べてもOKなのだそう。「フォークやスプーンなどが必要な方は、購入時にお声がけくださいね」と倉内さん。
「すぐ食べたい!」という子どもの気持ちに応えてくれる、嬉しいサービスですね。

25周年を機に全商品を見直し、リニューアル商品も

2022年4月以降、1年かけて「『レ・シュー』の全商品を見直します!」と宣言した倉内さん。
「有難いことにお店は25周年を迎えましたが、ずっと同じ製法だと時代遅れになっているものもあるかもしれない。もう一度初心に戻って、見直してみようと思って」と話します。

そんなリニューアル一番手が、王道ショートケーキ。

レシューのショートケーキ

2022年4月リニューアル時のショートケーキ

「まずはスポンジから見直し、より一層ふわふわになるように。以前から数種類を独自にブレンドしていた生クリームは、さらに軽くて口溶け良くなるように改良。イチゴはスライスから半割にグレードアップさせました」
リニューアル後は「もっと美味しくなった!」と、今までの倍近くの数が出るようになったのだとか。2022年10月現在は一旦販売をお休みし、さらにサイズなどもグレードアップさせる予定なのだそう。

レシューのシュークリーム

マ・ファボリット(シュークリーム) 198円

さらに、定番シュークリームも刷新。
「シュー生地をゼロから新しくして、大ぶりに刻んだアーモンドとグラニュー糖をトッピングして焼き上げてキャラメリゼに。ただ、カスタードクリームは創業時から愛されている自慢のもの。敢えてそのまま残しました」
濃厚なカスタードクリームが、軽い味わいのシュー生地によって後味さっぱり。さらにアーモンドの旨味とコクがいいアクセントになっています。

人気プリンに定番ケーキ。リッチな味わいの生菓子

忘れてはいけないのが『レ・シュー』の代名詞的な商品、「にしかまプリン」。

にしかまプリン

にしかまプリン 339円

創業以来の人気商品で、“なめらかプリン”の火付け役とも言われている逸品です。卵の味わいをダイレクトに感じられて、とにかくなめらか。小さい子でも食べやすく、またプリンが苦手という人も「『にしかまプリン』なら食べられる」という声もあるそう。

メープルプリン

メープルプリン 439円

倉内さんが試行錯誤しながら何十回と試作をして、2年半もの月日を経て誕生したのが写真の「メープルプリン」。
「にしかまプリン」同様のなめらかさで、口に入れるとすっと溶け、メープルシロップの優しい味が余韻として残る絶妙な味わいのプリンです。こちらはオンラインショップでのお取り寄せも可能です。

モンブランケーキ

モンブラン 636円

定番「モンブラン」は、下からパイ生地→バターとアーモンドのクリーム→カスタードクリーム→生クリーム→オリジナルマロンクリームという贅沢な構成。しっかりと栗を感じる濃厚な味わいで、満足感もたっぷり!

シャインマスカットと巨峰のショートケーキ

季節限定のケーキも要チェックです。
写真は、取材時にあった秋限定の「シャインマスカットと巨峰のショートケーキ(871円)」。旬のシャインマスカットとピオーネ系の葡萄をふんだんに使用し、香りと甘さが口いっぱいに広がります。この時期にしか味わえない贅沢なケーキです。


日々のおやつタイムに、ギフトにもぴったりの焼き菓子

『レ・シュー』に並ぶ、盛り沢山の焼き菓子たち。どれも特長があり、それぞれの美味しさがあります。

レシューの焼き菓子・にしかまチーズ

オープン翌年からのロングセラー商品「にしかまチーズ(プレーン / ショコラ)(各150円)」。厳選したクリームチーズを使用し、鮮度を保つために出来上がりを急速冷凍しています。食べるときは冷蔵庫で自然解凍を。ふわっと溶けるような軽い食感で、チーズの濃厚な味わいが舌に残ります。
5個(920円)、10個(1,800円)の箱入りもあります。

