働くママの悩み、先輩ママに聞いてみよう!茅ヶ崎市職員・ワーママ座談会

茅ヶ崎市ファーストプレゼント事業

いよいよ復職。でも、育児と仕事、そして家事。すべて回せるのか不安…。
そんなママさんパパさんも多いのではないでしょうか。

復職後の不安や疑問は、実際に働いているママの声を聞くのが一番!

今回は茅ヶ崎市 教育推進部図書館・館長補佐の橋村智美さんが、子育て中の市職員のママさんたちが抱える疑問や不安にお答えします。

茅ヶ崎市の子育てママ職員

左から松田悠里子さん 橋村智美さん 関根麻衣子さん

橋村さんもかつて育休を経て復職し、子育てと仕事を両立してきた先輩ママ。「同じ組織で働く同じような立場の職員とつながることで、ママ職員の悩みを解消できれば」という思いから、茅ヶ崎市役所内で「ママ職員のためのランチミーティング」を開催されています。
今回の座談会には、ランチミーティングにも参加されている子育て真っただ中の2人のママさん職員に、ワ―ママのリアルな悩みやモヤモヤを語っていただきました。

自分よりもちょっと先を行くママの声には、悩みを解決する鍵がきっとあるはず!
復職に不安を持つ方はもちろん、いつか働きたいと思っているママさんも、ぜひ最後までご覧くださいね。

お悩みその1
子どもとの時間が取れない‥。どうしたらいい?

ーー関根麻衣子さん(以下関根さん)
保育園のお迎えが18時頃になってしまい、子どもと関わる時間があまり取れません。

ーー松田悠里子さん(以下松田さん)
寝るときに「お母さんともっと遊びたかった」と子どもに言われてしまい、罪悪感…。橋村さんのお子さんが小さかった時に、帰宅後にこれだけはやっていたということがあれば教えてください。

帰ったらご飯の支度、お風呂、寝かしつけ…子どもと遊ぶ時間ない!

ーー橋村智美さん(以下橋村さん)
私自身は今振り返ってみると、子どもと向き合うことを優先するよりも、やらなきゃいけないことばかりに目を向けてしまっていたような気がします。
その経験を踏まえて思うのは、帰宅後15分とか30分と時間を決めて、子どもとの時間を作るのがいいのかなと。お母さんは限られた時間の中でやることが多く、子どもが遊んでいる間にこっちを片付けたいとかあると思います。でも15分、30分と自分が子どもと向き合う時間を持つことができたことで、ママも満足感が得られると思います。

子育てママ職員とのインタビュー

ーー関根さん
自分のやりたいことをやりながら子どもと遊ぶことがあったので、時間を区切って子どもと向き合うことで、自分が満たされそうですね。

ーー橋村さん
仕事と子育てに追われていると、どうしてもできないことに目が行きがちですが、その時にできたことに目を向けてほしいなと思います。自分に課したタスクやハードルで自分を苦しめるのではなく、いつも頑張っている自分をほめてあげてほしいですね。

お悩みその2
イライラモヤモヤしたくない!家事分担どうする?

ーー松田さん
パートナーとの家事分担はどうされていましたか?話し合いとかされたんでしょうか?

ーー関根さん
橋村さんご自身もお忙しいかと思いますので、分担をどうされていたのか気になります。

洗濯はパパの担当じゃなかったっけ!? モヤモヤ・・・

ーー橋村さん
私自身は、今思えば明確に役割分担ができていなかったですね。一人目の時は私が忙しく、二人目の時は夫が忙しく、夫婦それぞれがワンオペ気味でした。
もし役割分担ができるのであれば“両者合意の元”、役割を決めたほうがいいですね。なぜ“両者合意の元”が大事かというと、期待してやってもらえなかった時のストレスが大きくなるからです。

ーー関根さん
わかります(笑)

時短勤務も経験された橋村さん

ーー橋村さん
「あなたがやってくれるはずだったんじゃないの?」という不機嫌なオーラを出してしまったり、「察して!」という思いから言葉尻が強くなったり…。分担があいまいで、お互いが思い込みのままでいると、お互いにストレスになってしまいますよね。でも、明確に役割分担ができていれば、そういったトラブルや不機嫌をまき散らすこともないのかなと。また、役割が明確であれば仕事と一緒で、できなければ代わってもらうこともしやすいと思います。

お悩みその3
自分のキャリアアップ、どうする?

ーー関根さん
「ここまでやりたい」というところまで到達できずに、その日の仕事を終えざるを得ないのが時短勤務の歯がゆさですね。

今日中に何とかここまで 終わらせたい…。

ーー橋村さん
私も時短勤務をしていましたが、折り合いが付く日は残業したりなど調整をしながら仕事をしていました。しかし時短勤務という限られた時間の中で、少しでも効率を上げようと意識して、毎日仕事に取り組まれていることは、この先仕事を続けていくうえですごいスキルになると思います。効率的な仕事の進め方をどんどん体得していくことになるので、すごくいい仕事ができるようになるのではないかと。これは働くママの強みですよね。

ーー松田さん
私は今子育てと仕事の両立で目の前のことしか見えていなくて、この先自分が何をしていきたいかゆっくり考える時間がありません。橋村さんは仕事のステップアップのために資格を取得するなど考えていましたか?

キャリアアップのための勉強とか、そんな余裕ない!

ーー橋村さん
育休中や時短勤務時に資格を取得される方もいらっしゃいますが、私にはその発想はなく、子どもと過ごす時間に専念していました。仕事に対する学びというより、子育てに関する学びに興味があったように思います。茅ヶ崎市が主催するみんなでしつけの練習をする講座「ほしつ☆メソッド」などに参加していました。

茅ヶ崎市の子育てママ職員

ーー松田さん
リスキリングなど、勉強しなきゃいけないといった雰囲気にプレッシャーを感じて…。でも、仕事に関する勉強はもう少し落ち着いてからでもいいのかなと。橋村さんのお話を聞いて安心しました!

茅ヶ崎市役所「ママ職員のためのランチミーティング」

職場と自宅と保育園の行き来で、子育てと仕事の両立の悩みやちょっとした困りごとなど話す機会がないママ職員のために、橋村さんが始めた「ママ職員のためのランチミーティング」。1~2ヶ月に1度くらいの割合で開催されています。

茅ヶ崎市子育てママ職員・橋村さん

悩みの多くは、経験していないことによる想像で、余計に不安になってしまうことが多いと思います。ちょっと先を経験している人の話を聞くことで、その先のイメージが付きやすいのかなと思います。(橋村さん)

茅ヶ崎市子育てママ職員・関根さん

小学生のお子さんがいる先輩ママの話を聞くことで先のイメージを持つことができ、不安が解消できました。(関根さん)

茅ヶ崎市子育てママ職員・松田さん

他の人も同じことを悩んでいるという話を聞いて、自分だけじゃないとほっとしました。参加してよかったです。(松田さん)

茅ヶ崎市ファーストプレゼント事業

『茅ヶ崎市ファーストプレゼント事業』は、お子さんの誕生を社会全体で祝福し子育てを応援する気持ちを込め、2万円相当のギフトカタログとしてお贈りする事業です。
※2023年4月1日以降にお子さんが生まれた、茅ヶ崎市在住のご家庭が対象

【関連記事】茅ヶ崎市「こどもまんなか応援サポーター」宣言発表!


ライター:honobono
夫の転勤であこがれの地、湘南へ。茅ヶ崎在住。湘南の太陽をいっぱい浴びて、美白とは縁遠い生活を満喫中。2023年に保育士資格を取得。湘南で子育てを楽しむヒントを、お母さん目線で提案していきます。
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