レシューの焼き菓子・にしかま檸檬

にしかま檸檬 289円

2022年登場の新作「にしかま檸檬」は、生地に瀬戸内レモンを皮ごと使用していて、レモンの爽やかな酸味と香りが感じられます。レモン風味のホワイトチョコレートをコーティングしてあり、食べる少し前に冷蔵庫で冷やすとチョコレートがパリッとした食感になりますよ。
5個(1,599円)、10個(2,989円)の箱入りもあります。

レシューのラング・ド・シャ焼き菓子

こちらも新商品の『ラング・ド・シャ』シリーズ。たっぷりのバターと厳選した小麦粉を使って焼き上げています。美しいデザインのパッケージ缶で、お持たせにぴったりの一品。
ネコとリス缶(2,784円)、丸缶(各1,196円)、長方形のビジュー缶(各1,196円)の3種類があります。

レシューの焼き菓子・鎌倉の散歩道

鎌倉の散歩道(腰越) 15品2,000円

『レ・シュー』の焼き菓子をちょっとずつ、さまざまな種類を楽しめるのが「鎌倉の散歩道」シリーズ。写真のほかにも「稲村ガ崎(12品2,500円)」「由比ガ浜(15品3,000円)」「鎌倉山(15品3,500円)」「七里ガ浜(18品4,000円)」があり、包装紙には鎌倉の古地図があしらわれています。

焼き菓子の賞味期限は20日。日々の子どもとのおやつタイムや、詰め合わせはお土産やギフトにも。オンラインショップから送ることもできますよ。

1歳のお誕生日には特別なアニバーサリーケーキを!

人生初めてのお誕生日を『レ・シュー』もお祝いさせてくださいと、オープン後まもなくして始まったのが「1歳のファーストアニバーサリー」。

1歳のファーストアニバーサリーケーキ

定価2,920円のショートケーキを、会員登録で次回購入時に使える2,500ポイント(2,500円相当)をポイントバック。実質420円で購入できるサービスです。
1日10台限定で、受け取りはテラスモール湘南店でも可能です。予約方法など詳細は公式サイトを確認くださいね。

レシュー西鎌倉店のエントランス

西鎌倉本店での受け取りの場合は、当日、お店入口の看板に名前を記入。この看板前で、子どもと記念撮影をする親子も多いそうですよ。

暮らしを彩る、さまざまなスイーツと出会えるお店

ケーキやプリンに加えて焼き菓子の数々。その一つ一つ、どれも「常にお客様を驚かせたい、喜んでもらいたい」という倉内さんの想いが込められています。

ロールケーキの製作風景

通年ある定番から季節のお菓子、そしてクリスマスやハロウィンなどのイベント時にはカスタマイズ商品も並ぶので、その時々に楽しめるお菓子との出会いもたくさんあります。

西鎌倉・レシューのスイーツ

「『レ・シュー』の商品が皆様に愛されて、日々の生活に寄り添いながら長く続けていけるお店でありたい」と願う倉内さん。
暮らしを豊かに彩ってくれる美味しいスイーツを探しに、ぜひ足を運んでみてくださいね。


ライター
ライター:jpbanana
家族は夫・息子・犬一匹。東京→逗子生活も10年以上経過。海で泳ぎ、川で魚を探し、緑の中で虫採り。これからも子どもと一緒に楽しい発見をして、たくさんのママとシェアできたら嬉しいな。
茅ヶ崎子育てインフォメーション
湘南の子ども習い事
湘南の美味しいお土産

おすすめ記事

  1. 逗子『Crêpe Shop Barubora(クレープショップ バルボラ)』で、ご褒美スイーツを

  2. ファーストシューズキット

    鎌倉『ウメロイーク』のファーストシューズキットで、オリジナルの一足を。

  3. 湘南の美味しいお土産

    湘南土産に!お取り寄せもOK!湘南の美味しいものカタログ

  4. 逗子カフェ・Zushiまりん

    逗子のカフェ『Zushiまりん』は、親子で楽しめる家庭料理が満載!

  5. 鵠沼海岸のおにぎり専門店『鵠沼ライス』

    鵠沼海岸『KUGENUMA RICE(鵠沼ライス)』のおむすび片手に湘南散歩へ出かけよう!

  6. 湘南で1番好きなアイス&かき氷 Vol.1

    藤沢・真夏に食べたい雪氷『あずきや氷伝(こでん)』